今回は「二転三転」の言い換え表現を紹介します!
「二転三転」は、物事の内容、状態、成り行きなどが、何度も変わってなかなか定まらないという意味の言葉です。

議論は二転三転したが、最終的には当初の案に落ち着いた。
「二転三転」は、日常会話などのカジュアルな場面でも、ビジネスシーンなどのフォーマルな場面でも使用できる柔軟な言葉です。
この記事では「二転三転」の言い換えを15語紹介しています!興味がある方は記事の続きへどうぞ!
二転三転の”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずは二転三転のフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①錯綜


錯綜=「複数の要素が入り混じって複雑になっていること」の意味
「二転三転」と「錯綜」は、物事の状況が安定せず、複雑で理解しにくい状態を表す点で共通している為、文脈によっては言い換え可能です。
「二転三転」は、状況や方針が何度も変わることを指し、「錯綜」は、複数の要素が入り混じって複雑な状態を指しています。
「錯綜」は、ビジネスシーンなどで使用されるフォーマルな言葉です。
例文



議論は錯綜したが、最終的には当初の案に落ち着いた。
②紆余曲折


紆余曲折=「物事が込み入っていて、順調に進まないこと」の意味
「二転三転」と「紆余曲折」は、どちらも物事が計画通りに順調に進まず、変化や困難を伴う状態を指している為、言い換え可能です。
「二転三転」は、状況や方針が何度も変わることに焦点を当てていますが、「紆余曲折」は、目標達成までの道のりに困難や複雑な経過があることに焦点を当てています。
「紆余曲折」は、ビジネスシーンなどで使用されるフォーマルな言葉です。
例文



議論は紆余曲折ありましたが、最終的には当初の案に落ち着きました。
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③難航


難航=「物事が困難にぶつかり、なかなか前に進まないこと」の意味
「二転三転」と「難航」は、どちらも物事がスムーズに進まない状況を表す為、代用可能です。
「二転三転」は、状況がコロコロと変わる様を指し、「難航」は、進むのが難しい状況を指しています。
「難航」は、ビジネスシーンなどで使用されるフォーマルな言葉です。
例文



議論は難航しましたが、最終的には当初の案に落ち着きました。
④混沌


混沌=「物事が入り混じって、秩序がなく、全く見通しが立たない状態」の意味
「二転三転」と「混沌」は、どちらも物事が安定せず、見通しが悪い状況を表す為、文脈によっては言い換え可能です。
「二転三転」は、不安定さや変動のニュアンスが強く、「混沌」は、無秩序や把握が不可能であるニュアンスが強いです。
「混沌」は、ビジネスシーンなどで使用されるフォーマルな言葉です。
例文



議論は混沌としましたが、最終的には当初の案に落ち着きました。
⑤混迷


混迷=「物事が複雑に入り組んで、どうすべきか見当がつかない状態」の意味
「二転三転」と「混迷」は、どちらも物事がはっきりせず、先行きが不透明な状況を表す為、代用可能です。
「二転三転」は、コロコロ変わって状況が定まらない様子を指し、「混迷」は、複雑すぎて判断できない状態を指しています。
「混迷」は、文学的な文脈で使用されることの多いフォーマルな言葉です。
例文



議論は混迷しましたが、最終的には当初の案に落ち着きました。
⑥相次ぐ変更


相次ぐ変更=「物事の内容や計画などが、次から次へと立て続けに変わること。」の意味
「二転三転」と「相次ぐ変更」は、どちらも物事の内容が安定せず、変化が繰り返される状況を表す為、言い換え可能です、
「二転三転」は、同じ内容が何度も覆ったり、ひっくり返ったりするというニュアンスが強く、「相次ぐ変更」は、次々と新しい変更が加わるというニュアンスが強いです。
「相次ぐ変更」は、ビジネスシーンなどで使用されるフォーマルな言葉です。
例文



議論は相次ぐ変更がありましたが、最終的には当初の案に落ち着きました。
⑦揺れ動く


揺れ動く=「安定せず、定まらない状態にあること」の意味
「二転三転」と「揺れ動く」は、どちらも物事が安定せず、固定しない状況を表す為、代用可能です。
「二転三転」は、一度決まったことが覆される変化の繰り返しに焦点を当て、「揺れ動く」は、態度や方針が定まらず迷っている様子に焦点を当てています。
「揺れ動く」は、日常会話などのカジュアルな場面でも、ビジネスシーンなどのフォーマルな場面でも使用できる柔軟な言葉です。
例文



議論の方針は揺れ動きましたが、最終的には当初の案に落ち着きました。
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⑧変遷


