今回は「成し遂げる」の言い換え表現を紹介します!
「成し遂げる」は物事を最後までやりとげる。また、みごとにやってのけるという意味の言葉です。
チーム全員が団結して、困難な目標を成し遂げることができました
成し遂げるはビジネスシーンに向いている、ややフォーマルな言葉です。
この記事では「成し遂げる」の言い換えを15語紹介しています!興味がある方は記事の続きへどうぞ!
成し遂げるの”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずは成し遂げるのフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①達成する
達成する=「成し遂げること。目的を果たすこと」の意味
「成し遂げる」は、困難や努力が伴う場合に使われることが多く、「達成する」は、より広範な目標実現に使われます。
達成した事実を述べる「達成する」と、困難にめげずに最後までやりぬいた「成し遂げた」というニュアンスの違いがあります。
日常生活でもたまに使う、ややフォーマルな言葉です。
チーム全員が団結して、困難な目標を達成することができました
②実現する
実現する=「計画・期待などが現実のものになること。また、現実のものとすること」の意味
「実現する」は、結果や成果に焦点を当てた場合に使われます。
「成し遂げた」と比較すると、より具体的な計画を着実にこなすことで計画通りに「実現した」と言えるでしょう。
日常生活でもたまに使う、ややフォーマルな言葉です。
チーム全員が団結して、困難な目標を実現することができました
退職や転職で悩んでいるあなたへ
③完遂する
完遂する=「最後までやりとおすこと。完全に成し遂げること」の意味
「完遂する」は、計画や目標を最後まで遂行することに重きを置きます。
「実現」を最後まで「成し遂げた」といったニュアンスで、2つを組み合わせた言葉だといえます。
また「成し遂げる」には達成感や喜びが含まれることが多いですが、「完遂する」には感情的な要素があまり含まれない点もポイントです。
日常生活ではほとんど使わない、フォーマルな言葉です。
チーム全員が団結して、困難な目標を完遂することができました
④成立させる
成立させる=「物事が成り立つこと。できあがること。また、まとまること」の意味
「成立させる」は、条件を整え、計画や提案が正式に成り立つことに重きを置きます。
ビジネスシーンで言えば、取引や新規プロジェクトなど公式な場で使われる言葉です。
そのため、とてもフォーマルな言葉であるといえるでしょう。
チーム全員が団結して、困難な目標を成立させることができました
⑤全うする
全うする=「完全に果たす。完全に終わらせる」の意味
「全うする」は、任務や責任を完全に果たすことに重きを置きます。
「成し遂げる」には達成感や喜びが含まれることが多いですが、「全うする」には義務感や責任感が強調されます。
日常生活ではあまり使わない、ややフォーマルな言葉です。
チーム全員が団結して、困難な目標を全うすることができました
⑥完了する
完了する=「物事が完全に終わること。また、完全に終えること」の意味
「完了する」には、任務が完結した事実が強調されます。
こちらも「完遂」同様、感情的ではなく淡々と仕事をこなす意味合いですが、「完遂」以上「達成」未満の感情がこもっているといえます。
ビジネスシーンに向いている、ややフォーマルな言葉です。
チーム全員が団結して、困難な目標を完了することができました
⑦実行する
実行する=「考えたり計画したりしたことなどを、現実のものにすること」の意味
「実行する」は、計画や指示を具体的に行動に移すことに重きを置きます。
こちらも事務的であり、さらにまだ完了していない点が「成し遂げる」との違いですね。
ビジネスシーンに向いている、ややフォーマルな言葉です。
チーム全員が団結して、困難な目標を実行に移すことができました
退職や転職で悩んでいるあなたへ
⑧実践する
実践する=「よいと考えていること、理想とされていることなどを、自分で行うこと」の意味
「実践する」は、理論や計画を実際に行動に移すことに重きを置きます。
「実行する」にかなり近いですが、「実行する」は、計画や指示を正確に実施する場合によく使われ、「実践する」は、理論や方法を現実に応用する場合に使われます。
学んだことを試してみる、といったニュアンスですね。
日常生活ではあまり使わない、ややフォーマルな言葉です。
チーム全員が団結して、困難な目標を実践することができました
⑨克服する
克服する=「努力して困難にうちかつこと」の意味
「克服する」は、困難や問題を乗り越えることに重きを置きます。
同じ「達成」を意味する言葉ですが、課題や弱みなどを解決したことを強調する意図を含む、便利な言葉です。
日常生活でもたまに使う、ややフォーマルな言葉です。
チーム全員が団結して、困難な目標を克服することができました
⑩突破する
突破する=「突き破ること。困難や障害などを克服すること」の意味
「突破する」は、障害や制約を乗り越えることに重きを置きます。
「克服」と似た意味合いですが、「克服する」は特に内面的な困難や病気などに対して使われ、「突破する」は物理的または技術的な障壁を乗り越える場合に使われます。
だから「弱点を突破する」といった言葉では不自然さを感じるわけですね。
日常生活ではあまり使わない、ややフォーマルな言葉です。
チーム全員が団結して、困難な目標を突破することができました
成し遂げるの”カジュアル”な言い換え・類語!
