ノーカンとは?意味|類義語・対義語|使い方・例文|元ネタ・語源も解説

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今回は「ノーカン」というネット用語について解説します!

「ノーカン」とは、得点などをカウントせず、無かったことにするという意味の言葉です。

「今のミスはノーカンで!」みたいに使うよ!

「ノーカウント」の略語で、以前から使われていましたが、アニメ「逆境無頼カイジ」がきっかけで知名度がぐんと上がったと言われています。

この記事では「ノーカン」という言葉の詳しい意味や発祥、使われ方などについても深掘りしています。

興味がある方は記事の続きへどうぞ!

目次

ノーカンとは?意味は「カウントせず、無かったことにするという意味」

「ノーカン」の意味=ノーカウントの略で、カウントせずに無かったことにするという意味

「ノーカン」とは、否定の意味の「ノー(no)」と数えるという意味の「カウント(count)」を合わせた「ノーカウント」の略語です。数に数えないという意味ですが、転じて失敗や不手際などを「無かったことにする」という意味で使われる言葉です。

スポーツやゲームなどの競技で使われることが多く、予想外の事態やトラブルなどが起きた際に、正式なルールとは別に点数やカウントを増やさず無かったことにして、再度やり直すことを「ノーカン」と言います。

「ノーカン」の元となる「no count」は英語と思われることが多いですが、和製英語なので海外では通じないそうです。

また、ゴルフにおける「ノーカン」は意味が異なり、「勘が良くない(no感覚)」という意味で、パッティングを打つ際に距離や方向が合わないことを表します。

直前の出来事を取り消ししたい時に使うんだね。

ノーカンの発祥や元ネタはアニメ「逆境無頼カイジ」

「ノーカン」の元ネタ、発祥=アニメ「逆境無頼カイジ」

「ノーカン」というスラングは以前から使われていましたが、さらに知名度を上げたのはアニメ「逆境無頼カイジ」がきっかけです。

このアニメは主人公であるカイジというキャラクターが様々なギャンブルに挑む人気の作品です。

そのカイジの対戦相手の「大槻班長」というキャラクターが、勝負中にした、いかさまがバレてしまった時に言い逃れとして「ノーカン!」と何度も連呼しノーカウントを主張したシーンが話題となりました。

これをきっかけに、ネット上ではなかったことにしたいことを「ノーカン!」とネタとして書き込む事が増え、どんどん広まっていきました。

その影響で「no count」の文字と大槻班長のイラストがプリントされたTシャツが販売されるほど人気になりました。

アニメがきっかけで幅広い人が使うようになったんだね。

ノーカンの使い方・例文

「ノーカン」という言葉を使った例文を見ていきましょう。

使用例①

遅延で遅刻確定だね。

今まで無遅刻無欠勤なのに…遅延だからノーカンにならないかなあ。

使用例②

ダイエット中なのにケーキ食べてて大丈夫?

さっきジムで運動したから今日はノーカン!

使用例③

久しぶりのゴルフは楽しいねー。

久しぶりすぎてパターがノーカンだよ…。もっと練習しよう!

ノーカンの類義語や対義語

ノーカンの類義語と対義語についても見ていきましょう!

ノーカンの類義語

ノーカンの類義語としては下記のものがあります。

無効

効力や効果が無いという意味です。

遅延で出社に遅れてしまうから、遅刻は無効にならないかなあ。

白紙

それまでの経緯を何もなかったことにしてもとの状態に戻すという意味です。

今回の企画が白紙になっちゃった。また考えなくちゃ…。

ノーカンの対義語

ノーカンの対義語はありませんでした。

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