今回はTWITCH(ツイッチ)などのゲーム配信サイトのチャットでよく見る「POG(ポグ)」という言葉について解説します。
「POG」は驚きや感動を表すインターネットスラングで、海外のゲーム配信では選手(プレイヤー)が凄い技を決めた時の
- ヤバすぎ!
- かっけえ!
といったプレイに対して使用されます。
ポジティブな意味で使われるんだね
この記事では「POG」という言葉の詳しい意味や発祥、正しい使い方などについても深掘りしています。
最後まで読んで頂ければ、あなたも「POG」を使いこなせるようになること間違いなし!という事で興味がある方は記事の続きへどうぞ!
「POG」の意味は?
「POG」の意味=凄い!ヤバい!を表すネットスラング
POGとはPlay Of the Gameの略語で、”驚き”や”感動”、”興奮”などポジティブな感情を表すネットスラングです。
日本語で表すなら
うっま!!!!
今のプレイやばすぎ!
神!!
痺れる!
と言った感じになりますね。
ただ、海外チャットには日本のとは違い、「!」を多用しないという特徴があります。
そのため、上記のような驚きのプレイを見た際にも
「POG!!!!!」じゃなくて「POG」という一見無機質な単語がチャット上で流れる、というのは面白いですよね(笑)
日本のチャットとは雰囲気が違うよね
「POG」が使われている場所=海外チャット
POGが使用されている場所=海外ゲーム配信サイトのチャット欄
POGは主に海外のゲーム配信サイトのチャット欄で使用されます。
主な海外のゲーム配信サイトは下記の通り。
- Twitch
- YouTube Gaming
- Mixer
- Azubu
- SmashCast TV
- Dlive
中でも「Twitch(ツイッチ)」は日本の有名ゲーム配信者が集っており、一番馴染みの深い配信サイトですよね。
「POG」の発祥や元ネタ、由来は?
POGの語源や発祥、元ネタ=「Play of the Game(ゲーム内で最も印象的なプレイ)」
POGは「Play of the Game(ゲーム内で最も印象的なプレイ)」の略語です。
POGという言葉を一番最初に使い始めたのは誰か?という明確な発祥は明らかになっていません。
ただ、POGが広く普及するきっかけはTwitchでの「Pog Champエモート」です。
※エモート:チャット上での絵文字やスタンプの一種
格闘ゲームの配信者や大会の主催者として有名な「Gootecks(グーテックス)」
彼が『Pogs ChampionShip』という動画で見せた驚きの表情がTwitch上でエモートとして使用された事でPOGはネットスラングとして急速に普及。
現在では海外の多くのオンラインコミュニティで使用される言葉になっています。
因みに、こちらがPOGが普及するきっかけになったGootecks(グーテックス)の「Pog Champエモート」。
確かに、めちゃくちゃ表情豊かですね(笑)
ただ、この「Pog Champエモート」は現在はTwitchでは削除されており、使用することは出来ません。
これは、Gootecks(グーテックス)が2001年にアメリカ合衆国議会議事堂襲撃事件について語った配信上での発言を、Twitchが暴力を助長するものと判断した、という理由が挙げられています。
今は使えないのか…
「POG」の使い方・例文
「Pog」という言葉を使った例文を紹介して行きます。
海外チャットでの使用例
- POG
海外のゲーム配信サイトではスーパープレイやゲームの勝敗を分ける大きなプレイがあった際には上記の様に「POG」という発言がチャット上に流れます。
また、POGの派生形として
- POGGERS
- POG POG POG
- POGGG
- Pog 〇〇◯(プレイヤー名)
という感じで崩れた形の「POG」も存在します。
やはり日本語のチャットに慣れているとちょっと無機質な印象を受けますね。
「POG」の類義語や対義
POGの類義語
POGの類義語としては下記のものがあります。
- PogChamp
- GIGACHAD
「POG」が普及したきっかけになった「PogChamp」は類義語と言っていいでしょう。
また、GIGACHADという言葉もチャット上ではPOGと同じような使い方をされる言葉です。
POGの対義語
- unPog
unPOGはPOGの逆で、
- イケてないプレイ
- 最悪
- 何やってんだ
といったネガティブな状況で使用されます。