「恩恵」とは?意味と「恵み」との違い・使い方を例文で解説

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今回は「恩恵」という言葉の意味について解説します。

「恩恵」とは、自然や他者、制度などからもたらされる、ありがたい恵みや利益のことです。

「自然の恩恵」のように、外から与えられるめぐみを表す言葉ですね。

読み方は「おんけい」で、「恩(めぐみ・いつくしみ)」と「恵(めぐみ・恵む)」という漢字からできています。

この記事では「恩恵」の意味や読み方、語源、使い方、類義語・対義語まで深掘りしています。

興味がある方は記事の続きへどうぞ。

目次

恩恵とは?意味は「外からもたらされるありがたい恵み」

「恩恵」の意味=自然や他者、制度などから与えられる、ありがたい恵みや利益

恩恵は、自分の力だけでは得られない、外からもたらされる恵みや好ましい働きかけを指します。

読み方は「おんけい」。「恩恵を受ける」「恩恵にあずかる」のように使われます。

太陽や雨といった自然のめぐみ、医療や教育といった制度のめぐみなど、対象は幅広くあります。

ただ得をするというより、与えられたありがたさを感じるニュアンスを含む言葉です。

「ありがたい」という気持ちがにじむのが、恩恵という言葉なんですね。

恩恵の語源・成り立ち

「恩恵」の成り立ち=「恩(めぐみ・いつくしみ)」+「恵(めぐみ・恵む)」

恩恵は、人から受けるいつくしみを表す「恩」と、与えるめぐみを表す「恵」が重なってできた言葉です。

「恩」は「因(よる)」と「心」からなり、人の心によってもたらされる情けやいつくしみを表します。

「恵」は「めぐむ・めぐみ」を表し、心を込めて何かを与えることを意味します。

「めぐみ」を表す二つの字が並ぶことで、ありがたい恵みという意味が強まっています。

「恩」も「恵」も、どちらもめぐみを表す字なんですね。

恩恵の使い方・例文

「恩恵」を使った会話を見ていきましょう。

自然の話題から日々の暮らしまで、幅広い場面で使えます。

使用例① 自然のめぐみに感謝する

太陽や雨のありがたさを、感じる場面です。

今年の野菜、お日さまのおかげでよく育ったね。

本当に。自然の恩恵に感謝したくなるね。

使用例② 文明の便利さを話す

暮らしを支える技術を、ふり返る場面です。

遠くの家族とすぐ顔を見て話せるなんて、すごい時代だね。

そうですね。文明の恩恵をしっかり受けていますね。

使用例③ ありがたい計らいを受ける

制度や好意による助けを、受けとる場面です。

支援制度のおかげで、学業を続けられそうです。

それは何よりです。恩恵にあずかれてよかったですね。

「恩恵」の類義語や対義語

恩恵の類義語と対義語についても見ていきましょう。

恩恵の類義語

恩恵の類義語としては下記のものがあります。

恵み(めぐみ)

恵みは、自然や人から与えられる、ありがたいもののことを表す言葉です。

「雨の恵み」のように、やわらかな響きで使われます。

おかげ

おかげは、他者の助けや働きによって、よい結果が得られたことを表す言葉です。

「あなたのおかげ」のように、日常で気軽に使えます。

賜物(たまもの)

賜物は、めぐみや努力によって得られた、ありがたい結果を表す言葉です。

「努力の賜物」のように、改まった場で使われます。

恩恵の対義語

恩恵には、ぴったり対になる一語はあまりありません。

「めぐみ」と反対の意味として、近い概念を挙げると下記のものがあります。

損害(そんがい)

損害は、利益とは逆に、こうむる損失や不利益を表す言葉です。

「めぐみ」の反対として、利益の面から対比されます。

災い(わざわい)

災いは、人をおびやかす不幸なできごとを表す言葉です。

自然がもたらす面では、恩恵と対比して語られます。

このように近い概念は挙げられますが、恩恵には明確な対義語は多くありません。

恩恵の豆知識・ちょっといい話

恩恵をもっと深く知れる、ちょっとした小話を紹介します。

「恩恵にあずかる」の「あずかる」は「与る」

「恩恵にあずかる」の「あずかる」は、漢字で書くと「与る」が正しい字です。

「与る」は、物事に関わる、目上からの好意や恵みを受ける、という意味を持ちます。荷物を「預かる」とは別の言葉です。常用漢字の読みではないため、いまは「恩恵にあずかる」とひらがなで書くのが標準です。なお「恩恵にあやかる」は誤りで、「あやかる(肖る)」は、よい影響を受けて同じようになることを指します。

「あずかる」と「あやかる」は、別の言葉だったんだね。

英語では「benefit」と「blessing」

恩恵を英語で表すときは「benefit(ベネフィット)」や「blessing(ブレッシング)」が使われます。

「benefit」は実利的なめぐみを、日常的に表す言葉です。一方「blessing」は、神聖さやありがたさをにじませた、めぐみを表すことが多くあります。「自然の恩恵」のように、感謝の気持ちがこもる場面では「blessing」がよくなじみます。

場面によって、二つの英語を選び分けられるんだね。

明日から使えるプチ知識:「恩恵にあずかる」は、改まった感謝を伝えたい場面でよくなじみます。「あやかる」と混同しやすいので、めぐみを受けたときは「あずかる」を選んでみてください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。自然や人から与えられるありがたさを伝えたいとき、「恩恵」をぜひ使ってみてください。

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