今回は「苦手」の言い換え表現を紹介します!
「苦手」は、扱いにくい嫌な相手、得意でないこと、不思議な力を持つ手、という意味の言葉です。
我が社は、一度掲げた方針を忍耐強く継続していくことを強みとしていますが、継続すべきか見極めることが苦手です。
「苦手」はフォーマル寄りでもカジュアル寄りでもないニュートラルな言葉です。
日常生活からビジネスシーンまで幅広く使われます。
この記事では「苦手」の言い換えを15語紹介しています!興味がある方は記事の続きへどうぞ!
苦手の”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずは「苦手」のフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①欠点
欠点=「不十分なところ、足りないところ、学校の成績で必要な点数に足りないこと」の意
「欠点」は、人の性格や能力において欠落している部分や、物事の不足している要素など、何らかの不備や不足がある場合に使われます。
「欠点」は非難すべきところ、改善すべきところの意味合いでいうことが多いです。それがあることで魅力や性能を下げてしまっているため、できる限りの改善が必要な部分ということです。
「欠点」は日常会話からビジネスシーンまで使われる、ややフォーマルな言葉です。
我が社は、一度掲げた方針を忍耐強く継続していくことを強みとしていますが、継続すべきか見極めることに欠点があります。
②弱み
弱み=「弱いこと、弱い所、劣っている点、他人に対して後ろめたいと思っている所」の意味
「弱み」は「強み」の対義語であり、表裏一体の関係にあります。「弱み」を言い換えると、「強み」になることが一般的です。
「弱み」は「強み」と共に日常的に使われますが、ビジネス用語としてもよく使われ、ややフォーマルな言葉といえるでしょう。
我が社は、一度掲げた方針を忍耐強く継続していくことを強みとしていますが、継続すべきか見極めることに弱みがあります。
③ウィークポイント
ウィークポイント=「弱点、苦手な物事」の意味
「ウィークポイント」は弱点という意味の英語「weak point」をカタカナ表記にした言葉です。ただし、英語では同じ意味の「weakness」を使うことが一般的です。
対義語として「ストロングポイント」(強み)があります。
「ウィークポイント」は、主に戦略を考える場面でゲームやスポーツからビジネスまで広く使われる、ややフォーマルな言葉です。
我が社は、一度掲げた方針を忍耐強く継続していくことをストロングポイントとしていますが、継続すべきか見極めることにウィークポイントがあります。
④苦手意識がある
苦手意識がある=「どうも苦手と感じてしまう、不得意でありできれば避けたいと思う傾向がある」の意味
「苦手意識がある」とは、特定の物事に対して自分自身がうまくできないと感じるなど、不安や心配な気持ちを自覚している状態です。「苦手」を「苦手意識がある」と婉曲的にすることで、ややポジティブに表現しています。
この表現が使われるようになったのは比較的最近のことです。近年、個人の成長や自己啓発が注目されており、その中で自分の弱みや挑戦することへの不安についても意識されるようになり、「苦手意識」という表現が一般化したと考えられます。
この表現は、日常会話からビジネスシーンまで幅広く使われる、ややフォーマルな言葉です。
我が社は、一度掲げた方針を忍耐強く継続していくことを強みとしていますが、継続すべきか見極めることに苦手意識があります。
⑤不得意
不得意=「得意でないこと、また、そのさま」の意味
「不得意」とは、その行為や事柄が得意でなく、自信が持てないことです。
「不得意」も「苦手」もどちらも得意でないことを表す言葉です。「苦手」には「苦い」という字が使われていることから、そのことに対して嫌な感情を持っていることを表すことができます。一方で「不得意」は、やろうとするも上手くできず自信が持てないという意味合いが強いという違いがあります。
また、「苦手」は「苦手な人」というように人についても用いることが可能ですが、「不得意」はそのように人に対して用いることはありません。
「不得意」は、日常会話からビジネスまで広く使われる、ややフォーマルな言葉です。
我が社は、一度掲げた方針を忍耐強く継続していくことを得意としていますが、継続すべきか見極めることが不得意です。
⑥不得手
不得手=「得意でないこと、好きでないこと、嗜まないこと」の意味
「不得手」とは、「苦手」と同様に得意でないことを表す言葉です。両者の違いは、「不得手」はその物事について興味がなく専門外であるというニュアンスがあるのに対し、「苦手」はその物事に嫌な感情をもっており、その対象が人の場合もあるということです。「不得手」は「不得意」と同様に「不得手な人」という使い方はしません。
「不得手」は対義語の「得手」と共に「得手不得手」という表現で使われることが多いです。
「不得手」は、日常会話では「苦手」や「不得意」ほど使われないですが、ビジネスでも使うことができる、フォーマルな言葉です。
我が社は、一度掲げた方針を忍耐強く継続していくことを得手としていますが、継続すべきか見極めることが不得手です。
⑦鬼門(きもん)
鬼門=「行くと悪いことに出あう場所、苦手な人物や事柄」の意味
「鬼門」とは、十二支の方角では「丑寅(うしとら)」、東西南北の方角では北東を指します。陰陽道では、この方角は「鬼(邪気)の出入りする方角」とされ、避けた方がいい不吉な方角とされます。そこから、「鬼門」は苦手なこと、相手、場所を意味するようになりました。
「鬼門」は、日常からビジネスまで広く使われる、ややフォーマルな言葉です。
我が社は、一度掲げた方針を忍耐強く継続していくことを強みとしていますが、継続すべきか見極めることが鬼門です。
苦手の”カジュアル”な言い換え・類語!
