今回は「脳汁」という言葉について解説します!
「脳汁」とは、脳内麻薬という意味の言葉です。
「脳汁出たー」みたいに使うよ!
「脳汁」は、インターネット掲示板2チャンネルで使用されたことがきっかけで広まったと言われています。
この記事では「脳汁」という言葉の詳しい意味や発祥、使われ方などについても深掘りしています。
興味がある方は記事の続きへどうぞ!
脳汁とは?意味は「脳内で分泌され一種の快感をもたらす脳内麻薬」
「脳汁」の意味=脳内で分泌され一種の快感をもたらす脳内麻薬
脳汁(のうじる)とは、興奮状態や多幸感を感じる時に分泌される脳内麻薬という意味のネットスラングです。
脳汁でいうところの「脳内麻薬」は、次のものを指します。
- モルヒネのような鎮静効果や多幸感をもたらす神経伝達物質:エンドルフィン
- :興奮状態をもたらす物質:アドレナリン
- 多幸感が得られ脳の働きを活性化する物質:ドーパミン
興奮する時や嬉しい時などに気持ちが昂ると、こういった物質が分泌されます。この状態をネット上では、「脳汁が出る」と表現します。
では、どんな時に「脳汁が出る」と表現しているかというと。
例えば、ランニングのときのランナーズハイになっている時の気分が高揚している時や筋トレをしている時など、自分の限界を超える達成感と活力が脳汁として脳内に広がります。この状態の時に「脳汁が出ている」と表現します。
さらに、パチンコで大当たりや確変時に味わう気持ちの時など、予想外の成功が興奮と喜びで脳内を満たし、脳汁がじんわり湧いてくるときにも使用されます。
ただギャンブルに関しては、この「脳汁が出る」感覚を求めて依存症になってしまう可能性もあるので気を付けないといけません。脳内麻薬と言われる由縁はここにあるんですね。
脳汁でいう脳内麻薬って中毒性があるだね!
脳汁の発祥や元ネタは「インターネット掲示板2チャンネル」
「脳汁」の元ネタ、発祥=インターネット掲示板2チャンネル
2010年代半ばからインターネット掲示板2チャンネルの書込みから広まったものと考えられます。
「脳汁」は、脳汁が出ているという表現を2チャンネルやSNSなどのコミュニティ内で共通の経験や感情を表現するために生まれました。TwitterやSNSなどで広まり、2010年代後半から頻繁に使われ始めたとされます。
「脳汁」の由来は、人が強い達成感や興奮を覚えたとき、脳内で分泌されるエンドルフィンという物質に関係していると考えられます。実際に液体が出ているわけではなく、エクスタシーの表現として「脳汁が出る」と使われるようになりました。
SNSでは、こうしたゲームやギャンブルでの感情表現をする言葉として広まっており、その人気から日常会話でも使用されるようになりました。
興奮と喜びが高まる瞬間に使うといいんだね。
脳汁の使い方・例文
「脳汁」という言葉を使った例文を見ていきましょう。
使用例①
ゲームをしているときの快感を例えるときの「脳汁」
新作ゲーム試してみた?
もちろん!最後のボスを倒すとこ、脳汁やばかった…
使用例②
マラソンをしているときの高揚した気持ちを表す「脳汁」
フルマラソン完走したんだって?どうだった?
そりゃ大変だったよ。でも途中、脳汁がドバドバ出てたの感じたけどね。
使用例③
推しに会えた興奮状態の「脳汁」
今日のLIVEも最高だったね。推しとの距離近すぎたよ!
もう、脳汁とまらん…
脳汁の類義語
脳汁の類義語についても見ていきましょう!
脳汁の類義語
脳汁の類義語としては下記のものがあります。
脳内麻薬
脳内麻薬の俗称が脳汁として用いられる
遊園地にいくと脳内麻薬が溢れ出すんだよね。