今回は「慎重」の言い換え表現を紹介します!
「慎重」は警戒して、軽々しく行動せず、注意をするという意味の言葉です
彼女はケーキをとても慎重に切り分けました。
慎重はフォーマル寄りでもカジュアル寄りでも、どちらでもないニュートラルな言葉です。
この記事では「慎重」の言い換えを15語紹介しています!興味がある方は記事の続きへどうぞ!
慎重の”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずは慎重のフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①丁重
丁重=「礼儀正しく、扱いが手厚くて、注意も行き届いていること」の意味
主に相手や自分の動作を表すときに使われる言葉です。
注意深い点などは、慎重とほぼ同意ですが、相手を意識している意味合いが強いです。
公のかしこまった場などフォーマルな場面に適しており、ビジネスシーンなどで使われることが多いでしょう。
例文
彼女はお客様にケーキを切り分け、とても丁重にお出しした。
②念入り
念入り=「細かいところまで注意して、配慮が行き届き、よく気をつけて物事をすること」の意味
一つ一つ丁寧に仕上げるときなどによく使われます。
注意深くチェックする時になどに使われ、ビジネスシーンでよく使われますが、日常会話でも使います。
例文
彼女は、念入りに大きさを確認しながらケーキを切り分けた。
③丹念
丹念=「細かいところまで注意をして、心を込めて丁寧にすること」の意味
物事に真摯に取り組むという意味合いがあります。
物事に対する真剣さ、何事かをするときに丁寧に取り組むことの大切さを表しています。
ビジネスシーンでも、日常会話でも、しっかり取り組もうという意味合いでよく使われるでしょう。
例文
彼女は細かく丹念に確認し、ケーキを切り分けた。
④手堅い
手堅い=「行うことが確実で、しっかりしていて、危なげのないこと」の意味
また相場が安定して堅実なことなど、取引などの意味でも使われます。
注意深く危険をおかさないさまは慎重と同じ意味合いを持ちます。
日常会話でも使われますが、商売やビジネスシーンで使われることが多いでしょう。
例文
彼女は手堅く、キッチリとケーキを均等に切り分けた。
⑤細心
細心=「細かいところまでよく心を配り、注意深くすること」の意味
細心はビジネス的な場面で使う意味合いが強いでしょう。
ビジネスシーンでよく使われますが、日常会話で使われるときも、注意深さを強く感じさせる言葉です。
例文
彼女は細心の注意を払い、ケーキを切り分けた。
⑥きめ細か
きめ細か=「配慮が細部まで行き届いている様子」の意味
細かく気を配ってぬかりないさまは懇切丁寧な印象を与えます。
公の場や、ビジネスの場で使われることが多いでしょう。
例文
彼女はきめ細やかに丁寧にケーキを切り分けた。
⑦綿密
綿密=「細かいところまで注意が行き届いて、手抜かりがないこと」の意味
注意が行き届いているという点では慎重と同意ですが、より丁寧に心がけているというニュアンスがあります。
フォーマルな場面に適しており、日常会話で使うには向きません。
例文
彼女は心がけて、綿密にケーキを切り分けた。
⑧周到
周到=「準備などが、手落ちなく注意が行き届いているさま」の意味
先に出た綿密よりも、すみずみまで注意が行き届くというニュアンスがあります。
ビジネスシーンでも使いますが、日常会話でも一般的に使われます。
例文
彼女は周到に計画を立てて、同じ大きさにケーキを切り分けた。
⑨支障なく
支障なく=「物事を進めるのに妨げとなるものがなく、うまく進行する様子」の意味
支障なくは、問題がない場合に使われる表現です。
同様に「差し障りない」という表現もあります。
フォーマルな表現で、公な場やビジネスシーンでよく使われます。カジュアルな場では向かないでしょう。
例文
彼女はとても器用に支障なく、ケーキを切り分けた。
慎重の”カジュアル”な言い換え・類語!
慎重のカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑩丁寧
丁寧=「動作や態度が細かいところまで注意が行き届き、礼儀正しいこと」の意味
丁寧は自分の行動に対する意味合いが強いでしょう。
プライベートな場面で一般的に使われる表現なので、カジュアルな場に向いています。
例文
彼女はとても丁寧にケーキを切り分けた。
⑪用心深い
用心深い=「危険なことのないよう、十分に気をつけている様子」の意味
警戒することの意味では慎重とほぼ同意ですが、ポジティブな意味合いが強いでしょう。
ポジティブな印象があるので、日常会話でも、また自分の強みとしてアピールすることでも使えるでしょう。
例文
彼女は用心深く、慎重にケーキを切り分けた。
⑫注意深い
注意深い=「細かいところまで気を配る様子」の意味
注意する度合いが強いという意味合いもあります。
先に出た用心深いよりも一般的に使われる表現です。
カジュアルな言葉で、日常会話でよく使われるでしょう。
例文
彼女は注意深く、丁寧にケーキを切り分けた。
⑬責任感が強い
責任感が強い=「自分の仕事や、やるべきことを、最後までやり遂げようとすること」の意味
仕事や物事に誠実に向き合い、途中で放り出さず、最後まで全うする気持ちのことです。
とてもポジティブな意味合いが強いでしょう。
カジュアルな場面でも、ビジネスシーンでも使います。また長所としてアピールするにも良い表現でしょう。
例文
責任感の強い彼女は、平等にケーキを切り分けた。
⑭落ち着いている
落ち着いている=「心情が平静を保ち、動揺せず、安定しているさま」の意味
ものごとの程度がおさまった言葉でもあります。
相手に安心感を与える印象もあります。
ビジネスシーンでも、日常会話でもよく使われるでしょう。
例文
彼女はとても落ち着いて、ケーキを切り分けた。
⑮冷静
冷静=「感情が慌てることなく、落ち着いて、動じないこと」の意味
先に出た落ち着いているより、感情を抑える意味合いは強いでしょう。
ポジティブな印象があります。
ビジネスシーンでもカジュアルな日常会話でも使われますが、どちらでも長所としてアピールできるでしょう。
例文
彼女は慌てることなく、とても冷静に、ケーキを切り分けた。