「苦手」のカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑧難点
難点=「処理などの困難な点、非難すべきところ」の意
「難点」は、すぐには解決や改善が望めない物事や事柄の欠点や問題点を指す言葉です。
人の性格は容易には変えることができないと考えられ、人の性格や態度などに問題がある場合、「あの人の難点は口の悪さだ。」というように使います。
また、「難点」は、改善が必要だと主観的に判断された事柄について使われることが多いです。そのため、ビジネスシーンよりもどちらかというと日常会話で使用されることが多い、ニュートラルな言葉です。
我が社は、一度掲げた方針を忍耐強く継続していくことを強みとしていますが、継続すべきか見極めることに難点があります。
⑨自信が持てない
自信が持てない=「自分の能力や価値を信じることができない、自分の考え方や行動が正しいと信じことができない」の意味
「自信が持てない」は、「苦手」のようにその物事に対して嫌な感情はなく、ただ自分ができるのか、自分の思考や行動が正しいのか分からないと、「苦手」の意味を和らげてややポジティブに表現したものと考えられます。
「自信が持てない」は、日常からビジネスまで幅広く使われる、カジュアル寄りでもフォーマル寄りでもない、ニュートラルな表現です。
我が社は、一度掲げた方針を忍耐強く継続していくことを強みとしていますが、継続すべきか見極めることに自信が持てません。
⑩泣き所
泣き所=「打たれると泣くほど痛く感じる部分、急所、弱み」の意味
「泣き所」とは、人が感情的になり、嘆いたり苦しんだりする部分や点を指す言葉です。そのため、「泣き所」には、人の涙を誘うような場面や箇所という意味もあります。
「泣き所」は、カジュアル寄りでもフォーマル寄りでもない、ニュートラルな表現です。
我が社は、一度掲げた方針を忍耐強く継続していくことを強みとしていますが、継続すべきかの見極めに泣き所があります。
⑪痛い所
痛い所=「弱点、欠点、急所」の意味
「痛い所」とは、人が自覚している弱い部分や、他者に触れられると痛みや不快感を感じる部分を指す言葉です。
「痛い所」を的確に見つけて鋭く指摘したり、攻撃したりすることを意味する、「痛い所を突く」というフレーズでよく使われます。
「痛い所」は、ビジネスで使うこともできますが、どちらかというと日常会話で使われる、ややカジュアルな言葉です。
我が社は、一度掲げた方針を忍耐強く継続していくことを強みとしていますが、継続すべきかの見極めに痛い所があります。
⑫下手(へた)
下手=「物事のやり方が巧みでないこと、生半可であること、満足できるような程度でないこと」の意味
「下手」と「苦手」は、両者とも得意でないことや技能が劣っていることを表します。両者の違いは、「苦手」はその物事が嫌いで得意でないことであり、「下手」は好き嫌いに関係なく不得意なことを表すということです。
「下手」は日常会話でよく使われる、易しく、カジュアルな言葉です。
うちの会社は、一度掲げた方針を忍耐強く継続していくことは上手くやっているのだが、継続すべきか見極めることが下手なんだ。
⑬できない
できない=「実施・実現が難しい、不可能である、能力が低い」の意味
「できない」は「苦手」よりも、実施・実現が難しいことを意味します。
また、「苦手な人」というと扱いづらい人を意味しますが、「できない人」というと、能力が低い人を意味することが多いです。
「できない」は、日常会話でよく使われる、カジュアルな言葉です。
うちの会社は、一度掲げた方針を忍耐強く継続していくことが強みなのだが、継続すべきか見極めることが、なかなかできないんだ。
⑭ぱっとしない
ぱっとしない=「あまり迫力や目立つ所がない、冴えない、いま一つという感じがする」の意味
「ぱっとしない」は、期待通りの結果や魅力が感じられない状況を、感じたままにオノマトペ的に表現した言葉です。
「ぱっとしない」は「苦手」のように物事に対する嫌な感情は感じられません。
ビジネスシーンでは近しい関係での会話では使われることがあるでしょうが、どちらかというと日常会話向きの非常にカジュアルな言葉です。
うちの会社は、一度掲げた方針を忍耐強く継続していくことが強みなのだが、継続すべきかの見極めが、ぱっとしないんだよね。
⑮まだまだこれから
まだまだこれから=「依然として多くの至らないことが見られる」の意味
「まだまだこれから」は、現状は未熟で一定の水準に満たないが、今後の努力次第でよくなる兆しが感じられる、ポジティブな表現です。
落ち込んでいる人に対して、「まだまだこれからだよ。」と声をかけた場合は、相手を励ますことができます。
「まだまだこれから」は、日常会話で使われる、カジュアルな言葉です。
うちの会社は、一度掲げた方針を忍耐強く継続していくことが強みなのだが、継続すべきかの見極めについては、まだまだこれからだ。