なかったことにするの言い換え15語!ビジネスで使える表現や類語も!

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今回は「なかったことにする」の言い換え表現を紹介します!

「なかったことにする」は「これまでに検討・決定した物事を取り消すこと」という意味の言葉です。

また、「ある事柄を初めから存在しなかったかのようにみなす」という意味もあります。

ビジネスにおいては時に相手の要求に応えられないこともありますが、その場合の言い回しには注意したいものです。

約束や依頼を断るときは相手への配慮を忘れず、最善の伝え方を心がけましょう。

例の計画はなかったことにしましょう。

「なかったことにする」は世間話など日常会話で多く使われる表現なので、ややカジュアルなニュアンスの言葉です。

この記事では「なかったことにする」の言い換えを15語紹介しています!興味がある方は記事の続きへどうぞ!

目次

なかったことにするの”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!

まずはなかったことにするのフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。

ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。

①白紙に戻す

ややフォーマルな言葉を表す画像

白紙に戻す=「それまでの経緯をすべて捨て去る」の意味

また、「何もなかった元の状態に立ち返らせる」という意味もあり、「白紙に返す」とも言います。

白紙に戻すという慣用句は「実行しようとしていたことを止める」という場面でよく使われます。

ビジネスシーンで多く使用されるため、フォーマル寄りの言葉といえるでしょう。

例文

例の計画は白紙に戻しましょう。

②水に流す

ややフォーマルな言葉を表す画像

水に流す=「過去にあったことを、すべてなかったことにする」の意味

また、「すでに過ぎ去ったことを咎めない・蒸し返さない」という意味でも使われます。

これまでに起こったいざこざやわだかまりについて言及する言葉で、単に「なかったことにする」だけでなく「許す」というニュアンスを含みます。

ビジネスシーンでもたびたび登場し、失敗などを問題に上げないときによく使われる言葉です。

例文

例の計画については水に流しましょう。

③反故にする

ややフォーマルな言葉を表す画像

反故にする=「結んだ約束などを、ないものとみなす」の意味

また、「(書き損じた紙など不要なものを)捨てる」という意味もあります。

ビジネスシーンにおいては「過去の言動や約束を取り消す・無効にする」というニュアンスで使われることが多いようです。

契約などを撤回する時は「なかったことにする」を「反故にする」と言い換えることができますが、やや一方的な印象を与えるので注意が必要です。

日常会話ではあまり使われないため、フォーマル寄りの言葉といえるでしょう。

例文

例の計画は反故にします。

④放念する

ややフォーマルな言葉を表す画像

放念する=「気にかけない、心配しない」の意味

ビジネスシーンにおいては尊敬語を付け加えた「ご放念ください」という形で使われることが多いようです。

メールを誤送信してしまった相手に対して「さっき送ったメールは気にしないでください」と伝えたいとき、「先ほどお送りしたメールについてはご放念いただけますと幸いです」などと使います。

