今回は「無理せず頑張って」の言い換え表現を紹介します!
「無理せず頑張って」は「心身の健康を保ちながら努力してほしい」という意味の言葉です。
プロジェクトリーダーは責任重大ですが、無理せず頑張ってくださいね。
相手への思いやりと応援の気持ちを込めたカジュアルな表現です。
気の利いた言葉ですがスケジュールが過密であったり、すでに限界を超えて頑張っていたりする人に対しては、余計な一言になる場合もあるでしょう。
この記事では「無理せず頑張って」の言い換えを15語紹介しています!興味がある方は記事の続きへどうぞ!
無理せず頑張っての”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずは「無理せず頑張って」のフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①ご活躍を陰ながら応援しています
ご活躍を陰ながら応援=「あなたのことを気にかけていて頑張ってほしい」と思っている
「無理せず」や「頑張って」を上司や目上の人に対して使うのは好ましくありません。
無理をしているかどうかや、頑張り度合いを判断するのは難しいため、直接触れるべきではないでしょう。
また「無理せず頑張って」であれば依頼や命令形になりますが「陰ながら応援」であれば、あくまでも自分の気持ちを伝えるだけなので、相手を不快にさせません。
しかし相手がプレッシャーを感じる場合もありますので、使う際は軽い雰囲気でさらっと述べるのが良いでしょう。
プロジェクトリーダーは気苦労も多いかとは存じますが、ご活躍を陰ながら応援しております。
②健康にご留意ください
健康にご留意ください=「健康に気を付けてください」の意味
留意は「りゅうい」と読み「心にとめる・気を付ける」という意味の言葉です。
注意喚起の表現として使われます。
「健康に」と組み合わせることで体調を気遣う言い回しになり、ビジネスシーンでも自然に使えるでしょう。
「頑張って」はあえて言わないことで「何も言わずとも、きっとあなたは頑張るだろうとわかっていますよ」といったニュアンスを持たせられます。
プロジェクトリーダーは責任重大ですが、健康にもご留意くださいね。
③ご健勝をお祈り申し上げます
ご健勝をお祈り申し上げます=「相手の健康と成功を願った挨拶の1つ
メールや手紙、スピーチなどのかしこまった場面でよく使われるフレーズです。
目上の人に対して使える表現ですが、親しい間柄の場合だと非常に固い印象になり距離を感じてしまうかもしれません。
プロジェクトリーダーとなったAさんのご健勝をお祈り申し上げます。
④ご自愛ください
ご自愛ください=「ご自分のことを大切にしてください」という意味
相手の体調を気遣った、メールや手紙の結びの言葉です。
「お体ご自愛ください」という表現を見かけますが間違いです。
「ご自愛」に”自分の体を大切にする”という意味が含まれており、二重表現にあたりますので注意しましょう。
またすでに体調が悪い、怪我や病気をしているなどの場合は「ご自愛ください」は失礼にあたる為使いません。
応援よりも「無理せず」に重きを置いた言い回しです。
プロジェクトリーダーは責任重大ですが、どうかご自愛くださいね。
⑤お手すきの際で構いません
お手すきの際で構いません=「時間に余裕があるときに対応してほしい」という意味
「無理せず頑張って」が応援ではなく「可能であれば取り組んでほしい」という意味合いならこの表現が良いでしょう。
「できればやってほしい」「可能なら取り組んで」よりも丁寧でフォーマルな印象の表現です。
上司や目上の相手にも問題なく使えますが、相手に「やらなくても良い」と思われることもあると理解したうえで使いましょう。
リーダーはお忙しいかと思いますので、お手すきの際で構いません。
⑥最善を尽くして
最善を尽くして=任命する人へ「出来る範囲で行ってほしい」という意味
「尽くす」は全力を出す、最大限努力するよう促す表現ですが「最善」には「出来る限り」といった意味があります。
応援よりも依頼や任命の意味合いが強い表現のため、目上の人に対して使うのは避けた方が良いでしょう。
プロジェクトリーダーは責任重大ですが、最善を尽くしてください。
⑦ご無理なさらず進めて
ご無理なさらず進めて=「無茶や無理をしないように」という意味
相手を気遣った丁寧な敬語表現です。
関係性を問わず利用でき、やさしい気持ちが伝わりやすい言い回しです。
「頑張って」よりも「進めて」の方がビジネスライクで落ち着いた印象を与えられます。
プロジェクトリーダーはご多忙かと思いますが、ご無理なさらず進めてくださいね。
無理せず頑張っての”カジュアル”な言い換え・類語!
