今回は「パフォーマンス」の言い換え表現を紹介します!
「パフォーマンス」は能力や性能以外にも様々な意味があり、使われる状況によってニュアンスが異なる言葉です。
この言葉はカジュアル、フォーマルどちらの場面でも使える汎用性の高い言葉でしょう。
この記事では「パフォーマンス」の言い換え語について紹介しています。
興味がある方は記事の続きへどうぞ!
パフォーマンスとは?意味は「能力や性能などを表すことば」
「パフォーマンス」の意味=能力や性能・人目に付く行為などを表すことば
機械や人の能力を表す「性能」や「機能」といった意味で使われることもあれば、「人目を引くためにする何らかの行為」という意味で使用されることもあります。
ビジネスシーンにおいては仕事の「業績」や「成果」、「効率」を意味することが多いでしょう。
こちらは旧型製品ですが、素晴らしいパフォーマンスを発揮します。
パフォーマンスの”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずはパフォーマンスのフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①業績
業績=「仕事や研究において獲得した結果、できばえ」の意味
ビジネスの結果として得られる成果を意味する言葉です。
パフォーマンスを「売上高」や「利益」という意味で用いる場合は、「業績」と言い換えることができるでしょう。
「業績を上げる」や「業績を残す」など、主にビジネスシーンで使われるフォーマルな言葉です。
例文
こちらは旧型製品ですが、業績面では引けを取りません。
②成績
成績=「仕事の結果。また、成し遂げた仕事の評価」を意味します
学校では「数学の成績が上がる」といった使い方で、試験の結果や科目の習熟度を指していたと思います。
パフォーマンスは「あることに取り組んだときの出来ばえ・結果」という意味でも使われるので、「成績」も同じような文脈で使えるでしょう。
難しい言葉ではありませんが、ビジネスシーンでも問題なく使えます。
例文
こちらは旧型製品ですが、品質検査では高い成績をおさめます。
③効率
効率=「労力に対して得られた成果の割合」の意味
人だけでなく、機械がこなした仕事量と消費したエネルギーとの比率を表すときにも使います。
より少ないリソースで、より大きな成果を求められることが多いビジネスシーンにおいてよく登場する言葉ですね。
上司に「パフォーマンスが上がってきた」と褒められたときは、「仕事の効率が上がってきた」ことを評価されていると言えるでしょう。
「効率」はビジネスシーンでも違和感なく使えるフォーマルな言葉です。
例文
こちらは旧型製品ですが、効率よく作業を進められます。
④成果
成果=「やり遂げて手に入れた結果」の意味
あることに取り組んで得られた良い結果を指す言葉です。
パフォーマンスには様々な意味が含まれますが、成果は主に「良い結果」を表すときに使われるので注意が必要です。
ビジネスシーンで使われることも多いため、フォーマル寄りの言葉と言えるでしょう。
例文
こちらは旧型製品ですが、優れた成果が得られます。
⑤出来(でき)
出来(でき)=「ものができること。または、よくできている状態」を意味します
植物などの実り具合や収穫度合いを指す場合もあり、幅広い用途で使われる言葉です。
同じ漢字で「出来(しゅったい)」という言葉がありますが、こちらは「事件が起こること。物ができあがること」を意味します。
「仕事ぶり・能力」という意味では「パフォーマンス」と「出来(でき)」は同じように使えるでしょう。
日常会話で耳にすることもありますが、ビジネスシーンでも使える言葉です。
例文
こちらは旧型製品ですが、素晴らしい出来です。
⑥性能
性能=「機械や道具が備えている性質・能力」を意味します
人に使う場合には、「生まれた時から備わっている精神的・身体的な能力」を指す場合もあります。
「機械のパフォーマンスを高める」は「機械の性能を高める」と言い換えることができるでしょう。
どちらかというとフォーマルな会話で使われることが多いです。
例文
こちらは旧型製品ですが、素晴らしい性能をもっています。
⑦機能
機能=「あるものに元々備わっている働き」の意味
また、「機能」には「全体の中で担っている固有の役割」という意味もあります。