成し遂げるのカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑪手に入れる
手に入れる=「自分のものにする」の意味
「手に入れる」は結果や所有に焦点を当てています。
「実現する」に近いですが「実現する」は目標や計画が具体的な形となるプロセスを強調し、「手に入れる」はその結果として何かを所有することに焦点を当てています。
何かが「実現した」ので何かを「手に入れた」といったニュアンスです。
主に日常生活で使う、ややカジュアルな言葉です。
困難な目標でしたが、チーム全員が団結したおかげで確かな絆を手に入れました
⑫やりきる
やりきる=「最後まで行う、やり遂げる」の意味
「やりきる」は、目標に向かってあらゆる手段を使って最後までやり遂げることを意味する言葉です。
「成し遂げる」と同じ最後までやる意味で、「やりきる」は達成してやるという決意の意味合いが強いです。
ビジネスシーンには向いていない、非常にカジュアルな言葉だといえます。
チーム全員が団結して、困難な目標をやりきりました
⑬クリアする
クリアする=「ある目標や出来事に対してそれを乗り越える、達成する」の意味
「クリアする」はゲームなどのタスクや課題を達成することを指し、比較的短期的かつ具体的な目標に使われることが多いです。
「成し遂げる」ほどの重みや深さはなく、達成感も軽い印象です。
日常生活・ビジネスシーンどちらでも使える汎用性の高い言葉でしょう。
チーム全員が団結して、困難な目標をクリアすることができました
⑭形にする
形にする=「抽象的なものを具体的なものとして表すこと」の意味
「形にする」は、その達成が具体的な形や結果として現れることに重点を置いています。
「成し遂げる」は達成した時の充実感、「形にする」はその達成感を後からでも思い出せるようにしたものであり、困難であればあるほど満足感に浸れると思います。
日常生活・ビジネスシーンどちらでも使える、ニュートラルな言葉です。
チーム全員が団結して、困難な目標を形にすることができました
⑮かたどる
かたどる=「実体のないものを、形にして表す」の意味
「かたどる」は、具体的な形を模倣すること、または象徴的に表現することを指します。
「自分の思いを表現してみました」のような漠然としたイメージのようなものが多いです。
そのため、より具体的な「形にする」よりも仕事の成果として使われる場面は少ない言葉ですね。
ですのでビジネスシーンではあまり使わない、ややカジュアルな言葉だといえます。
チーム全員が団結して、困難な目標をかたどることができました
いかがでしたでしょうか?「成し遂げる」自体が素晴らしい言葉ですが、頻繁に使われる言葉ではないため、場面に応じた言い換えが必要になってきます。どの言い換えもポジティブで元気の出る言葉なので、その気持ちをまっすぐ伝えられるように使い分けられるようにしたいものです。
退職や転職で悩んでいるあなたへ