今回は「ポテンヒット」というビジネス用語について解説します!
「ポテンヒット」とは、仕事を誰も担当せず対応されないまま放置された結果、大問題になる!という意味の言葉です。
担当者を決めないとポテンヒットになっちゃうよ!みたいに使うよ!
ポテンヒットの由来は、野球のポテンヒットからです。
この記事では「ポテンヒット」という言葉の詳しい意味や発祥、使われ方などについても深掘りしています。
興味がある方は記事の続きへどうぞ!
ポテンヒットとは?意味は「誰も手をつけない仕事が重大な問題に!」
「ポテンヒット」の意味=対応されないまま放置された仕事が重大な問題に発展すること
ポテンヒットとは、ひとつの仕事を誰がやるのか分からないまま放置され結果的に重大な問題に発展してしまうという意味のビジネス用語です。
あの仕事は、自分の担当範囲ではない。または、指示がないからやらない。といって仕事を放置していたら重大な損失やクレームにつながります。
誰も担当しない放置された仕事が大問題になる!ってことなんだね!
ポテンヒットは、野球で使われる言葉です。
内野と外野の間など守備陣が思わぬところにボールがポテンとボールが落ちてヒットになることをいいます。
ポテンという言葉からボールの速さが想像できますね。この場面では、フライボールのことを指しています。
野球の”ポテンヒット”はいい意味で使われる時が多いですが、ビジネスシーンで使われる”ポテンヒット”はネガティヴな場面で使われます。
ポテンヒットの語源や由来は「野球用語のポテンヒット」
「ポテンヒット」の語源、由来=外野手の前にフライボールがポテンと地面に落ちること
野球のポテンヒットとは、打者が打ったボールが内野手と外野手などのちょうどキャッチしにくい中間にポテンとボールが落ちてヒット判定になることをいいます。
誰かがキャッチできそうなのに誰かがキャッチしてくれるだろうという油断や、自分の守備範囲ではないということから結局誰もキャッチしないということが原因です。
このような場面は、バレーボールやテニスでもよく見られることですよね。
ポテンヒットを防ぐには、「声がけ」
「オーライ!オーライ!」「オーイ!頼む!!」などのコミュニケーションが取りこぼしを防ぎます。
「一緒にいいものを作ろう」「お互いをカバーしよう」という雰囲気になっていればポテンヒットは起こりません。
スポーツでもビジネスでもコミュニケーションが大切ですね。
ポテンヒットの「ポテン」ってボールが落ちる音だったんだね!
ポテンヒットの使い方・例文
「ポテンヒット」という言葉を使った例文を見ていきましょう。
使用例①
次の会議の資料誰が作るんだろう
それは私が作る予定です
よかった。ポテンヒットになる前にはやめに動いてくれてありがとう!
使用例②
昨日のクレームの担当者は決まりましたか?
それがまだ決まってないんです!
早く担当者を決めないとポテンヒットになりますよ!
使用例③
先日の商談はどうなったの?
誰も手をつけないからポテンヒットになったらしいよ!
ポテンヒットの類義語や対義語
ポテンヒットの類義語と対義語についても見ていきましょう!
ポテンヒットの類義語
ポテンヒットの類義語としては下記のものがあります。
三遊間
こちらも野球用語でショートとサードの間に打たれた打球をどちらが獲るか決まっていないことからポテンヒットと同じ意味で使われます。
早く担当者を決めないと三遊間になりますよ!
お見合い(エラー)
関係者とお見合いして業務が放置されることからポテンヒットと同じ意味で使われます。
誰も手をつけないからお見合いエラーになったらしいよ!
ポテンヒットの対義語
ポテンヒットの対義語は、ありませんでした。