「無理せず頑張って」のカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑧健康第一で頑張って
健康第一で頑張って=「なによりも健康を重視したうえで取り組んでほしい」という意味
「無理せず」より具体的に相手の体を気遣った言い方をするなら「健康第一で」がピッタリです。
「健康第一」が「頑張って」の熱感を打ち消すので、雰囲気が重すぎずライトな応援の言葉になります。
プロジェクトリーダーは責任重大ですが、健康第一で頑張ってください。
⑨息抜きしながら頑張りましょう
息抜きしながら頑張りましょう=「お互いに根を詰め過ぎないようにしましょう」という意味
同じチーム同士で声をかけるなら「頑張って」より「頑張りましょう」の方が当事者意識が増して好印象です。
大変なタスクに向き合うにあたって「無理せず」ではアバウトですが「息抜きしながら」であれば、言われた側も肩の力を抜いて取り組めるでしょう。
このプロジェクトは過密なスケジュールとなりますが、息抜きしながら頑張りましょう。
⑩体調優先で取り組んで
体調優先で取り組んで=「体調を気にしながらやってほしい」という意味
重要度が比較的低く、体調を悪化させてまで頑張るほどではないなら「体調優先」が伝わりやすいでしょう。
また体の弱い人、すでに病気をしたことがある人に伝える言葉として適切です。
体調が悪くなったりその懸念が感じられたりしたときに、すぐに報告してほしいニュアンスも伝わる言い回しです。
このプロジェクトは体調優先で取り組んでください。
⑪6割の力加減で
6割の力加減で=「自分の力を100%発揮しきらず、余力を残してほしい」という意味
何事も全力で取り組んでしまっては、いつか力尽きますね。
心にも体にもゆとりを持たせることで、より高いパフォーマンスを発揮するという考えから「力加減〇割」または「〇〇%」と表現する方法もあります。
仕事など真面目に取り組むべき場面では、6割~8割が無難でしょう。
ただし「手抜き」を促しているように聞こえるため、相手との信頼関係が必要です。
また伝える相手の力量をよく知ってなければ使えないため、親しい間柄の人にのみ使えるカジュアルな表現となります。
あなたは責任感が強すぎるので、6割の力加減で務めてもらえば大丈夫ですよ。
⑫適度に休みながら進めて
適度に休みながら進めて=「こまめに休憩をとって取り組んで」という意味
「適度」はちょうどよい具合・頻度で、という意味。
「個人の判断で休憩をとって良い」と伝えられます。
長い時間没頭せず、リフレッシュの時間をとって体に無理や負荷がかからないようにしてくださいというニュアンスの表現です。
現場を監督する立場や場を進行する人が用いる言葉なので、目上の人に使うのは不適切と考えましょう。
この作業は適度に休みながら進めてくださいね。
⑬焦らず一歩ずついきましょう
焦らず一歩ずついきましょう=「ゆっくり時間をかけて取り組みましょう」という意味
後輩や部下など、同等または目下の人を応援するポジティブな言い回しです。
「無理せず頑張って」よりも相手の力量を信じている気持ちが込められた、あたたかい表現です。
「あなたならできますよ」と付け加えて背中を押すとさらに好印象です。
プロジェクトリーダーは責任重大ですが、焦らず一歩ずついきましょう。
⑭ほどほどに頑張って
ほどほどに頑張って=「無理をし過ぎないように、結果は気にしないで」という意味
少し相手を突き放した表現です。
「応援はしているけど、自分には関係ない」といったニュアンスが含まれているため、言われた側が「冷たいな」と感じるかもしれません。
前後の文脈や日頃の関係性が強く反映されるフレーズです。
大変な仕事かもしれませんが、ほどほどに頑張ってくださいね。
⑮マイペースでいきましょう
マイペースでいきましょう=「自分のやりやすいスピード感でやってください」という意味
期日や周りにとらわれず、自分のペースで物事に取り組めればあまりストレスはかかりません。
ストレスのかからない仕事の仕方で無理なく頑張ってほしい気持ちを伝えるなら「マイペースでいきましょう」がおすすめです。
あなたの企画なのですから、焦らずマイペースでいきましょう。