五月雨式とは?意味|類語・言い換え|語源・由来|例文・使い方|も解説!

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今回は「五月雨式」というビジネス用語について解説します!

「五月雨式」の読み方は「さみだれしき」で、中断を挟みながら、だらだらと物事が続くことという意味のビジネスシーンで使われる言葉です。

五月雨式に申し訳ございません。みたいに使うよ!

「五月雨式」の語源・由来は、梅雨を表す「五月雨」。

この記事では「五月雨式」という言葉の詳しい意味や発祥、使われ方などについても深掘りしています。

興味がある方は記事の続きへどうぞ!

目次

五月雨式とは?意味は「中断を挟みながら、だらだらと物事が続くこと」

「五月雨式」の意味=中断を挟みながら、だらだらと物事が続くこと

五月雨式とは、中断を挟みながら、だらだらと物事が続くことという意味のビジネスシーンで使われる言葉です。

主に、メールやチャットで使用される言葉です。

メールやチャットで、「五月雨式」を使い、立て続けに送信をする断りを入れることで、連続で送信をすることができます。

五月雨式イメージ
出典:https://go.chatwork.com/ja/column/business_chat/business-chat-351.html

しかし、「五月雨式」自体は、謝罪の意味は含みません。

ですので、「申し訳ございません」や「失礼します」といった、謝罪を伝える言葉を一緒に使いましょう。

「五月雨式」は、使う相手を問いません。

何度も連絡をするってことなんだね!

五月雨式の由来や語源は「五月雨」

「五月雨式」の由来、語源=梅雨を表す「五月雨」

「五月雨式」の語源・由来は、梅雨を表す「五月雨」。

なぜ、五月の雨で「梅雨」思うかたも多いと思います。

この「五月雨」は、旧暦で表現されているため、現在の梅雨の時期は6・7月ですが、5月になっています。

近年の梅雨は、集中的に雨が降る豪雨が目立ちますが、以前の梅雨は、しとしとと静かに、だらだらと1カ月ほど続く雨が特徴でした。

そのだらだらと続く雨の様子から、「五月雨式」という言葉が生まれました。

旧暦の梅雨に時期から、連想されたんだね!

五月雨式のビジネスシーンでの使い方・例文

「五月雨式」という言葉を使ったビジネスシーンでの例文を見ていきましょう。

会話文で「五月雨式」を使うことは、ほとんどありません。

ですので、メールやチャットでの例文を紹介します。

使用例①立て続けに報告や連絡をする場合

続け報告や連絡をする場合の冒頭で、謝罪の言葉とあわせて「五月雨式」を使用しましょう。

五月雨式に申し訳ございません。

五月雨式に失礼いたします。

使用例②行動を促したい場合

商品が完成次第、五月雨式に順次、お送りいただければ幸いです。

五月雨式で問題ありませんので、状況が判明次第、ご連絡いただければ幸いです。

使用例③その他

五月雨式に商談があり、今月のスケジュールは逼迫しております。

五月雨式の言い換えや類対義語

五月雨式の言い換えと類義語、対義語についても見ていきましょう!

五月雨式の言い換え・類義語

矢継ぎ早に

五月雨式の言い換えや類義語としては下記のものがあります。

中断を挟まず、立て続けに取り組むことを、意味する言葉です。

中断を挟みながら、だらだらと続く意味を持つ「五月雨式」とは、ニュアンスが異なります。

中断を挟まないことから、相手に急いで欲しい思わせる可能性があるので、急ぎでない場合の使用には注意をしましょう。

矢継ぎ早に申し訳ございません。

断続的に

途切れ途切れで続く様子を、表す言葉です。

中断を挟みながら、だらだらと続く意味を持つ「五月雨式」とは、少しニュアンスが異なりますので、使用には注意をしましょう。

雪が断続的に降り続いているので、本日は早めに仕事を切り上げ、帰宅をしましょう。

続けざまに

続けて同じことが、続く様子を表現した言葉です。

中断を挟みながら、だらだらと続く意味を持つ「五月雨式」とは、近いニュアンスの言葉です。

続けざまに失礼いたします。

たびたび

何度も同じことが、繰り返す様子を表現した言葉です。

中断を挟みながら、だらだらと続く意味を持つ「五月雨式」とは、近いニュアンスの言葉です。

たびたび申し訳ございません。

五月雨式の対義語

五月雨式の対義語はありません。

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