今回は「連番」という言葉について解説します!
「連番」とは、コンサートなどで隣の席になるという意味があります。
「連続した番号」を略した言葉で、電車の席や宝くじの番号などでも使われていましたが、いつしかライブ用語として使われることが多くなりました。
「連番が1番楽しい」みたいに使うよ!
近年ではSNSが発達していくなかで、この「連番」という言葉がだんだんと派生しているようです。
この記事で詳しい意味や発祥、使われ方などについても深掘りしていますので
興味がある方は記事の続きへどうぞ!
連番とは?意味は「隣同士の席」
「連番」の意味=隣同士の席
連番とは、アイドルのコンサートなどで隣同士の座席に座るという意味のライブ用語です。
コンサートの座席には33、34などの番号が振られています。
隣同士で座れば番号が連続します。この「連続した番号」を略して連番という言葉ができました。
隣に座るっていう意味なんだね!
最近はSNSが普及しているため、連番の意味も広がりつつあります。
SNSが普及する前は身の回りの友人や家族とコンサートに行くことがほとんどでした。しかしSNSが普及した今では、SNS上で知り合った人とコンサートに行くことが増えています。このことから、一緒にコンサートに行くよう誘うことを「連番する人探しています」と言うようになりました。
「一緒にライブ行きましょう!」っていう意味になってるね!
また、音楽ゲームいわゆる「音ゲー」における連番には「ランキングの順番が連続している」という意味があります。
知人同士で同じ音ゲーを行い、ランキングが1位2位と連続しているときに使われます。
連番の発祥や元ネタは「連続した番号」
「連番」の元ネタ、発祥=「連続した番号」を略したライブ用語
連番とは文字通り「連続した番号」を表す言葉です。
ライブチケットだけでなく電車の座席番号や宝くじの番号でも使われますが、近年ではアイドルのファンが使うライブ用語としての存在が大きいです。
Yahoo!知恵袋では2010年には連番に関する質問があったようです。
その頃からライブ用語として使われるようになったみたいですね。
さらに、連番を派生した言葉も増えています。
通常「連番」は隣同士、すなわち2つの連続した座席のことを指していましたが、3つ以上の席を表すときも使うようになりました。2席並ぶことを「2連番」3席並ぶことを「3連番」略して「2連」「3連」と言っています。
意味がどんどん派生してる
連番の使い方・例文
「連番」という言葉を使った例文を見ていきましょう。
連番には使い方がいくつかあります。
場合によっては全く違った意味になることもあるので注意が必要です。
使用例①一緒に行く人を探しているときの「連番」
一緒にコンサートに行く人を探している場面です。
SNSが普及したことで一緒に行く人をネット上で募集することが増えました。
「一人で行くのは寂しい」という思いから一緒に行ける相手を探しているようです。
連番相手募集中です!
私も一人だから一緒に行ってみようかな
使用例②すべてのチケットを譲るときの「連番」
チケットを確保したものの急に行けなくなりチケットを誰かに譲る場面です。
この場面では、持っているチケットすべてを譲ります。
譲られた側は一緒に行きたい人と自由に行くことができます。
連番で譲ります!
このコンサート行きたかったやつだ!メッセージ送ってみよう
使用例③余っているチケットを譲るときの「連番」
この場合は使用例②とはまた違う意味です。
チケットは既に確保しているけれど一緒に行くはずだった人が急に行けなくなり、チケットが1枚余ってしまった場面です。
譲られた側は、譲ってくれた相手と行くことになります。
チケットが余っています。連番です
メッセージ送ってみようかな
この場合の「連番」は一緒に行きたいという意味よりも、余ったチケットを買って欲しいという願いが込められている場合が多いようです。
連番の類義語や対義語
連番の類義語と対義語についても見ていきましょう!
連番の類義語
連番の類義語としては下記のものがあります。
同行
連番とほぼ一緒の意味ですが、必ずしも隣同士の席とは限らないのが「同行」です。
同行相手募集中です!
私も一人だから一緒に行ってみようかな
連番の対義語
連番の対義語としては下記のものがあります。
単番
1人でコンサートに行くことを表します。
明日のコンサート単番だけど楽しんでくるよ!
ぼっち参戦
これも単番と同じく1人でコンサートに行くことを表します。
「ぼっち」とはひとりぼっちのことです。また、コンサートやイベントに行くことをライブ用語で「参戦」と言うこともあります。
「ぼっち参戦」はこの2つの言葉が合わさってできたネット用語です。
明日はぼっち参戦だ!ちょっと寂しいな…