今回は「知った」の言い換え表現を紹介します!
「知った」は多くの意味を持つ言葉で、「認識した」や「気付いた」の他にも「理解した」や「記憶した」、「経験した」、「学んだ」、「面識がある」などの意味を持ちます。
私がそのニュースを知ったのは、随分と後になってからです。
「知った」は世間話など日常会話で多く使われる表現なので、ややカジュアルなニュアンスの言葉です。
この記事では「知った」の言い換えを15語紹介しています!興味がある方は記事の続きへどうぞ!
知ったの”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずは知ったのフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①存じ上げた
存じ上げた=「知った、思った」の意味
「存じ上げた」は謙譲語です。
丁寧な表現になりますので、目上の人との会話では「知った」よりも「存じ上げた」を使うと良いでしょう。
日常会話ではあまり耳にしないフォーマルな言葉です。
例文
私がそのニュースを存じ上げたのは、随分と後になってからです。
②認識した
認識した=「物事をたしかに見分け、本質を深く理解した」の意味
単に「知る」だけでなく、「本質や意義などを理解する」というニュアンスを含む言葉です。
対象である物事の詳細まで知っているときは「認識した」を使うと良いでしょう。
固めの表現になるので、業務中の会話に向いています。
例文
私がそのニュースを認識したのは、随分と後になってからです。
③理解した
理解した=「道理や道すじが正しくわかった」の意味
また、「意味や内容を飲み込んだ」や「他者の感情や立場を察した」という意味もあります。
情報を得ただけの「知った」に対し、「理解した」は得た情報を組み合わせて物事の深部まで把握したときに使われます。
会社でも違和感なく使えるフォーマル寄りの言葉です。
例文
私がそのニュースを理解したのは、随分と後になってからです。
④把握した
把握した=「しっかりと理解した」の意味
「しっかりとつかんだ」や「統制下においた」という意味もありますが、「状況を理解した」という意味で使われることも多い言葉です。
物事の順序や構成をしっかりと理解している場合は「把握した」と言い換えることができるでしょう。
日常会話よりもビジネスにおける会話でよく使われる言葉です。
例文
私がそのニュースを把握したのは、随分と後になってからです。
⑤承知した
承知した=「事情や背景などを理解した」の意味
また、「要求を聞き入れる」や「依頼を受ける」という意味もあります。
「許す」というニュアンスを含むので、相手の状況を理解して受け入れるという場面では「承知した」を使うと良いでしょう。
業務中に多く用いられる言葉で、カジュアルな会話で使われることはあまりありません。
例文
私がそのニュースを承知したのは、随分と後になってからです。
⑥発見した
発見した=「これまで知られていなかったものを見つけた」の意味
「新しい事実を認識した」というニュアンスを含む言葉です。
まだ知られていなかったものを新たに見つけ出した時は「発見した」と言い換えられるでしょう。
難しい言葉ではありませんが、業務中でも問題なく使えるでしょう。
例文
私がそのニュースを発見したのは、随分と後になってからです。
⑦察知した
察知した=「事実に気が付く」の意味
「あることを推し量って知った」という意味で使われることばです。
これまでの情報や経験をもとにして何かに気付いた、という場面では「察知した」と言い換えることができるでしょう。
どちらかというと業務中の会話で使われることが多い言葉です。
例文
私がそのニュースを察知したのは、随分と後になってからです。
知ったの”カジュアル”な言い換え・類語!
知ったのカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑧見いだした
見いだした=「発見した」の意味
「偶発的に気付いた」というニュアンスを含む言葉です。
意図せず何かを知ったときは「見いだした」を使っても良いでしょう。
カジュアル、フォーマルどちらの場面でも使える言葉です。
例文
私がそのニュースを見いだしたのは、随分と後になってからです。
⑨見抜いた
見抜いた=「奥底まで見通した」の意味
事実を認識したという意味では「知った」と同じように使えますが、「顕現していない真実や本質を知った」という状況では「見抜いた」を使うと良いかもしれません。
カジュアルな会話にも登場することはありますが、業務中の会話でも使用可能です。
例文
私がそのニュースの真相を見抜いたのは、随分と後になってからです。
⑩勘付いた
勘付いた=「直感的に気付いた」の意味
「不確定な根拠や情緒をもとに、あることに思い至った」というニュアンスを含む言葉です。
自身のインスピレーションを通して何かに気付いたという場合は「勘付いた」を使うと良いかもしれません。
幅広い場面で使えるため、フォーマルでもカジュアルでもないニュートラルな言葉です。
例文
私がそのニュースに勘付いたのは、随分と後になってからです。
⑪嗅ぎ取った
嗅ぎ取った=「場の雰囲気などから、あることに気付く」の意味
単に「匂いを知覚した」という意味もありますが、上記の意味で使われることも多い言葉です。
「周囲の状況を見て何かに気付いた」というシーンでは「知った」から「嗅ぎ取った」と言い換えると良いでしょう。
カジュアルな会話に登場することもありますが、ビジネスシーンでも使用可能です。
例文
私がそのニュースを嗅ぎ取ったのは、随分と後になってからです。
⑫掴んだ
掴んだ=「物事の要点をはっきりと捉えた」の意味
他にも「手でたしかに握った」や「自分のものにする」、「人の気持ちを離さない」などの意味があります。
情報を得たという意味では「知った」と同じように使えるでしょう。
日常会話でも使われるため、どちらかといえばカジュアル寄りの言葉です。
例文
私がそのニュースを掴んだのは、随分と後になってからです。
⑬得た
得た=「手に入れた」の意味
また、「努力して自分のものにする」や「納得する」、「悟る」などの意味もあります。
こちらも先述の「掴んだ」と同様に、情報を得たという意味で「知った」の代わりに使えるでしょう。
カジュアル、フォーマルどちらの場面でも使える言葉です。
例文
私がそのニュースを得たのは、随分と後になってからです。
⑭気付いた
気付いた=「物事の存在や状態を知る」の意味
「これまで気に留めていなかったものに注意が向く」や「正気を取り戻す」という意味を持つ言葉です。
「知った」と比べると、「気付いた」は能動的に知識や情報を得たというニュアンスが強くなります。
日常会話で使われることが多い、ややカジュアルな言葉です。
例文
私がそのニュースに気付いたのは、随分と後になってからです。
⑮見つけた
見つけた=「発見した、見いだした」の意味
「偶発的に出会った」という意味もありますが、文脈によっては「探しまわってようやくたどり着いた」という意味合いで使われる言葉です。
「実際に行動して何かの情報を得た」という場合は「知った」よりも「見つけた」が適しているでしょう。
日常生活でも使いやすいカジュアルな言葉です。
例文
私がそのニュースを見つけたのは、随分と後になってからです。
最後までご覧いただきありがとうございました。