「パフォーマンスが衰える」というように、一部の働きについて言及する場合は「機能が衰える」と言い換えることができるでしょう。
日常会話でも耳にする言葉ですが、フォーマルな場面でも使用可能です。
例文
こちらは旧型製品ですが、素晴らしい機能を搭載しています。
⑧価値
価値=「どのくらい大切か、またどれほど役に立つかという程度」を意味します
ものが持っている値打ちを示す言葉です。
ビジネスシーンにおいてはお客様にとってのメリットを指すことが多く、例えば「コストパフォーマンスが良い」という言葉は「コスト以上に価値がある」という意味になります。
ビジネスシーンでも違和感なく使える言葉でしょう。
例文
こちらは旧型製品ですが、素晴らしい価値があります。
⑨プロダクティビティ
プロダクティビティ=「生産性、または生産力」の意味
ものや金銭的な価値を効率的に生み出す能力、という意味で使われる言葉です。
英語では「productivity」と書き、ビジネスにおいては「人的資源や資材を投入した結果、得られる成果物の割合」を指します。
ビジネスシーンで登場することも多く、ややフォーマルな言葉といえるでしょう。
例文
こちらは旧型製品ですが、高いプロダクティビティを誇ります。
パフォーマンスの”カジュアル”な言い換え・類語!
パフォーマンスのカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑩処理能力
処理能力=「命令や規則にしたがって、早やかに仕事を行う能力」の意味
主に機械に対して使う言葉ですが、「事務処理能力が高い」など人に対して用いることもあります。
「処理能力」は「様々なツールを使いこなして効率よく作業をおこなう」というニュアンスを含みます。
日常会話でもビジネスシーンでも使うことができる言葉でしょう。
例文
こちらは旧型製品ですが、高い処理能力を備えています。
⑪動作
動作=「なにかをしようとした時の体の動き、はたらき」の意味
状況によっては「コンピュータや機械が作動すること」を指す場合もあります。
きびきびとした仕事ぶりを表現したいときは「パフォーマンス」と「動作」のどちらを使っても問題ないでしょう。
カジュアル、フォーマルどちらの場面でも使える言葉です。
例文
こちらは旧型製品ですが、動作性は全く問題ありません。
⑫技量
技量=「ある物事を行うための技術や能力」の意味
特定の分野における才能を表す言葉で、ビジネスにおいては「高い技術や知識をもっていること」を意味します。
「ハイレベルな能力や技術」をアピールしたいときは「パフォーマンス」より「技量」を使うと良いでしょう。
様々なシーンで使われる言葉ですが、ビジネスシーンでも使用できます。
例文
こちらは旧型製品ですが、充分な技量があります。
⑬アウトプット
アウトプット=「成果物」の意味
本来は「内にあるものを外に出すこと」という意味ですが、ビジネスシーンでは「取り組んだ仕事の結果」という意味で使われます。
単なる「成果」を指す「パフォーマンス」に比べると、「アウトプット」は「これまで身に付けた技術や経験を行動に反映させる」というニュアンスが強くなります。
幅広い場面で使えるため、フォーマルでもカジュアルでもないニュートラルな言葉です。
例文
こちらは旧型製品ですが、アウトプットの質は高いです。
⑭腕前
腕前=「物事をうまくやり遂げる能力や技術」の意味
身に付けたスキルのことを指し、料理やスポーツ、芸術品制作など様々なシーンで使われる言葉です。
自分の特技を人前で見せるときに「パフォーマンス」という言葉を使いますが、「腕前を披露する」と表現することもできますね。
日常会話でも多く使われるため、どちらかといえばカジュアル寄りの言葉でしょう。
例文
こちらは旧型製品ですが、腕前は間違いありません。
⑮プレー
プレー=「体を使って表現すること、演じること、遊ぶこと」の意味
文脈によってさまざまな意味が存在する言葉ですが、スポーツの世界においては「パフォーマンス」と「プレー」はほぼ同じ意味で使われます。
ビジネスシーンではほとんど使われないカジュアルな言葉でしょう。
例文
こちらは旧型製品ですが、ファインプレーを見せてくれます。
最後までお読みいただきありがとうございました。