今回は「~における」の言い換え表現を紹介します!
「~における」は「ある事柄に対して、場所・場合・状況・事項などを限定する」という意味の言葉です。
常用ではありませんが、漢字では「~に於ける」と書きます。
今回の提案における最も深刻な問題は、人材不足です。
論文・レポートなど、フォーマルな文体が求められる際に頻繁に用いられる言葉です。
この記事では「~における」の言い換えを15語紹介しています!興味がある方は記事の続きへどうぞ!
~におけるの”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずは~におけるのフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①~を通した
~を通した=「主体や仲介、手段などを表わす」
「~を通した」は話し手・書き手の感情が反映される場合に多用されるようです。
また、②「~に通じた」と同じ意味合いで使われますが、「~を通した」は話し言葉として使用されることが多いようです。
今回の案全体を通した最も深刻な問題は、人材不足です。
②~に通じた
~に通じた=「主体や仲介、手段などを表わす」の意味
「~に通じた」は、①「~を通した」と同じ意味で使います。
ただ、「~に通じた」の方が書き言葉として使用されやすいようです。
今回の提案を通じた最も深刻な問題は、人材不足です。
③~の中で
~の中で=「限られた範囲に含まれる部分で」という意味
「~の中で」は「~における」の言い換え語ののなかでは、かなりシンプルな言葉のひとつです。
双方とも何かを「限定する」意味があり、汎用性が高いです。
今回の提案の中で最も深刻な問題は、人材不足です。
④~において
~において=「行動に関する場所や時間、事項を示す」意味
「~における」と「~において」は似た言葉です。
しかし「~における」は前述された内容が、続く名詞の説明として機能しますが、この「~において」は前述の名詞だけを指し示すため、文章の構造が少し変わります。
また、この「~において」も漢字では「於」を使い、「~に於て」と書きますが、常用外です。
今回の提案において最も深刻な問題は、人材不足です。
⑤~にあって
~にあって=「場所や状況、時間などを限定する」の意味
「~にあって」は、「〜で」「〜において」などより、少しフォーマルな印象があるようです。
そのため、日常会話などのカジュアルな場ではあまり聞かない言葉です。
今回の提案にあって、最も深刻な問題は何でしょうか。
⑥~に際して
~に際して=「行動や状況などの変化を目前とする状況」の意味
「際」は、何かの「きわ」という意味が中心ですが、「場合・折・時」という意味もあります。
そのため「~に際して」は、その「場合・折・時」を限定する言葉となります。
今回の提案に際して、最も深刻な問題は、人材不足です。
⑦~の折に
~の折に=「過ぎゆく時の中で、区切られたある時点や機会」の意味
「~の折に」は、「~の時に」「~の際に」と同じ意味です。
ただし「~の時に」「~の際に」などの言葉に比べ、フォーマルな印象が強いようです。
次回の会議の折に、提案に関する問題点をあげましょう。
⑧~での
~での=「~であって、だから」の意味
「で」は場所や時間、手段などを表す際に使用する格助詞です。
この「~での」は口語として使われることが多いようです。
今回の提案での問題は、人材不足です。
⑨~に対する
~に対する=「対応することや、応じること」の意味
「~に対する」は、前述している物事に関する内容をあげる際に使われます。
論文等で頻繁に使用することができるため、何度も使いすぎないように注意しましょう。
今回の提案に対する最も深刻な問題をあげるとすると、人材不足です。
⑩~に関しての
~に関しての=「話がその事象に関連するまたは、それについての話題である」という意味
「~に関しての」は、「~に関係する」「~について」という意味の言葉です。
書き言葉でも、話し言葉でも利用されます。
今回の提案に関しての最も深刻な問題は、人材不足です。
~におけるの”カジュアル”な言い換え・類語!
~におけるのカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑪~で起きている
~で起きている=「何事かが発生する」の意味
「~で起きている」と似た言葉で、「~で起こっている」といった表現があります。
「~で起きている」は人間や動物に対して利用する言葉で、「~で起こっている」は、災害・病気などの人の意思に反する現象が発生する際に利用します。
今回の提案で起きている最も深刻な問題は、人材不足です。
⑫~の
~の=「行為の場所・時」の意味
格助詞「の」には、さまざまな意味があります。
今回の場合は、場所や時や状態を示す意味合いで使います。
今の案の一番の問題は、人材不足だな。
⑬~のところで
~のところで=「前の事柄の結果として、後の事柄が起こる」意味
「~のところで」はさまざまな意味をもちますが、「~における」の言い換え語として利用する場合は、「それで」や「ゆえに」などと同じ意味になります。
ただし、そのため曖昧な言葉となるためか、カジュアルな場が相応しいと考えられます。
今出された案のところで、一番の問題は、人材不足だな。
⑭~っていう
~っていう=「前述の内容に対して、念押しする表現」の意味
「~っていう」はあまりフォーマルな場には相応しくない、カジュアルな言葉です。
またまれに「~ってゆう」と表記されますが、間違った表現ですのでカジュアルな場であっても控えましょう。
今の案っていうことになると一番の問題は、人材不足だな。
⑮~ちゅうことになると
~ちゅうことになると=「前述の内容に対して、念押しする表現」の意味
「~ちゅうことになると」は、非常に砕けた表現です。
使い方によっては、方言と捉えられる場合もあるようです。
今の提案のままいくっちゅうことになると、一番の問題は、人材不足やわ。