今回は「ネチケット」という言葉について解説します!
「ネチケット」とは、ネットワーク(network)と、エチケット(etiquette)を組み合わせた造語で、インターネットを利用する際に心掛けたいエチケットやマナーという意味の言葉です。
「メールを送る際にはネチケットが大切」みたいに使うよ!
1980年代にアメリカで生まれた言葉とされており、日本ではインターネットの普及で一般的になったとされています。
この記事では「ネチケット」という言葉の詳しい意味や発祥、使われ方などについても深掘りしています。
興味がある方は記事の続きへどうぞ!
ネチケットとは?意味は「インターネットを利用する上で守りたいエチケット」
「ネチケット」の意味=インターネットを利用する上で守りたいエチケット
ネチケットとはインターネットを利用する上で守りたいエチケットという意味の造語です。
現在では、インターネットは私たちの生活において欠かせないものとなりました。
Webサイト、ネットサービス、電子掲示板、SNS、電子メール などで情報を送受信したり、共有したりと、ネチケットが必要になってくる場面も多くなってきています。
その時々、場面によってネチケットの内容は変わってきますが、その中でも メール、SNSでのネチケットについていくつかご紹介します。
メールでの場合
- タイトルは簡潔に、文章は分かりやすく書くこと
- 感情的な文章を書かないこと
- あまりに大きなファイルを添付しないこと
- 知らないメールアドレスは開かないこと
- チェーンメールに参加しないこと
- 返信は早めに送ること
- 著作権を尊重すること
SNSでの場合
- 誹謗中傷・挑発・差別発言はしないこと
- 他者の著作物・肖像などを無断で使用しないこと
- 根拠のない情報は載せないこと
- 他人のプライバシーを尊重すること
- 個人情報の取り扱い(住所、電話番号、氏名)には注意すること
- ID・パスワードの取り扱いは注意すること
インターネットを利用する上で、自分や相手が不快な気持ちにならないように知っておきたい注意事項ですね。
最近では、ネチケットという言葉の使用するよりも、「ネットマナー」、もしくは、ネットという言葉がとれて「マナー」という言葉を使用することが多くなってきています。
現実社会でも、顔の見えないインターネットの社会でも円滑なコミュニケーションをとるために、礼儀作法は重要です。
「ネチケット」はネット上でのマナーってことなんだね!
ネチケットの発祥は「1980年代のアメリカで生まれた言葉」
「ネチケット」の発祥=1980年代のアメリカで生まれた言葉とされています
1980年代のアメリカで生まれた言葉とされています。
ネットワーク(network)と、エチケット(etiquette)が元になり、組み合わせ造られた言葉です。
日本では1980年代後半ごろから使用されていましたが、1995年にMicrosoftが発売したWindows95が契機となり、インターネットが普及し、より一般的に使用されるようになりました。
ネチケットのガイドラインは、1995年10月にIETF(Internet Engineering Task Force)という団体が公開したものがあります。
IETFとはインターネットで利用される技術の安全性の確保、利便性の向上など、インターネット環境の改善を推進する団体です。1996年(平成8年)には日本語版も公開されています。
ネチケットは、ネットの普及とともに使われるようになったんだね
ネチケットの使い方・例文
「ネチケット」という言葉を使った例文を見ていきましょう。
使用例① メールでの場合
このメールの文章で大丈夫かな・・・
丁寧な文章を考えて送るのも「ネチケット」ですね
使用例② SNSでの場合
友達との旅行の写真をSNSに載せちゃおう!
SNSの載せる際は、他の人のプライバシーに気を配る
「ネチケット」が大切ですよ
はい。キチンと友達に確認を取ります
使用例③ オンラインゲームでの場合
オンラインゲームで対戦中!
相手を思いやって、ネチケットを守りながら楽しむんだよ。
ネチケットの類義語や対義語
ネチケットの類義語と対義語についても見ていきましょう!
ネチケットの類義語
ネチケットの類義語としては下記のものがあります。
ネットマナー
ネットマナーに配慮してブログを書こう!
マナー
このメールはマナーがなっていない
エチケット
エチケットを守ってSNSをしています
ネチケットの対義語
ネチケットの対義語は特にありません。