今回は「無双状態」という言葉について解説します!
「無双状態」とは、誰も太刀打ちすることができない状態という意味の言葉です。
「チームの勝利に貢献した彼は、無双状態だった」みたいに使うよ!
「無双」という言葉に、それ続いている「状態」がつながった言葉です。
この記事では「無双状態」という言葉の詳しい意味や発祥、使われ方などについても深掘りしています。
興味がある方は記事の続きへどうぞ!
無双状態とは?意味は「誰も太刀打ちすることができない状態」
「無双状態」の意味=誰も太刀打ちすることができない状態のこと
無双状態とは誰も太刀打ちすることができない状態という意味の言葉です。
また、二つとないこと、並ぶものがないほど優れている状態という意味としても使用されます。
「無双状態の選手が賞賛されている」や「無双状態で次々と敵を倒す」など、活躍した人を称賛する際によく使用される言葉です。
非常に突出していて対抗できる存在がいない状態の時に使用されるため、非常に良いイメージが伝わります。
特にサッカーなどスポーツ競技や勝負事の際によく使用される言葉になっています。
すごすぎて称賛するくらい優れているってことなんだね!
無双の発祥は中国の武将、無双状態の元ネタは「真・三國無双」
「無双状態」の元は「無双」+「状態」で、無双の発祥=中国の武将「韓信(かんしん)」から
無双状態の元は「無双」と「状態」が結合した言葉で、無双の言葉の発祥は中国の武将「韓信(かんしん)」という人物から始まっています。彼は「他の将軍とは違い国士無双である」という意味合いから「他に肩を並べる者がいないほど優れている」という意味で使われるようになりました。
そこから派生して、「独壇場である」や「敵がいない一人勝ちである」を表す言葉になったと言われています。
無双状態の言葉ができたのは、光栄(コーエー)が2000年8月3日に発売した3Dアクションゲーム「真・三國無双」から由来しています。「真・三國無双」では、「無双ゲージ」を溜めて満タンになると、必殺技を繰り出して大勢の敵を「無双乱舞」でなぎ倒すことができる「無双モード(無双状態)」となります。
これが元ネタとなって「無双状態」というのが使われ始めました。
ゲームからできた敵なしの状態を示す言葉なんだね。
無双状態の使い方・例文
「無双状態」という言葉を使った例文を見ていきましょう。
使用例①競技の際の使われ方
今日のサッカーでのT選手はハットトリックですごかったよね。
まさに無双状態で誰も止められなかったよね!
使用例②日常での感嘆の際の使われ方
今日の展示会、一つだけ作品が飛びぬけてすごく見えたよね。
あのアーティストの作品の無双状態でしたね。
本当に美しかった。感動したよ。
使用例③称賛する場合の使われ方
今日のプレゼンの君はものすごくさえていた。斬新だったよね
今はアイデアが湧くように出てきまして。
無双状態となったかもしれません。ありがとうございます。
無双状態の類義語や対義語
無双状態の類義語と対義語についても見ていきましょう!
無双状態の類義語
無双状態の類義語としては下記のものがあります。
唯一無二
唯一無二は他に類似や比較対象がなく、独自で他とは異なる特性や価値を持っているという意味で使われます。
このレストランの料理、本当に美味しいね。
そうだよね。特に彼らのシェフの技術と発想は唯一無二だと思うよ。
無比
無比は他のどんなものとも比べることができないほど優れていることを指します。比較対象が存在しないか、存在してもその優位性が明確である状態を示す言葉です。
彼の才能は無比だ
無双状態の対義語
無双状態の対義語としては下記のものがあります。
無数
数えることができない程多くあること
私の才能は無数にある中の一つだよね・・・