会話に用いられることはあまりなく、主にメールや書面などのやりとりで使用される表現です。

例文

例の計画はご放念ください。

⑤隠ぺいする

ややフォーマルな言葉を表す画像

隠ぺいする=「都合の悪い事実を意図的に隠す」の意味

人の居場所や事件の真相などをわざと覆い隠すときに使う言葉です。

「なかったことにする」と比べると、「故意に」というニュアンスが強くなりますね。

やや固い表現になるのでフォーマル寄りの言葉と言えるでしょう。

例文

例の計画は隠ぺいしましょう。

⑥秘匿する

ややフォーマルな言葉を表す画像

秘匿する=「人に知られないよう、ひっそりと隠す」の意味

秘匿は「誰にも見つからないよう密かに隠しておくこと」という意味の言葉です。

「他の人には知られたくない・明らかにしたくない」という状況に陥った場合は「なかったことにする」を「秘匿する」と言い換えることができるでしょう。

日常会話ではあまり使われない、ややフォーマルな言葉です。

例文

例の計画は秘匿しましょう。

⑦抹消する

ややフォーマルな言葉を表す画像

抹消する=「存在をなくしてしまう」の意味

「(文字を)塗りつぶして消してしまう」や「記載内容を消す」という意味の言葉です。

資格や権利をはく奪する時にも使える言葉なので、状況に応じて言い換えると良いでしょう。

主にフォーマルな場で使用されています。

例文

例の計画に関する資料は抹消しましょう。

⑧内々で処理する

ややフォーマルな言葉を表す画像

内々で処理する=「表立てず、密かに行動する」の意味

また、「非公式に物事を進める」という意味もあります。

単に「なかったことにする」のではなく、不都合な点を隠したり、問題に上げなかったりする場合に使われます。

ビジネスシーンでも違和感なく使える言葉です。

例文

例の計画は内々で処理しましょう。

⑨公表しない

ややフォーマルな言葉を表す画像

公表しない=「ひろく明らかにしない・知らせない」の意味

「公表」は一部の人間しか知らないことを世間一般に伝えるときに使います。

存在を消すという意味では「なかったことにする」から言い換えることができるでしょう。

難しい言葉ではありませんが、ビジネスシーンでもよく使われている言葉です。

例文

例の計画は公表しません。

なかったことにするの”カジュアル”な言い換え・類語!

なかったことにするのカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。

ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。

⑩お茶を濁す

どちらでもない言葉を表す画像

お茶を濁す=「適当な事を言ってその場をごまかす」の意味

いいかげんなことを言ったりいいかげんな対応をしたりして、その場をやり過ごすときに使います。

「なかったことにする」を「取り繕う」や「はっきり言わず、曖昧な返事をする」、「言い訳をする」という意味で使う場合は「お茶を濁す」と言い換えることができるでしょう。

幅広い場面で使える、ニュートラルな言葉です。

例文

例の計画について誰かに質問されたときは、お茶を濁すように。

⑪今回は泣いてもらう

どちらでもない言葉を表す画像

今回は泣いてもらう=「このたび話題にしている不利な条件を受け入れる」の意味

また、「割に合わない仕事を引き受ける」という意味もあります。

立場が対等か、もしくは自分より低い相手に対してデメリットの大きい条件を飲んでもらいたいときに使われます。

暗に「他で埋め合わせをするから」というニュアンスを含むので、交渉の場面に適した言葉でしょう。

カジュアルとフォーマルの線引きがあいまいな言葉です。相手の年齢や状況などを判断して使うと良いでしょう。

例文

例の計画の企画者には申し訳ないですが、今回は泣いてもらいましょう。

⑫臭いものに蓋をする

どちらでもない言葉を表す画像

臭いものに蓋をする=「不都合なことが知られないよう、一時的にごまかす」の意味

失敗やスキャンダルなどが漏洩しないよう、その場しのぎで隠そうとする”たとえ”として用いられる言葉です。

問題と向き合わない人に対して態度を改めるよう促す場合によく使われます。

また、不都合な事実から目を背けようとする自分に対して自虐的に使うこともあるでしょう。

カジュアルな会話に登場することもありますが、ビジネスシーンでも使用可能です。

例文

臭いものに蓋をするようですが、例の計画についてはこれ以上言及しません。

⑬闇に葬る

ややカジュアルな言葉を表す画像

闇に葬る=「誰かに見られないよう、ひそかに処分する」の意味

また、「事件などの証拠を消す・始末する」という意味もあります。

こっそり隠してしまう、という意味の「なかったことにする」は「闇に葬る」と言い換えることができるでしょう。

どちらかというとカジュアルな会話でよく使われています。

例文

例の計画は闇に葬りましょう。

⑭もみ消す

ややカジュアルな言葉を表す画像

もみ消す=「悪い出来事や良くない評判などが広がらないよう、手を尽くす」の意味

また、「火がついたものを揉んで消す」や「強く大きなものを押し消す」、「激しく攻撃して滅する」という意味もあります。

「なかったことにする」と比べると、「不都合な事実やうわさなどが明らかになるのを力尽くで抑える」というニュアンスが強くなります。

日常会話でもよく使われるため、どちらかといえばカジュアル寄りの言葉でしょう。

例文

例の計画はもみ消しましょう。

⑮一からやり直す

カジュアルな言葉を表す画像

一からやり直す=「はじめの段階に戻り、もう一度新たにはじめる」の意味

「新しい状態にする」や「失敗を勘定に含めない」という意味で使われる言葉です。

再スタートを切る様子を表すので、「なかったことにする」よりもポジティブな印象がありますね。

世間話など日常会話で多く使われる表現なので、カジュアルなニュアンスの言葉です。

例文

例の計画は一からやり直しましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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