今回は「リラックス」の言い換え表現を紹介します!
「リラックス」は力を抜くなどして緊張をほぐすことという意味の言葉です。
少し時間があるのでどうぞリラックスしてお過ごしくださいね。
リラックスの意味合いは大きく2タイプあります。
- スイッチをオフにしてストレスフリーで過ごす
- 本来の力を発揮するために無駄な力を抜く
いずれも緊張をほぐし力を抜くことですが、前後の文脈でその度合いを見極める必要があるカジュアルな表現です。
この記事では「リラックス」の言い換えを15語紹介しています!興味がある方は記事の続きへどうぞ!
リラックスの”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずはリラックスのフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①寛ぐ(くつろぐ)
寛ぐ=「何も気にかかることがなくゆったりと過ごすこと」の意味
スイッチをオフにしてストレスフリーになるというニュアンスに近いでしょう。
手足を楽に伸ばしたり、衣服を緩めたりするなど、姿勢をくずして気を抜いても良い場合は「寛ぐ」と言い換えられます。
自分の部屋や旅行先の宿など、疲れを癒すためにとる行動が寛ぐということです。
少し時間があるので、こちらでどうぞお寛ぎください。
②休息
休息=「仕事や作業を中断して体を休めること」の意味
スイッチをオフにしてストレスフリーになるという意味の言い換えです。
その中でもさらにリラックス度が強く、完全にスイッチを切って良い状況の時に用います。
次の仕事まで期間が空くので、しっかり休息をとってくださいね。
③骨を休める
骨を休める=「仕事の合間の休息や体を休めること」の意味
スイッチをオフにしてストレスフリーになるという意味の言い換えです。
「休息」に比べて、それまでの仕事や作業でかなり苦労したことを表す言い回しとなるでしょう。
「骨休め」「骨休み」などと言い換えることもできます。
次の仕事まで期間が空くので、骨を休めようと思います。
④平常心
平常心=「何事にも揺るがない精神状態」を表す
本来の力を発揮するために無駄な力を抜くというニュアンスのリラックスと同義です。
どんなことが起きても感情が揺れ動かない冷静な状態の心理状況を指します。
堅い表現ではありますが指導の場で用いられることが多いため、同等の立場または目下の相手に使うのが一般的です。
上から目線に聞こえるかもしれませんので、目上の方には多少カジュアルでも「リラックスしましょう」の方が安全です。
この空いた時間で平常心を取り戻して試験に臨みましょう。
⑤気負わず
気負わず=「物事の成功に向かって張り切りすぎないこと」の意味
本来の力を発揮するために無駄な力を抜くというニュアンスのリラックスと同義です。
何かを「成功させよう」と力が入って勇み足な様子を「気負う」と表現します。
何事も必要以上に張り切りすぎずに、程よく力を抜くことが大切です。
気負わず試験に臨んでほしいと思い、この時間を設けました。
⑥自然体
自然体=「先入観や気負いのない素直な態度」の意味
どこにも力を入れず自分らしくいることを表す言葉です。
①ストレスフリーと②無駄な力を抜く、どちらもあてはまります。
前後の文脈はもちろん、相手との関係性によって判断が必要でしょう。
これから友人としてフランクに接していくなら①ですが、ビジネスパートナーや気を遣う必要がある相手なら②となります。
せっかくの機会なので、どうぞ自然体で接してください
ね。
リラックスの”カジュアル”な言い換え・類語!
リラックスのカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑦落ち着いて
落ち着いて=「心や態度が安定すること」の意味
昂りや動揺を鎮めたり、緊張を緩和したりすることを指します。
①ストレスフリーと②無駄な力を抜く、どちらもあてはまる言い換えです。
前後の文脈はもちろん、置かれている状況によっても変わります。
休息の場を設けられた状況で「落ち着いて」と言うのであればストレスフリーに過ごせます。
この後に緊張感が必要な状況が待っているなら「無駄な力を抜いて平常心を取り戻しましょう」という意味合いです。
少し時間があるのでどうぞ一旦落ち着いてくださいね。
⑧冷静に
冷静に=「感情には知らず落ち着きを保った状態」を指す
本来の力を発揮するために無駄な力を抜くというニュアンスのリラックスと同義です。
特に怒りや喜びなどの感情が昂っているとき、リラックスという言葉ではなかなか落ち着くことができないでしょう。
そんなときは「冷静になる」という表現が効果的です。
この空いた時間で冷静さを取り戻して試験に臨みましょう。
⑨肩の力を抜いて
肩の力を抜いて=「緊張して肩や体に入った力を緩める」という意味
本来の力を発揮するために無駄な力を抜くというニュアンスのリラックスと同義です。
主に緊張しているときに使う表現です。
肩に力を込めてから脱力させると全身がふっと緩み、ほどよくリラックスした状態になることから、比喩的に用いられます。
肩の力を抜いて試験に臨みましょう。
⑩気張らず
気張らず=「必要以上に力みすぎないこと」の意味
「気張る」は関西の方言で「頑張る」という意味です。
「気張らずに」は「頑張りすぎなくていいよ」というニュアンス。
本来の力を発揮するために無駄な力を抜きましょう、という意味合いになります。
気張らずに試験に臨んでほしいと思い、この時間を設けました。
⑪気楽に
気楽に=「気兼ねせずのびのびとする」様子
スイッチをオフにしてストレスフリーになるニュアンスに近いでしょう。
心配や苦労をせずのんびりとした姿勢を表しています。
しかし状況によっては最低限の礼儀や気遣いが求められる場合もあります。
リラックスよりは堅さが必要と言えるでしょう。
この場では気楽に過ごしてもらって構いませんよ。
⑫自分のペース
自分のペース=「自分に合った進度や方法をとること」の意味
本来の力を発揮するために無駄な力を抜くというニュアンスのリラックスと同義です。
自分が1番やりやすいやり方やスピードで、リラックスして取り組むことを推奨する際に適当でしょう。
「マイペース」や「自分なりのペース」などと言い換えることも可能です。
自分のペースで挑めば、試験でもいつもの成果が出せるはずです。
⑬のんびり
のんびり=「のびのびと心が寛ぐ様」
スイッチをオフにしてストレスフリーになるニュアンスに近いでしょう。
心身ともにゆったりとしたさまを表す言葉です。
休暇や休日の過ごし方として最適です。
少し時間があるので、こちらでのんびりとお過ごしください。
⑭まったりする
まったりする=「のんびりと落ち着いた気分でいる様子」の意味
本来は味を表現した言葉で「まろやかさ・こく・深みを感じる」という意味でした。
スイッチをオフにしてストレスフリーになるニュアンスに近いでしょう。
少し時間があるのでまったりと過ごそうと思います。
⑮チルする
チルする=「ゆっくりする・くつろぐ」という意味
スイッチをオフにしてストレスフリーになるニュアンスに近いでしょう。
令和の時代に使われ出した若者言葉です。
英語のスラング「Chill out」が語源とされています。
ゆっくり過ごせる場所でくつろぐことを指し、心安らかに落ち着く時間を過ごすのを目的としています。
少し時間があるので、チルしましょうか。