ヌルゲーとは？意味・類義語｜対義語・使い方｜元ネタ・発祥も紹介！

今回は「ヌルゲー」というゲーム用語について解説します！

「ヌルゲー」とは、簡単にクリアできてしまう難易度の低いゲームという意味の言葉です。

生ぬるい、という言葉とゲームを合わせた造語で、2000年代前半ごろから使われているネットスラングです。

この記事では「ヌルゲー」という言葉の詳しい意味や発祥、使われ方などについても深掘りしています。

興味がある方は記事の続きへどうぞ！

ヌルゲーとは？意味は「難易度の低い簡単なゲーム」

「ヌルゲー」の意味＝難易度の低い簡単なゲーム

ヌルゲーとは難易度が低く簡単にできてしまうという意味の言葉です。ぬるいゲームという言葉の略語でもあります。

主にネット掲示板やSNSなどで使われています。

生ぬるいという言葉は、温度があまり高くない、中途半端な状態を表す言葉です。つまりヌルゲーとは、生ぬるいという言葉とゲームを合わせた言葉です。

ゲーム自体の難易度は低くなくても、ボス戦であまり苦労せずクリアしてしまうようなゲームに対しても使われています。

とはいえ、ゲームの腕前や経験値によって難易度というのは大きく変わるので、ヌルゲーを明確に定義づける基準はないと言えるでしょう。

ゲーム性の高さではなく、ストーリーやキャラクターの魅力や、演出、音楽などを楽しんで欲しいという制作者側の意図があり、難易度を低く設定している場合もあります。

ヌルゲーという言葉には、簡単な面白くないゲームという意味でバカにするニュアンスや、自分の腕前をひけらかす時に使う人もいるので、ネガティブなイメージもあります。

ですが、前述の通りストーリー性や気軽にプレイしたい人もいるので、必ずしも悪い意味合いの言葉というわけではありません。

それでも、ゲームの好みは人それぞれなので使う時には注意が必要です。

ヌルゲーの発祥や元ネタは「生ぬるい」

「ヌルゲー」の元ネタ、発祥＝生ぬるい

ゲームに生ぬるいという言葉を合わせた言葉です。

2000年代前半ごろからネット掲示板で使われ始めた言葉です。

主にネット掲示板で使われてきた、ゲーム文化の中から生まれた言葉ですが、現在ではゲーム用語というジャンルを越えてSNS広がり広がり、多くの人に使われるようになりました。ゲーマーのみならず、ネットユーザーにとっては一般化された言葉でもあります。

そうしたことで、簡単にクリアできてしまうという意味から、転じて試験やタスクを軽々こなせてしまった時などにも使われています。

また、同じような意味合いの言葉としてクソゲーという言葉がありますが、簡単にクリアできてしまうゲームという意味のヌルゲーという言葉に対し、こちらはゲームそのものに魅力がないゲームという意味で、本質的にはまったく違います。

つまらない、馬鹿馬鹿しいゲームであるという評価をする時に使う言葉です。

ですが、そのくだらなさを愛するプレイヤーもいることから、みだりにクソゲーと言わない方がいいでしょう。

ヌルゲーの使い方・例文

「ヌルゲー」という言葉を使った例文を見ていきましょう。

使用例①本来の使い方

使用例②評価する時

使用例③テストなどの手応え

ヌルゲーの類義語や対義語

ヌルゲーの類義語と対義語についても見ていきましょう！

ヌルゲーの類義語

ヌルゲーの類義語としては下記のものがあります。

クソゲー

つまらないゲームという点ではヌルゲーと同じ意味ですが、こちらはゲームそのものに魅力がないためにつまらないとされているゲームのことです。

くだらない

まともに取り上げる（相手に取るだけの）価値がない様子。（新明解国語辞典）

楽勝

終始優勢を保ったまま、勝利すること。（新明解国語辞典）

ヌルゲーの対義語

ヌルゲーの対義語としては下記のものがあります。

ムズゲー

クリアするのが困難なほど難しいゲーム

無理ゲー

難易度が高く攻略が不可能と思われるゲーム

難攻不落

攻撃するのが難しく、容易には陥落しないこと