今回は「参考になる」の言い換え表現を紹介します!
「参考になる」は「相手の情報やアドバイスが、自身の行動に良い影響を与えた」という意味で使用される言葉です。
この間のプレゼンへのアドバイスありがとうございます。参考になりました。
相手の意見に対する感謝の意味も込められています。
ただし、辞書では「考えたり決定したりする際に、判断材料とする」という意味のため、使い方によっては生意気と捉えられる可能性があります。
また、目上の人物へ使うのは避けるべき言葉のようです。
この記事では「参考になる」の言い換えを15語紹介しています!興味がある方は記事の続きへどうぞ!
参考になるの”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずは参考になるのフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①勉強になる
勉強になる=「何かを教えてもらった際に、それが自身にとって有益だった場合に用いる言葉」
「勉強になる」は、「参考になる」の一番ポピュラーな言い換え語のようです。
目上の人物に対しても使えます。
ただし定番の言葉のため、頻繁に使用すると、気持ちが薄く聞こえてしまう可能性があります。
この間のプレゼンへのアドバイスありがとうございます。勉強になりました。
②有益な情報
有益な情報=「何らかの価値・利益ある情報だった」という意味
「参考になる」対象が情報だった場合、言い換えることができる言葉です。
ただし、「有益な情報」は情報のみを指す言葉のため、続けて「ありがとうございます」などの感謝を伝える言葉をつける方が無難です。
この間のプレゼンへのアドバイスありがとうございます。有益な情報でした。
③ためになる
ためになる=「役に立つ・利益になる」の意味
「ためになる」は、知識が得られた場合に用いられることが多い言葉です。
敬語として使う際は「ためになりました」などといった言い回しをしましょう。
この間のプレゼンへのアドバイスありがとうございます。非常にためになりました。
④教訓となる
教訓となる=「経験したことを今後の糧とする」という意味
「教訓」とは、何か失敗をした際にそれを糧にして次にいかす際に用いる言葉です。
指摘、アドバイスを受けた際に「今後の教訓としていきます」といったたちで使うことができます。
この間のプレゼンへのアドバイスありがとうございます。教訓としていきます。
⑤貴重な意見
貴重な意見=「役に立つ助言」の意味
「貴重な意見」は、「貴重なご意見、ありがとうございます」といったかたちで、感謝の言葉とともに使用されることが多いです。
相手にとって大切な時間を割いてくれたことに対する感謝も込められています。
この間のプレゼンへのアドバイスありがとうございます。貴重なご意見として取り入れていきます。
⑥目から鱗
目から鱗=「きっかけがあり、物事の実態が理解できるようになるたとえ」
「目から鱗」は「目から鱗が落ちる」ということわざを省略した言葉です。
自身では考えもつかなかったアイデアをもらった時に使うことができます。
この間のプレゼンへのアドバイスありがとうございます。目から鱗でした。
⑦新しい視点を得た
新しい視点を得た=「新しく、物事を見たり考えたりする立場を知った」の意味
相手からのアドバイスなどによって、自身では得る事ができなかった新しい視点で物事を見られるようになった際に用いられます。
「参考になる」の言い換え語として使用する際は、言葉の最後に「ありがとうございます」などの感謝の言葉を付け加えると良いかもしれません、。
この間のプレゼンへのアドバイスありがとうございます。新しい視点を得られました。
⑧着想を得る
着想を得る=「アイデアなどを思いつく・ひらめくこと」の意味
「着想を得る」は「参考になる」の直接的な言い換え語ではありません。
しかし、「着想を得ることができました」など、相手によって「着想を得る」という内容にすれば、言い換え語として使えます。
この間のプレゼンへのアドバイスありがとうございます。新たな着想を得られたので、今度は上手くいきそうです。
⑨啓発
啓発=「人が気がつかずにいることを教え、より高い認識・理解に導くこと」の意味
「啓発」は、自己啓発・啓発本といったかたちで用いられる言葉です。
相手の教えによって、新たな見地を得た場合「啓発されました」と伝えることもできます。
この間のプレゼンへのアドバイスありがとうございます。啓発されました。
⑩暗示を得る
暗示を得る=「問題解決の手がかりを得る」という意味
「暗示」は「物事をはっきりと示さず、ヒントを与え、知らせる」という意味です。
そのため、「参考になる」の言い換え語として利用できます。
ただしあまり使われない言葉のうえ、「暗示を受ける」(超越的な存在から、ひらめき・行動指針を授かること)と言葉が近いため、勘違いされる可能性もあります。
この間のプレゼンへのアドバイスありがとうございます。暗示を得ることができました。
参考になるの”カジュアル”な言い換え・類語!
参考になるのカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑪ヒントになる
ヒントになる=「問題を解く助けになる証拠となる」の意味
何か問題がありアドバイスを受けた際に使用できます。
ただし、外来語はカジュアルに聞こえるため、目上の人物には使用しないようにしましょう。
この間のプレゼンへのアドバイスありがとう。良いヒントになったよ!
⑫プラスになる
プラスになる=「役に立つものである」の意味
「プラスになる」は、「良い影響を与える・利益となる」という意味も込められています。
こちらも「ヒントになる」とおなじく、カジュアルに捉えられる可能性が高いため注意しましょう。
この間のプレゼンへのアドバイスありがとう。今後にとってもプラスになったよ!
⑬力になる
力になる=「何らかの助力をして、助けること」の意味
相手のアドバイス・応援をもらったさいに使用できる言葉です。
物事が成功した後、感謝をする際に「力になっていただいたおかげで……」といったかたちでも使えます。
この間のプレゼンへのアドバイスありがとう。僕にとってもプラスになったよ!
⑭助かった
助かった=「配慮・骨折りに対し、感謝する」という意味
「助かった」は、相手のおかげで物事が上手くいった際に用いられる言葉です。
非常にカジュアルな言葉のため、仲間内での使用にとどめましょう。
この間のプレゼンへのアドバイスありがとう。助かった!
⑮役に立つ
役に立つ=「使って効果があること・有用であること」の意味
「役に立つ」は対象の事物が自身にとって有益だった場合に使用できます。
しかし「都合が良い」という意味合いもあるため、相手からのアドバイスなどに使うと失礼にあたる可能性もあります。
そのため、物に対して使用されることが多いようです。
この間のプレゼンへのアドバイスありがとう。とっても役に立った!