今回は「親ガチャ」というネットスラングについて解説します!
「親ガチャ」とは、「子供は親を選べない」ことをゲームのガチャに例えた言葉です。

「親ガチャ、ハズレたわ」みたいに使うよ!
「親ガチャ」はTwitterが発祥の言葉です。
この記事では「親ガチャ」という言葉の詳しい意味や発祥、使われ方などについても深掘りしています。
興味がある方は記事の続きへどうぞ!
親ガチャとは?意味は「親は選べないことをガチャに例えたもの」
「親ガチャ」の意味=「子供は親を選べない」ことをゲームのガチャに例えたもの
親ガチャとは「子供は親を選べない」ことをゲームのガチャに例えたネットスラングです。
子供は、どの親のもとに生まれるかや家庭環境などを選ぶことはできず、恵まれた環境かそうでないかで将来が左右されることを自虐的にとらえています。生まれる親は運次第ということをガチャガチャに例えた言葉です。
あたり、ハズレで表現されることが多いですが、ゲームのガチャと同じようにSR(スーパーレア)などの表現も存在します。
親ガチャという言葉が注目されるようになった背景には、教育格差や貧困問題などの社会的問題があります。
主にSNSを中心に使われている言葉ですが、2021年に新語流行語にノミネートされたことで注目されるようになりました。
親ガチャに失敗したと思うヒトが使うことが多いので、ネガティブな意味で使われることが多いです。



親は選べないってことだね!
親ガチャの発祥や元ネタは「Twitter」
「親ガチャ」の元ネタ、発祥=Twitter
「親ガチャ」が誰が使い始めたのか詳細はわかっていません。
2014年頃からTwitter上では「親ガチャ」という言葉が使われ始めています。2017年から使用頻度が上がっており、SNS上で認知度は高まっていました。
2021年に若者の間で流行し、ユーキャン新語・流行語のトップテンのノミネートや大辞泉が選ぶ新語大賞の大賞を受賞したことをきっかけに世間の認知度が高まりました。
また、2021年9月に「現代ビジネス」で公開された記事を発端に、テレビの情報番組でも取り上げられ世間の認知度がより高まったと考えられます。
実は、2010年から「親ガチャ」という言葉が使われ始めています。ただし、このころの親ガチャは「親が勝手に部屋に入ってきた」という意味で利用されています。



親ガチャは使い方が変化した言葉なんだね!
親ガチャの使い方・例文
「親ガチャ」という言葉を使った例文を見ていきましょう。
使用例①



最近、元気ないけど何かあった?



最近、親がいない日が多くて大変なの。



自由にできていいじゃん!



洗濯もご飯の準備も自分でしないといけないんだよ・・・。
親ガチャにハズレたのかもしれない。
使用例②



いろいろチャレンジ出来て羨ましいよ!
家はダメって言われてばっかりだったな・・・。



親ガチャにあたったのかもしれないな。
今思うとすごく幸せな環境だったよ。
退職や転職で悩んでいるあなたへ
使用例③



なんでこんなに成績が悪いんだ!



親ガチャにハズレたからですかねー
親ガチャの類義語や対義語
親ガチャの類義語と対義語についても見ていきましょう!
親ガチャの類義語
親ガチャの類義語としては下記のものがあります。
親ガチャと同じように、自分では選べないことを例えたもの。
上司ガチャ



配属先、忙しいって有名なところらしいね!



毎日残業だし、休日出勤もある・・・。
配属ガチャ、ハズレたかもしれない。
先生ガチャ



担任の先生、怖くて有名な先生らしいじゃん。



先生ガチャ、ハズレた!
親ガチャの対義語
親ガチャの対義語としては下記のものがあります。
子ガチャ
子供が親を選べないのと同様に親も子供選ぶことができないことを意味する言葉。



あの子、音楽の才能に恵まれているよ!



子ガチャにあたったのかもね!
退職や転職で悩んでいるあなたへ