むぎもなくとは?意味・どこの方言|語源・発祥|使い方・例文|類対義語も解説

当サイトのコンテンツには広告が含まれています

今回は「むぎもなく」という方言について解説します!

「むぎもなく」とは、とてつもなく限りなくという意味の茨城弁で、程度が尋常じゃない時に使うのが適切です。

「今日はむぎもねえ眠い」みたいに使うよ!

むぎもなくの発祥は「向きもなく」という言葉です。

この記事では「むぎもなく」という言葉の詳しい意味や発祥、使われ方などについても深掘りしています。

興味がある方は記事の続きへどうぞ!

目次

むぎもなくとは?意味は「とてつもなく、または普通ではなく」

「むぎもなく」の意味=とてつもなく、限りなく。また、は普通ではなく、不相応に。

むぎもなくとはとてつもなく、限りなくという意味で使われる方言です。

他にも普通ではなく、不相応に、手荒くなどの意味合いでも使われます。

普通よりも程度が大きく、勢いが凄かったり、とても驚いたりしたときに使うと適切です。

むぎもなくといえば「麦も無く」と連想してしまいそうなものですが、意味や語源は麦とは全く関係ないようです。

また、むぎもなくは「むぎもなぐ」と書かれることもあります。

実際に使う時は「むぎもねえ」と使うことも多いようです。

むぎもなくは程度が尋常じゃない、みたいなニュアンスの言葉なんだね!

むぎもなくは茨城県の方言・茨城弁

むぎもなくは茨城県で使われている方言「茨城弁」です。

むぎもなくは茨城弁以外では確認されていません。

使われている地域は茨城県のみだと考えられます。

むぎもなくは茨城県以外では使われていないんだ!

むぎもなくの語源や発祥は「向きもなく」

「むぎもなく」の語源、発祥=向きもなくという言葉

むぎもなくの語源となった言葉は「向きもなく」だと言われています。

向きもなくの「向き」はちょっとしたことで腹を立てる、本気になるなどの意味を持つ言葉です。

「すぐムキになるんだから~」みたいに使う「ムキ」と同じ意味よ

やや荒い雰囲気を持つ言葉ですよね。

「向きもない」は腹を立てる、本気になる様子がないという意味だと思われます。

しかしなぜ「向きもなく」がむぎもなくに変化して、とてつもないのような意味になったのかはわかっていません。

むぎもなくの具体的な発祥は謎に包まれているようです。

むぎもなくの使い方・例文

「むぎもなく」という言葉を使った例文を見ていきましょう。

使用例①

散歩してたらむぎもねえ雨が降ってきたど!

それじゃ、干してる洗濯物取り込まなぎゃね

使用例②

お母さんの料理はむぎもなくんめぇよ!

※お母さんの料理はとてつもなく美味しいよ!

むぎもなくの類義語や対義語

むぎもなくの類義語と対義語についても見ていきましょう!

むぎもなくの類義語

むぎもなくの類義語としては下記のものがあります。

全て程度を表す言葉ですね。

とてつもなく

お母さんの料理はとてつもなく美味しいよ!

めちゃくちゃ

お母さんの料理はめちゃくちゃ美味しいよ!

ヤバい

散歩してたらヤバいぐらい雨が降ってきたぞ!

目次