今回は「繊細」の言い換え表現を紹介します!
「繊細」は細く小さいことを表す言葉です。
この言葉は、様々なシーンで使用される汎用性のある言葉です。
この記事では「繊細」の言い換え語について紹介しています。
興味がある方は記事の続きへどうぞ!
繊細とは?意味は「細く美しい」
「繊細」の意味=細く美しいさま
他に感情などが細やかなこと・デリケートな性質を表すこともあります。
彼女の作品は繊細なデザインが多い
繊細の”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずは繊細のフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①精巧
精巧=「仕組みが細かくよくできていること」の意味
精巧とは物事の仕組みや技術が優れていることを指します。
またつくりが細かく美しいものに対して使用されることもあります。
彼女の作品はどれも精巧に作られている
②巧緻(こうち)
巧緻=「精巧で緻密なこと、巧みで細部にわたってよくできていること」の意味
巧緻は高い技術や手法を用いていることに対して使用されます。
「注意深く、細かいところまで」という意味合いが含まれます。
彼女の作品が魅力的なのは、彼女の巧緻性がなせる業だろう
退職や転職で悩んでいるあなたへ
③微細
微細=「きわめて細かく小さいこと、転じて些細な事、またその様」の意味
「微細運動」や「微細加工」などきわめて小さなもの・こと・動きに対して使用されます。
彼女の作品は微細なところにまでこだわりが詰まっている
④繊麗(せんれい)
繊麗=「ほっそりとして美しいこと、またそのさま」の意味
同じ読みで「鮮麗」という言葉があります。
こちらは「鮮やかできれいなこと」という意味なので、繊細の類義語にはあたりません。
彼女の作品の繊麗さには心を奪われてしまう
⑤華奢(きゃしゃ)
華奢=「姿かたちがほっそりして上品に感じられるさま、器物などの作りが頑丈でないさま、上品で華やかなさま」の意味
華奢には「きゃしゃ」と「かしゃ」という二つの読みが存在しま す。
「きゃしゃ」はか細いながらも上品さがあるという意味です。
「かしゃ」では派手で贅沢という正反対の意味に変わってしまうの で注意しましょう。
彼女の作品からは緻密で華奢な印象を受ける
⑥丹念
丹念=「細かいところまで注意を払うこと、心を込めて丁寧に行うこと、またそのさま」の意味
丹念は時間をかけて丁寧に、特に心を込めて取り組むということを 指します。
丹念な作業は質のいいものを生み出すことにつながります。
彼女は一つの作品を生み出すまでに、長い時間をかけて丹念に作業している
⑦細やか(こまやか)
細やか=「まとまりになっているものの一つ一つの要素が微小なさま、隅々まで行き届いているさま、洗練された味わいがある、細かくて雑多なさま、配慮が細部にわたっていて優れているさま」の意味
「こまやか」という読み以外にも「ささやか」「ほそやか」という読みがあります。
どれも意味の違う言葉になるので留意しましょう。
彼女の作品の細やかさは簡単にまねできるものではない
繊細の”カジュアル”な言い換え・類語!
繊細のカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
退職や転職で悩んでいるあなたへ
⑧たおやか
たおやか=「姿・形がほっそりとして動きがしなやかなさま、態度や性質がしとやかで上品なさま」の意味
たおやかとは穏やかかつ、しとやかで美しいさまを表します。
「たおやかな女性」や「たおやかな生活」などと使用されます。
彼女の作品は実にたおやかで目を奪われる
⑨柔らかい
柔らかい=「ふっくらとして堅くない、穏やかである、堅苦しくない、融通が利く」の意味
さわり心地のいいものに対して使用されることが多いです。
繊細と似た意味で使用する場合、「物事や状況が穏やかで心地よい」「優しい印象」という意味で使用することができます。
彼女の作品は柔らかな雰囲気を醸し出すものが多い
⑩細かい
細かい=「いくつか集まって一まとまりになっているものも一つ一つの形が非常に小さい、金高が小さい、詳しい、小さいところまで行き届いている、取るにたりない、勘定高い、囲碁で勝敗の形勢が微妙である」の意味
細かいには様々な意味が含まれ、使用される場面も多岐にわたります。
「小さいところまで行き届いている」という意味であれば、繊細の類義語として使用できるため注意しておきましょう。
彼女の作品は細かなところまでよく作りこまれている
⑪儚い
儚い=「束の間であっけないさま、不確実であったり見込みがなかったりして頼 りにならないさま、めどがつかない、無駄である、取り立てて言うほどではない、粗末である」の意味
儚いにはネガティブな意味が多く含まれます。
しかし近年では「触れたら壊れてしまいそうなほど繊細で美しい・綺 麗」というようにポジティブな意味合いで使用されることもあります。
彼女の作品はなんとも儚く、目が離せなくなる
⑫上品
上品=「品質の良いこと、高級品、品の良いさま、味などの洗練されているさま」の意味
所作が美しい、言葉遣いが丁寧、穏やかで落ち着きがあるなど人に対しても使用されます。
彼女の作品はどれも上品で洗練されたものが多い
⑬デリケート
デリケート=「感受性が強く繊細なさま、微妙で細心の注意を要するさま、精巧にできていて壊れやすいさま」の意味
デリケートは繊細で傷つきやすいなど、ネガティブな意味合いで使用されることの多い言葉です。
これは感受性や心そのものに対していうことが多いためです。
しかし触れたら壊れてしまいそうなほど細かく美しいつくりのものに対して使用されることもあり、ネガティブとはまた違った使い方をすることもできます。
彼女の作品は良く作りこまれていてとてもデリケートに見える
⑭優しい
優しい=「姿・様子などが優美である、他人に対して思いやりがあり情が細やかである、性質が素直でしとやかである、悪い影響を与えない、引け目を感じる、控えめに振舞い慎ましやかである、健気である」の意味
主に「思いやりがあり情が細やか」「素直でおしとやか」という意味で使用されます。
繊細の類義語として使用する場合は「控えめに振舞い慎ましやかであ る、上品」といった意味が使用できます。
彼女の作品は見ているだけで優しい気持ちにさせられる
⑮感受性豊か
感受性豊か=「感性が鋭く、外界の刺激や印象を感じ取る働きが優れていること」の意味
感受性とは「外界の刺激や印象を感じ取ることができる働き」です。
そのためこの感受性豊かという言葉は「周囲や環境から影響を受けやすい」「他人の感情に敏感で共感することができる」という意味になります。
感受性豊かな彼女の作品は、如実にその人柄を表していて人の心を掴んでやまない
退職や転職で悩んでいるあなたへ