今回は「参考にする」の言い換え表現を紹介します!
「参考にする」は何かをしようとするときに、他人の意見や他の事例・資料などを引き合わせてみて、自分の考えを決める手がかりにすることという意味の言葉です。
この言葉は、ビジネスシーンや論文でよく使われますが、日常会話でも使えるニュートラルな言葉です。
この記事では「参考にする」の言い換え語について紹介しています。
興味がある方は記事の続きへどうぞ!
参考にするとは?意味は「手がかりや助けとすること」
「参考にする」の意味=考えをまとめたり,物事を判断するときに,手がかりや助けとすること
「参考にする」は「参考にいたします」にすると敬語表現となり、かしこまった場面や目上の方にも使えます。
ある資料を、参考にする。
参考にするの”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずは参考にするのフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①引用する
引用する=「人の言葉や文章を、自分の話や文の中に引いて用いること」という意味
自分の主張を裏付けたり、他の人の意見や情報を紹介したりする際に使われます。
他人の言葉や文章をそのまま使用します。
メールや、論文などでよく使われる言葉です。
ある文献から、引用する。
②参照する
参照する=「照らし合わせて、参考にすること」という意味
必要な情報や、正確な手順を得るために使われることが多い言葉です。
情報源をそのまま利用する場合も多くありますが、直接引用するわけではありません。
ビジネスシーンや、フォーマルな場面でよく使われる言葉です。
会議資料を、ご参照ください。
③抜粋する
抜粋する=「書物や作品からすぐれた部分や必要な部分を抜き出すこと」という意味
長い文章の中から、必要な情報や要点を取り出す際に使われることが多いです。
具体的な部分を取り出して、強調することを目的としています。
ビジネスやレポート、論文などでよく使われる言葉です。
ある文献から、抜粋する。
④参酌する
参酌する=「他のものを参考にして長所を取り入れること」という意味
他の意見や状況を考慮しながら、それを自分の状況に合わせて調整することを意味します。
参考にするは、他の情報や意見を自分の理解や判断に役立てて発展させることを意味します。
日常会話ではあまり使われない、フォーマル寄りな言葉です。
ある資料を、参酌する。
⑤模範とする
模範とする=「 見習うべき手本」という意味
他の人や物事の優れた点を手本として、自分の行動や考え方の基準とすることを意味します。
自己の変革や成長を目指すために、他の優れた点を手本にすることを表します。
ビジネスの場や、フォーマルな場面で使える言葉です。
ある資料の作り方を、模範とする。
⑥お目通し
お目通し=「目を通すこと、または初めから終わりまで、ひととおり見ること」という意味
ある物事を目で見て確認することを意味します。
物の内容や状態を確認し、正確性や品質を確認することを表します。
ビジネスシーンでは、目上の人に対してよく使われる言葉です。
添付資料に、お目通しいただければ幸いです。
参考にするの”カジュアル”な言い換え・類語!
参考にするのカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑦活用する
活用する=「物や人の機能・能力を十分に生かして用いること、効果的に利用すること」という意味
与えられた資源や機会、情報を有効に活かして、目標や目的を達成するために利用することを指します。
参考にするは、他者からのアイデアや知識を自分の考え方や行動に取り入れることを表します。
ビジネスの場面でよく使われますが、カジュアルな場面でも使えます。
添付資料を、ご活用ください。
⑧お手本にする
お手本にする=「見習うべき物事、模範」という意味
ある人や物事を模範として、自分の行動や態度の基準とすることを意味します。
その人や物事が示すような良い点や成功例を自分の基準とし、行動や態度を整えることを目的とします。
カジュアルな場面で使われることが多い、ニュートラルな言葉です。
ある資料を、お手本にする。
⑨役立てる
役立てる=「役に立つようにする」という意味
何かを有効に利用したり、活用したりすることという意味があります。
具体的な行動に結びつき、何かを達成するためにその情報やスキルを実際に利用することを意味します。
ビジネスシーンでも、日常会話でも使える言葉です。
ある資料を、会議に役立てる。
⑩見習う
見習う=「人のすることを見て覚える、見て学ぶ、または見てまねをする」という意味
他人の良い点を見て学び、それを自分の行動や態度に取り入れることを指します。
他人の優れた行動や技術、態度などをお手本として学び、自分もそれにならって行動することを表します。
日常会話でも、ビジネスの場でも使える言葉です。
同僚の資料の作り方を、見習う。
⑪勉強になる
勉強になる=「ためになる、参考になる」の意味
何かを学んだり理解したりすることが、自分の成長や知識の向上に役立つ場合に使われます。
新しい知識やスキルを学び、それが自分にとって有益であることを表現する言葉です。
ビジネスシーンや、どんな人に対しても使える言葉です。
資料の作り方を教えていただき、大変勉強になりました。
⑫ためになる
ためになる=「役に立つ、利益になる」という意味
何かを学んだり経験したりして、それが自分の成長や生活の改善に役立つと感じたときに使われます。
結果が具体的に有益であることを強調します。
ビジネスの場でも、カジュアルな場でも使える言葉です。
先輩の作った資料は、ためになる。
⑬引っぱる
引っぱる=「引用する」という意味
文章や言葉をそのまま取り入れることを表します。
特定の文言や文章をそのまま使うことで、他人の言葉や情報を示すことを目的とします。
フォーマルな場面で使われない、ややカジュアルな言葉です。
ある文献から、引っぱってくる。
⑭まねる
まねる=「他の人や物に似せる、まねをする、模倣する」という意味
他人の動作や態度、言葉遣いなどを観察して自分も同じように行動することを意味します。
直接的に他人の行動を模倣する意味合いが強いです。
ビジネスシーンでは、「倣う」に言い換えて使うとよいでしょう。
ある資料を、まねる。
⑮足しにする
足しにする=「足りない所を補って、役に立つもの」という意味
何かに追加して、その効果や価値を増やすことを指します。
具体的な改善や強化を目指す場合に使われます。
フォーマルなシーンでは使われない、カジュアルな言葉です。
この資料を別の資料の、足しにする。