今回は「指標」の言い換え表現を紹介します!
「指標」はものごとを判断したり評価するための基準や目安という意味の言葉です。
複数の指標を定めて、経営目標の達成度を測定します。
主にビジネスシーンで用いられるフォーマルな言葉です。
この記事では「指標」の言い換えを15語紹介しています!興味がある方は記事の続きへどうぞ!
指標の”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずは指標のフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①指針
指針=「行動や判断の方向を示すもの」の意味
- 組織の基本理念や、組織全体としての方向性や考え方を表します。
- 政策やビジネスにおける、基本的な方針や理念を示すために設定するものです。
- 政治や行政、ビジネスなどフォーマルな場面で用いられます。
例文
複数の指針を定めて、経営目標の達成度を測定します。
②尺度
尺度=「ものごとの価値や程度を図るための基準」の意味
- 幸福感や満足度、成功のように、数値で表せない抽象的なものを評価する際にも用いられる言葉です。
- 指標は主に数値やデータを表すのに対し、尺度はそれらをどのように判断するかの基準を表しています。
- ビジネスだけでなく、学問や芸術の分野にも適している表現です。
例文
複数の尺度を定めて、経営目標の達成度を測定します。
③規準
規準=「行動や判断、評価のための規準」の意味
- 「国際規準に従って行われる」のように使われ、行動の手本となるルールや規範を表します。
- ものごとが正しいかどうか、適切かどうかなどを評価したり、行動の方向性を決めたりする際に用いられます。
- 政治や行政、ビジネスなどフォーマルな場面での使用にふさわしいでしょう。
例文
複数の規準に則って、経営目標の達成度を測定します。
④規範
規範=「人々が守るべき社会的、道徳的なルール」の意味
- 個人や組織としても守ることが期待される道徳や倫理、法律、慣習なども規範の一部といえるでしょう。
- 「規則」とは違い、強制力はなく明文化されていない場合もありますが、守ることが望ましいルールです。
- 企業や団体など組織活動の場面において、「行動規範」「倫理規範」のように用いられます。
例文
規範に則って、経営目標の達成度を測定します。
⑤目途
目途=「長期的な目標、見通し」の意味
- 一般的に「めど」と読まれますが、正確には「もくと」と読み、「目処」と同じ意味を表します。
- 目途も目処も「見通し」の意味でよく使われますが、目途は「目標」のニュアンスを含む言葉です。
- フォーマルな表現で、公式な文書やビジネスの場面で用いられることがあります。
例文
前月比30%増を目途として、経営目標の達成度を測定します。
⑥ガイドライン
ガイドライン=「指針や基準をまとめたもの」の意味
- 守ることが推奨される一定の行動や方向性が示されており、「規準」と似た意味の言葉です。
- 企業や組織の行動基準のほか、公共政策や行政対応の適用などに関するルールを示す際に用いられます。
例文
ガイドラインに則って、経営目標の達成度を測定します。
⑦バロメーター
バロメーター=「変化や状態を測定、判断するための基準」の意味
- もともとは気圧を測定するための計器のことですが、比喩的に「目安、兆候、指標」という意味を表します。
- 市場や経済の動向を把握するときや、 世論や社会の変化を示すときに用いられる言葉です。
例文
複数のバロメーターをもとに、経営目標の達成度を測定します。
⑧クライテリア
クライテリア=「評価や選定するときの基準や条件」の意味
- 「標準、規準」を意味する英単語「criterion」の複数形「criteria」に由来します。
- パフォーマンスを評価したり目標達成度を測る際に用いられ、複数の評価項目が設定されているのが一般的です。
- 主に、ビジネスシーンにおいて使用するのに適しているでしょう。
例文
クライテリアをもとに、経営目標の達成度を測定します。
⑨メルクマール
メルクマール=「判断するための基準や目安」の意味
- ドイツ語「Merkmal」に由来を持つ言葉で「基準、指標、中間目標」の意味で使用される言葉です。
- 特に重要な基準や指標を表し、ビジネスや医療、金融などの分野において用いられます。
- 専門的な言葉ですので、フォーマルな場面に向いているでしょう。
例文
メルクマールをもとに、経営目標の達成度を測定します。
指標の”カジュアル”な言い換え・類語!
指標のカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑩基準
基準=「評価するための目安や標準」の意味
- 何かを比較したり選択したりする際に、その判断のルールや根拠として用いられます。
- 「採用基準」「評価基準」「合格基準」のように使われ、日常的にも見聞きすることが多いでしょう。
- ビジネスの場面に限らず、日常的にも使用される言葉です。
例文
複数の基準をもとに、経営目標の達成度を測定します。
⑪目安
目安=「基準や参考となる値、目標」の意味
- 目標やゴールを達成するための大まかな方向性や基準をいいます。
- 拘束力のある厳密なルールではなく、だいたいの指標や目標を表す言葉です。
- 時間や量、予算やコストなど幅広い事柄について、日常会話でもよく用いられます。
例文
複数の目安をもとに、経営目標の達成度を測定します。
⑫目印
目印=「特定の成果や成功の基準」の意味
- 記号やマークなどの視覚的なサインや場所の意味もあり、幅広く使用される言葉です。
- ビジネスにおいては、プロジェクトやタスクの進捗管理をしたり、達成度を測る基準として用いられます。
例文
前月比30%増を目印として、経営目標の達成度を測定します。
⑬参考
参考=「判断や行動の手がかりとなるもの」の意味
- アドバイスや助言、文献、成功事例などをもとに、計画したり行動したりする場合に使用されます。
- フォーマル、カジュアルを問わず、日常的に用いられる表現です。
例文
前月の売上実績を参考として、経営目標の達成度を測定します。
⑭ゴール
ゴール=「目指すべき目標、目的地」の意味
- 最終的に達成すべき目標や成果を設定する際に用いられます。
- プロジェクトや仕事の達成目標のほか、 学習やスポーツなど個人の目標としても掲げられます。
- ビジネスだけでなく、日常会話でも用いられるカジュアルな表現です。
例文
前月比30%増をゴールとして、経営目標の達成度を測定します。
⑮ポイント
ポイント=「要点、地点、得点」の意味
- 英語「point」が語源で、日常生活に定着している外来語のひとつです。
- ビジネスの場面では、選定基準や判断材料として重要な要素を示す際に用いられます。
- 日常のあらゆる場面で使うことができ、状況に応じてさまざまな意味を表す表現です。
例文
複数のポイントをもとに、経営目標の達成度を測定します。