今回は「もっと」の言い換え表現を紹介します!
「もっと」は、その対象となる物や事象の程度や状態が、さらにその度合いを強めるというときに使う言葉です。
この言葉は、比較的カジュアルな言葉に分類され、フォーマルなシーンではあまり使用しません。
この記事では「もっと」の言い換え語について紹介しています。
興味がある方は記事の続きへどうぞ!
もっととは?意味は「さらにその程度を高める」
「もっと」の意味=さらにその程度を高めるさま
「もっと」は使い勝手の良い言葉ですが、フランクな表現のためビジネスシーンでは適切な言葉に変換しましょう。
この事業を継続させるには、もっと集客率を上げなければなりません。
もっとの”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずはもっとのフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①益々
益々=「以前よりその程度がなおいっそう大きくなる、発展すること」の意味
日常的な会話などで用いられる場合は、平仮名で表記されることもあります。
ビジネスシーンに向いている表現であり、特に文章やメールでの定形句として用いられることが多いです。
この事業を継続させるには、集客率を益々上げる必要があります。
②更に
更に=「これまでの状態からその程度が増すこと」の意味
更には、同じ事柄が重なったり加わったりすることを表す意味もあります。
もっとの敬語表現の言い換えとして、用いられる表現でもあります。
この事業を継続させるには、集客率を更に上げなければなりません。
③より
より=「一段と程度が勝ること」の意味
よりは、他に比較するものがある場合に使用されやすい言葉です。
もっとの敬語表現の言い換えとして、よく使われる表現だと言えます。
この事業を継続させるには、集客率をより上げなければなりません。
④なお一層
なお一層=「現在の状態からさらに進む様子」の意味
なお一層は、日常会話で使われるというより、目上の相手に対してやフォーマルな場所で使われやすい言葉です。
この言葉は、重要な情報やポイントを相手に注目してもらいたいときに使用すると効果的です。
この事業を継続させるには、集客率をなお一層上げなければなりません。
⑤一段と
一段と=「比較すると相違がはっきりと分かる様子」の意味
一段とには、すでにそうである状態からよりその傾向が強まる様子を表す意味もあります。
カジュアルなシーンというより、フォーマルな場面で使うことが多い表現です。
この事業を継続させるには、集客率を一段と上げなければなりません。
⑥加えて
加えて=「前述したものに他の内容を付け加えること」の意味
加えては、日常会話でもビジネスシーンでも、どちらの場面でも使える言葉と言えます。
似たような意味の併せては「同時に、平行に」という意味ですが、加えては「新たに」という意味で使用されることが多いので、注意しましょう。
この事業を継続させるには、利益率を上げることに加えて集客率を上げなければなりません。
⑦増して
増して=「数量や程度が増えること、大きくなること、それ以上」の意味
増しては、「成長が増す」などの、高める、伸ばす、進めるという意味も持ち合わせている言葉です。
ビジネスシーンにおいて、よく使用される表現と言えるでしょう。
この事業を継続させるには、今よりも増して集客率を上げなければなりません。
⑧且つ
且つ=「ある事柄に対してもう1つ事柄を付け加えること」の表現。
且つは、その意味を強調したいときに使用する場合、「尚且つ」と表現すると効果的となります。
日常会話ではあまり使われず、ビジネスシーンで使われる機会が多い言葉です。
この事業を継続させるには利益率を見直し、且つ集客率を上げることが大切だ。
もっとの”カジュアル”な言い換え・類語!
もっとのカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑨いっぱい
いっぱい=「溢れるぐらいに満ちている様子、数が多いこと」の意味
いっぱいは漢字で一杯と表記され、もうこれ以上入らないという意味で使われる事が多いです。
液体などの数えることが出来ないものに対して、使用する場合に適している言葉です。
この事業を継続させるには、集客率を今までよりもいっぱい上げなければなりません。
⑩たくさん
たくさん=「数量が多いこと、豊富」の意味
漢字で表記される沢山は、物が豊かで山のようにある状態を表しています。
たくさんは、いっぱいとは反対に数えられるものに対して用いられることが多い言葉です。
この事業を継続させるには、集客率を今よりたくさん上げなければなりません。
⑪おまけに
おまけに=「それに加えて、さらに」の意味
おまけには、文章で使われる言葉というより、会話の中で使用されることが多い表現と言えます。
ビジネスシーンや目上の相手に対してはあまり適さない表現なので、使う場面には注意しましょう。
この事業を継続させるには、利益率を上げることも大切だが、おまけに集客率を上げることも大切です。
⑫ぐっと
ぐっと=「状態の程度がこれまでと大きく差があること」の意味
ぐっとは、日常会話などで比較的使われやすいカジュアルな表現の言葉です。
「ぐっと力を入れる」などの、身体や行動の状態を表した擬音語としても用いられることも多くあります。
この事業を継続させるには、集客率をぐっと上げなければなりません。
⑬今以上に
今以上に=「今までよりも増して、現状よりもっと」の意味
今以上には、ビジネスシーンでも使える表現ではありますが、「より一層」などに言い換えるとさらに丁寧な敬語表現となります。
この事業を継続させるには、集客率を今以上に上げていかなければなりません。
⑭たっぷり
たっぷり=「満ち溢れるほど十分にある様子」の意味
たっぷりには、十分に余裕がある様子を示す意味もあります。
ビジネスシーンで使うにはあまり適さない表現であり、日常会話などでよく使用される表現となります。
この事業を続けるには、集客がたっぷりある状態の方が良いと思うよ。
⑮超
超=「他とはかけ離れて勝っている状態」を表す意味
超は、すごく・とてもの意味を表す言い方として、カジュアルな場面でよく使用される表現です。
ビジネスやフォーマルな場所では適さない言葉なので、使用する際には注意しましよう。
この事業を続けるには、集客率を超上げていかないとやばいかもね。