今回は「お疲れ様です」の言い換え表現を紹介します!
「お疲れ様です」は「仕事中や仕事を終えた人の労をねぎらう」ときに使う言葉です。
この言葉は、フォーマルな言葉に分類されるといえるでしょう。
この記事では「お疲れ様です」の言い換え語について紹介しています。
興味がある方は記事の続きへどうぞ!
お疲れ様ですとは?意味は「感謝や労うときに使われる挨拶」
「お疲れ様です」の意味=感謝や労うときに使われる挨拶
「お疲れ様です」は、基本的には目上の人が目下の人に使う言葉です。

今日も残業お疲れ様です。
お疲れ様ですの”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずは「お疲れ様です」のフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①ゆっくりお休みになってください


「ゆっくりお休みになってください」=「労をねぎらう」の意味
「ゆっくりお休みください」で相手に休んで欲しい気持ちを伝えることで、労をねぎらう言葉としています。
例文



あまりご無理なさらず、ゆっくりお休みなってください。
②ご尽力いただきありがとうございました


「尽力」=「力を尽くす」の意味
社外的に「お疲れ様でした」というねぎらいを伝える時に使える言葉です。
例文



おかげさまでイベントを無事に終えることができました。
ご尽力いただきありがとうございました。
③お世話いただきありがとうございました


「お世話」=「あれこれと面倒をみること」の意味
社外的に「お疲れ様でした」というねぎらいを伝える時に使える言葉です。
例文



おかげさまでイベントを無事に終えることができました。
お世話いただきありがとうございました。
④ご指導いただきありがとうございました


「ご指導」=「教え導くこと」の意味
「指導したもらったこと」をねぎらう対象として、「ありがとうございました」を付けることでねぎらいの言葉としています。
部下から上司、後輩から先輩のように、下の者から上の者へねぎらいの言葉と伝える時に使えるでしょう。
例文



〇〇さんにご指導いただいた結果、イベントを無事に終えることができました。
ご指導いただきありがとうございました。
⑤お先に失礼します


「お先に失礼します」=「帰宅時の挨拶」の意味
仕事を終えて帰宅する時の挨拶として使われる言葉ですが、この言葉自体に残っている人をねぎらうの意味は込められていません。
「お疲れ様です(でした)」とセットで使うことで、先に帰宅する申し訳なさを伝えています。
例文



お疲れ様でした。
お先に失礼します。
⑥お疲れ様でございます


「お疲れ様でございます」=「労をねぎらう」の意味
「お疲れ様です」をより丁寧にした言葉です。
例文



今日も残業ですか?
お疲れ様でございます。
⑦ご足労いただきありがとうございました


「ご足労」=「わざわざ来てもらう」の意味
得意先の人にわざわざ来てもらった時のねぎらいの言葉として使います。
例文



弊社までご足労いただきありがとうございました。
⑧お時間を割いていただきありがとうございました


「お時間を割いて」=「時間を確保して打ち合わせなどをしてくれることに対する感謝」の意味
リモート会議などが普及した今、ねぎらいの言葉として使う機会が多くなっている言葉といえるでしょう。
例文



本日はお時間を割いていただきありがとうございました。
⑨ご助力いただきありがとうございました


「ご助力」=「他人の仕事や活動に力を貸す」の意味
社外的に「お疲れ様でした」というねぎらいを伝える時に使える言葉です。
例文



おかげさまでイベントを無事に終えることができました。
多大なご助力をいただきありがとうございました。
お疲れ様ですの”カジュアル”な言い換え・類語!
「お疲れ様です」のカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑩ご苦労さまです


「ご苦労様」=「労をねぎらう」の意味
「お疲れ様です」と並んで使いたくなるのが「ご苦労様です」です。
この言葉は、上司から部下に対して使う言葉であるため、部下から上司に対して使うことは絶対にありません。
例文



今日も残業ご苦労様です。
⑪お世話様でした


「お世話様」=「他人が自分のために尽力してくれたことをねぎらう」の意味
上司や目上の人に対して、「ご苦労様です」と並んで間違って使ってしまうのが「お世話様です」です。
意味にもあるように、他人が自分のために尽力してくれた時に使う言葉なので、上司に対して使うのはNGです。
意味をきちんと理解して、この言葉を使う相手を適切に判断するようにしましょう。
例文



昨日はお世話様でした。
⑫お疲れです


「お疲れです」=「労をねぎらう」の意味
「お疲れ様です」をフランクな形にしたものです。
同期・同格の相手や後輩などであれば使って問題ないでしょう。
例文



今日も残業?
お疲れです。
⑬頑張ってるね


「頑張る」=「あることを成し遂げようと、困難に耐えて努力する」の意味
上司から部下に対してかける、ねぎらいの言葉の1つです。
例文



今日も残業かい?
頑張ってるね!
⑭お疲れ


「お疲れ」=「労をねぎらう」の意味
「お疲れ」は「お疲れ様」を省略した言葉です。
気軽な会話ができる同期間、上司から部下、先輩から後輩にかけるのであれば、使って問題ないでしょう。
例文



今日も残業?
お疲れ!
⑮おつ


「おつ」=「お疲れ様」の意味
「おつ」は「お疲れ様」を省略した言葉です。
非公式な場で、気心の知れた間柄にのみ使うようにしましょう。
例文



今日も残業おつ!
お疲れ様ですの豆知識・ちょっといい話
「お疲れ様です」をもっと面白く知れる小話を紹介します。
「ご苦労様は目上に失礼」は1980年代以降のルール
「ご苦労様を目上の人に使うのは失礼」というルールが広まったのは、1980年代以降のことです。
もともと「ご苦労様」は目下から目上へのねぎらいの言葉として使われていました。国立国語研究所も「歴史的にはどちらが正しいとは言い切れない」と述べており、ビジネスマナー書の普及とともに上下関係のルールが整理・固定化されていったと考えられています。



当たり前だと思っていたビジネスルールにも、こんな歴史があるんですね。
英語に1対1で対応する言葉がない
「お疲れ様です」は英語に1対1で対応する言葉がなく、外国語学習者が「日本語で一番難しい表現のひとつ」に挙げることがある言葉です。
「Good work」や「You must be tired」では意味の半分しか伝わりません。「疲れ(=努力の証)」を「様」として尊重するという発想は日本文化に独特で、近年では「otsukaresama」をそのまま使う外国人も増えています。



何気なく使っている言葉が、実はとても日本らしい感覚を宿しているんですね。
「疲れ」を尊重する、日本語ならではの感覚
「お疲れ様」は「疲れた状態=頑張った証拠」をねぎらう言葉で、英語の「Well done」が「結果」をほめるのと対照的です。
結果よりもプロセスや努力を認める日本文化の価値観が、この挨拶の一言に凝縮されています。毎日使っている挨拶の中に、深い文化的背景が隠れているといえます。



毎日使っている言葉に、こんな温かい意味が込められているとは思いませんでした。
場面に合う言い換えが見つかれば幸いです。