今回は「サンガツ」というネットスラングについて解説します!
「サンガツ」とは、サンキュー(ありがとう)という意味のネットスラングです。
「有力な情報サンガツ!」みたいに使うよ!
サンガツはネット掲示板「2ちゃんねる」発祥のネット用語です。
この記事では「サンガツ」という言葉の詳しい意味や発祥、使われ方などについても深掘りしています。
興味がある方は記事の続きへどうぞ!
サンガツとは?意味は「サンキュー」
「サンガツ」の意味=サンキュー
サンガツとは「サンキューガッツ」の略称で、「サンキュー(ありがとう)」という感謝の気持ちを表す意味のネットスラングです。
主にネット掲示板やSNS上で、質問に対して適切な回答をもらった時に感謝の気持ちを表すお礼の言葉として使用されています。
そのため日常生活の会話やメールではほとんど使用されません。
また、ネットスラングに詳しい人でないとなかなか通じないので注意が必要です。
時々サンガツと一緒に使われる「はぇ~サンガツ!」の「はぇ~」は、「へー」や「なるほど」などの意味を含んだ感嘆詞です。
ネット上で「サンガツ」とお礼を言われたら、「どういたしまして!」と返してもいいですし、そのままスルーしても問題ありません。
感謝の気持ちを表す言葉なんだね!
サンガツの発祥や元ネタは「2ちゃんねる」
「サンガツ」の元ネタ、発祥=2ちゃんねるの板「なんJ」
サンガツはネット掲示板「2ちゃんねる(現:5ちゃんねる)」の板「なんJ」で2010年頃に誕生したネットスラングです。
ガッツあふれる全力プレースタイルでファンに愛された小笠原道大選手のニックネーム「ガッツ君」に由来しています。
なんJとは「なんでも実況ジュピター」の略で、もとは実況や雑談の板でしたが後に野球ネタが中心となりました。
なんJのユーザー同士が感謝の気持ちを表す際に、彼の愛称「ガッツ」と感謝の「サンキュー」を結びつけて「サンキューガッツ(サンガツ)」が誕生しました。
なんJ発祥のネットスラングは「なんJ語」と言い、「サンキューガッツ(サンガツ)」もその一つです。
こちらが投げた質問に対し、小笠原選手のアスキーアート(AA:文字や記号で作成された似顔絵)を添えて親切に回答してもらった場合は「サンキューガッツ」と感謝を込めて返すことがお決まりでした。
元々はなんJ内で使われていた言葉ですが、汎用性があることから一般のインターネットユーザーにもお礼の言葉として広がり、次第にアスキーアートなしでも使われるようになりました。
野球板から生まれたネットスラングなんだね!
サンガツの使い方・例文
「サンガツ」という言葉を使った例文を見ていきましょう。
使用例①
出遅れた、今どんな状況?
こんな状況だよ
教えてくれてサンガツ!
使用例②
ゲーム混ぜてー
招待するからちょっと待ってて
楽しみ、サンガツ!
使用例③
これ壊れちゃった。どうすればいい?
こうしたら直るよ
はぇ~サンガツ!
サンガツの類義語や対義語
サンガツの類義語と対義語についても見ていきましょう!
サンガツの類義語
サンガツの類義語としては下記のものがあります。
トンクス
サンクス(ありがとう)という意味のネットスラングです。
助かった、トンクス!
サンキューイッチ
サンキュー+イッチ(イチローまたはスレッド主)という意味のネットスラングです。
スレ立て、サンキューイッチ!
サンガツの対義語
サンガツの対義語としては下記のものがあります。
サンキューカッス
サンキュー+カス(ガッツにかけて)でアウトサンキューという意味のネットスラングです。
アウト、サンキューカッス!