変遷=「物事が時間とともに移り変わっていくこと」の意味
「二転三転」と「変遷」は、どちらも物事が変化する状況を表す為、言い換え可能です。
「二転三転」は、混乱を伴う変化の繰り返しを指し、「変遷」は、比較的穏やかで定着していくような変化を指します。
「変遷」は、ビジネスシーンなどで使用されるフォーマルな言葉です。
例文



議論は変遷を経て、最終的には当初の案に落ち着きました。
⑨紛糾


紛糾=「意見や主張が激しく対立し、物事が複雑にもつれてまとまらないこと」の意味
「二転三転」と「紛糾」は、どちらも物事がスムーズに進まず、混乱している状況を表す為、文脈によっては言い換え可能です。
「二転三転」は、一貫性のない変化の繰り返しに焦点があり、「紛糾」は、解決の糸口が見えない混乱に焦点があります。
「紛糾」は、ビジネスシーンなどで使用されるフォーマルな言葉です。
例文



議論が紛糾しましたが、最終的には当初の案に落ち着きました。
⑩翻弄


翻弄=「状況や運命に振り回されて、なす術がない状態になること」の意味
「二転三転」と「翻弄」は、どちらも物事が安定せず、思い通りに進まない状況を表す為、文脈によっては言い換え可能です。
「二転三転」は、内容や方向性がコロコロ変わるという「不安定な変化」に焦点があり、「翻弄」は、誰か(または何か)に振り回される、あるいはもてあそばれるという「主導権の喪失」に焦点があります。
「翻弄」は、文学的な文脈で多く使用されるフォーマルな言葉です。
例文



議論は相手方の意見に翻弄されましたが、最終的には当初の案に落ち着きました。
二転三転の”カジュアル”な言い換え・類語!
二転三転のカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑪ごちゃごちゃ


ごちゃごちゃ=「物が乱雑に入り混じっている状態や、話などがまとまりなく混乱している様子」の意味
「二転三転」と「ごちゃごちゃ」は、どちらも物事が混乱している状況を表す為、言い換え可能です。
「ごちゃごちゃ」は秩序がない状態を指し、「二転三転」は内容が何度も変わる不安定な動きを指します。
「ごちゃごちゃ」は、日常会話などで使用されるカジュアルな言葉です。
例文



議論がごちゃごちゃしたけど、最終的には当初の案に落ち着きました。
⑫ブレブレ


ブレブレ=「方針や姿勢、計画などが定まらず、不安定で一貫性がない様子」の意味
「二転三転」と「ブレブレ」は、どちらも物事が安定せず、一貫性がない状況を表す為、代用可能です。
「ブレブレ」は揺れ動きが定まらない不安定さを指し、「二転三転」は内容が具体的な回数で変わる動きを指します。
「ブレブレ」は、親しい間柄などで使用されるカジュアルな言葉です。
例文



議論はブレブレだったけど、最終的には当初の案に落ち着きました。
⑬迷走する


迷走する=「物事が目的や方向を見失い、あてもなく進んでしまうこと」の意味
「二転三転」と「迷走する」は、どちらも物事が混乱し、方向性が定まらない状況を表す為、文脈によっては言い換え可能です。
「迷走する」は目的を見失いさまようことを指し、「二転三転」は内容が具体的な回数で変わることを指します。
「迷走する」は、日常会話などのカジュアルな場面でも、ビジネスシーンなどのフォーマルな場面でも使用できる柔軟な言葉です。
例文



議論は迷走したけど、最終的には当初の案に落ち着きました。
⑭コロコロ変わる


コロコロ変わる=「物事の内容や状態が、頻繁に、軽やかに、そして安定せずに変化する様子」の意味
「二転三転」と「コロコロ変わる」は、どちらも物事が頻繁に変化し、安定しない状況を表す為、代用可能です。
「コロコロ変わる」は口語的でより軽快な印象の表現であるのに対し、「二転三転」はやや硬い表現で、変化の回数を強調します。
「コロコロ変わる」は、日常会話などで使用されるカジュアルな言葉です。
例文



議論はコロコロ変わったけど、最終的には当初の案に落ち着きました。
⑮行ったり来たり


行ったり来たり=「意見や議論がまとまらず、堂々巡りを繰り返す様子」の意味
「二転三転」と「行ったり来たり」は、どちらも物事が安定せず、同じような状態を繰り返す状況を表す為、文脈によっては言い換え可能です。
「行ったり来ったり」は物理的な移動や、意見が元の場所に戻るような反復を指し、「二転三転」は内容そのものが具体的に変わり続けることを指します。
「行ったり来たり」は、日常会話などのカジュアルな場面でも、ビジネスシーンなどのフォーマルな場面でも使用できる柔軟な言葉です。
例文



議論は行ったり来たりしたけど、最終的には当初の案に落ち着きました。
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