今回は「なお」の言い換え表現を紹介します!
「なお」は話を終えたあとに、内容を補足するために使う接続詞です。
なお、当日の注意事項はお手元の資料にてご確認ください。
直前まで話していた事柄について併せて知っておいて欲しい情報や、より詳しい内容を説明する際に使う比較的フォーマルな言い方です。
この記事では「なお」の言い換えを15語紹介しています!興味がある方は記事の続きへどうぞ!
なおの”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずは「なお」のフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①付け加えますと
付け加えますと=先に述べた事柄の追加情報を伝えるときの接続詞
「なお」と同程度に丁寧で、ビジネスシーン向けの表現です。
「なお」を何度も使うより「付け加えますと」と言い換えるのが自然で落ち着いた印象となるでしょう。
付け加えますと、お手元の資料でも注意事項をご確認いただけます。
②重ねてになりますが
重ねてになりますが=同じ事を何度も伝えるときに遠慮を込めた表現
何度も同じことを言われると、しっかり聞いている人は不快に感じることもあります。
そのような感情をフォローするためのクッション言葉として「重ねてになりますが」という表現が使えます。
「何度も同じこと言ってすみません」というニュアンスと「聞き逃した人がいたらもう一度大切なこと言いますね」というアナウンス、どちらの役割も担う言い回しです。
重ねてになりますが、お手元の資料にも当日の注意事項を記載しているので、ご確認ください。
③なおかつ
なおかつ=「そのうえさらに」という意味
直前までの話を踏まえて、さらに注意してほしい場合に用いるのが適当でしょう。
「なおかつ」を挟んでいる前後の内容の重要度がどちらも高くなる言い回しです。
当日は動きやすい服装で来ていただき、なおかつお手元の資料にて注意事項をご確認ください。
④補足すると
補足=「不十分な情報を付け足して補う」こと
「なお」より具体的で伝わりやすい印象になります。
それまでの説明では、聞き手の理解度が低いと感じた場合に用いると良いです。
また身内の説明や解説が不十分な場合に、口添えする際の前置きとしてもぴったりでしょう。
補足すると、お手元の資料でも注意事項をご確認いただけます。
⑤申し添えます
申し添えます=注意喚起など、説明を補助する際に使う表現
かしこまった場にふさわしい、もっともフォーマルな言い回しです。
ただし、接続詞ではないため文頭での使用は違和感が出てしまいます。
それまでの会話や文章の中で「なお」や「また」「そして」などが続いているなら、接続詞を避けてリズムを変えるのもおすすめです。
当日の注意事項はお手元の資料でも確認いただけますことを申し添えておきます。
⑥かつ
かつ=「そのうえに、さらに」の意味
直前に触れた事柄はもちろんのこと、追加で伝えたいことがある際には「かつ」と言い表せます。
「並びに」「及び」が類似の表現となり、英語では「and」が近いニュアンスとなるでしょう。
当日は動きやすい服装かつ、お手元の資料に記載の注意事項をご確認の上ご来場ください。
⑦併せて
併せて=重要度が同じ程度である情報を伝える際の接続詞
「並行して」または「同時に」という意味の接続詞です。
漢字の違いで「合わせて」は2つ以上のものを混ぜ合わせる様子を指します。
「なお」でつなぐ場合は前後の事柄が混じり合うことがありませんので言い換えるなら「併せて」が正しい漢字です。
併せてお手元の資料にも注意事項を記載しておりますので、ご確認くださいませ。
なおの”カジュアル”な言い換え・類語!
「なお」のカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑧さらに
さらに=「その上に・かさねて」などの意味を持つ
追加でもう1つ示したい場合には「さらに」と言い換えると良いでしょう。
「さらに」には「ますます」といった意味もあります。
「さらに」を用いた場合、語気や強調がどんどん強まっていく印象になります。
さらに、当日の注意事項もお手元の資料にてご確認ください。
⑨また
また=事柄を並列に挙げる際の接続詞
「なお」は、より深掘りする内容を説明する際に使いますが「また」は関連した情報を追加したい際に用います。
「また」を用いて並べた複数の情報には、重要度や優劣の差がつきにくいです。
接続詞の中でも使いやすさがトップクラスですので、乱用に注意しましょう。
また、当日の注意事項はお手元の資料にてご確認ください。
⑩ちなみに
ちなみに=「前の事柄に関して補足説明を加えること」を表す
話の途中で関連する別の話題を付け加える際に用います。
本筋とは微妙にずれてしまうが、知っておいた方が良いことを今伝えたい場合にぴったりです。
ビジネスシーンでも使えますが、口語的な表現のため書面では使用しない方が良いでしょう。
当日は動きやすい服装でお願いします。ちなみにお手元の資料に注意事項も記載していますので、併せてご確認ください。
⑪ただし
ただし=前に述べたことについて、例外や条件を添える際の接続詞
念を押したい補足情報を後出しする場合には「ただし」が適当です。
ビジネスシーンでも問題なく使えますが、重要情報の後出しになってしまうため、使い所は見極める必要があるでしょう。
当日の服装はジャージなどがおすすめです。ただしお手元の資料をご一読いただいたうえでご自身が動きやすいと思う服装でも可とします。
⑫念のため
念のため=「万が一の確認のため」という意味
言わなくても問題ない事柄だが、万全を期して伝えておきたい場合には「念のため」という前置きが効果的です。
わざわざ言うまでもないことを言い含められると、受け取り手の尊厳を損ねる場合もありますが「念のため」とすれば印象はぐっと和らぐでしょう。
念のため当日の注意事項も記載していますので、お手元の資料をご確認ください。
⑬そこで
そこで=前の事柄に起因して、本題に入るための接続詞
「そういうわけで」や「そういったことなので」というニュアンスがあります。
上記はいずれも話し言葉になるため、文章で書く際には「そこで」がおすすめ。
「なお」より後述の内容に注目度が高まる表現です。
そこで当日の注意事項は資料にまとめましたので、各自ご確認ください。
⑭それから
それから=「その次に」という意味
基本的には時間的な順番を強調する際に「それから」と表現します。
先に出した情報の次にある出来事や内容を説明するのが一般的。
「前情報を理解した上で説明すると」といったニュアンスになるのが「それから」です。
ビジネスシーンで使うには幼い印象になりますので、くだけた場面で使うのが良いでしょう。
それから、当日の注意事項はお手元の資料でご確認ください。
⑮それと
それと=内容と内容を共通のものとしてつなぐ接続詞
先述の内容と、これから述べる事柄になんらかの共通点があって並列させる場合には「それと」を用います。
かなりカジュアルな表現であり、場面によっては幼稚に聞こえますのでビジネスシーンでは使わない方が良いでしょう。
それと、当日の注意事項はお手元の資料でもご確認いただけます。