今回は「show must go on」というビジネス用語について解説します!
「show must go on」とは、今やめるわけにはいかないという意味の言葉です。
この舞台では、「show must go on」だ!みたいに使うよ!
「show must go on」はアメリカのロックバンドの楽曲が発祥と言えるようです。
この記事では「show must go on」という言葉の詳しい意味や発祥、使われ方などについても深掘りしています。
興味がある方は記事の続きへどうぞ!
show must go onとは?意味は「今やめるわけにはいかない」
「show must go on」の意味=今やめるわけにはいかない
「show must go on」とは今やめるわけにはいかないという意味のビジネス用語です。
元々は、ショーは幕が上がったら、最後まで何があっても続けなければならないという日本語訳の英語。
ショービジネスにて使われている言葉で、舞台人の鉄則と言われている。
その意味をから、今やめるわけにはいかないと解釈されました。
ビジネスの場面では、厳しい局面でも諦めず、やり遂げなければならないと表現され、ビジネス用語の一つです。
海外、国内問わず、曲名、アルバム名、舞台、映画など多くの作品に使われています。
特に注目を集めたのは、旧ジャニーズにおいて、故ジャニー喜多氏の口癖であり、その意志を受け継いだタレントが口にしていたことでしょうか。
「show must go on」自体の意味はポジティブな意味です。
しかし、故ジャニー喜多川氏の性被害問題が注目を浴びたことにより、ネガティブに捉えられることもあります。
幕が上がったら最後までショーをやりきるってことなんだね!
show must go onの発祥や元ネタは「アメリカのロックバンド」
「show must go on」の元ネタ、発祥=アメリカのロックバンド
「show must go on」の明確な発祥や誰が最初に口にしたのかははっきりしません。
1974年にアメリカのロックバンド「スリー・ドッグ・ナイト」が「The Show Must Go On」というタイトルの曲を発売しています。
この曲は、まだ無名だったイギリスの「レオ・セイヤー」のカバーとして発売されました。
「スリー・ドッグ・ナイト」のおかげもあり、「レオ・セイヤー」にも目を向けら、全米4位を獲得したそうです。
「show must go on」はその後も曲のタイトルに使われることが増えていったようです。
1991年に発売されたQueenの楽曲「The Show Must Go On」は注目を浴びました。
ボーカルのフレディ・マーキュリーが死期が迫る中、その覚悟をもって作成した楽曲として有名です。
日本ではジャニー喜多川氏の名言としても知られており、木村拓哉さんのインスタ投稿でも話題になりましたよね。
【木村拓哉のインスタ投稿】
また、堂本光一さんは、故ジャニー喜多川氏の「show must go on」の意志を受け継ぎ、舞台に立っていると言われています。
その堂本光一さんが座長を務める「SHOCK」が2000年にスタートし、23年間毎年上演されており、年明け早々にも予定されているようです。
世界のエンターテインメントが新型コロナウイルスによって大打撃を受けたことで、2021年にプロジェクトが動き出しました。
それは、イギリス・ロンドンの劇場街ウエストエンドで「The Show Must Go On! Live」というものです。
ウエストエンドの再開を記念し、ライオンキングなどのパフォーマンスが行われ、その様子は、YouTubeにて配信されました。
そして、その収益は演劇関係者に寄付されたそうです。
曲のタイトルに始まり、エンターテインメント界において、広く知れ渡り、受け継がれたことにより、今に至っているようです。
日本では故ジャニー喜多川氏の口癖として浸透した感じだね!
show must go onの使い方・例文
「show must go on」という言葉を使った例文を見ていきましょう。
使用例①
舞台の主演が決まったよ!
show must go onの精神で頑張るよ!
使用例②
このプロジェクトは社運が掛かっているから頼むよ!
show must go on、今やめるわけにはいかない!頑張るぞ!
使用例③
show must go on言うのはいいけど、それで性問題起ってどうかね?
舞台も霞むね。
show must go onの類義語や対義語
show must go onの類義語と対義語についても見ていきましょう!
show must go onの類義語
show must go onの類義語としては下記のものがあります。
賽は投げられた
物事が動き出してしまい、もう止めることはできないという意味の言葉です。
プロジェクトはスタートした。賽は投げられたのだ。
今更引き下がれない
一度手を出してしまったことに対して、手を引けなくなったことを意味する言葉です。
多少違いはあるが、手を引けないという意味では類似していると言える言葉。
プロジェクトをやめるって。今更引き下がれないよ!
やり遂げる
何かを途中であきらめることなく、最後まやりきることを意味する言葉です。
このゲームを全面クリア、やり遂げてやる!
show must go onの対義語
show must go onの対義語としては下記のものがあります。
頓挫
計画や事業などが、途中で遂行できなくなることを意味する言葉です。
最後までできないという意味では対義しています。
ここは、計画が頓挫して、空き地のままだ。
中途半端
物事が不完全で未完成なさま、どっちつかずで徹底しないことを意味する言葉です。
中途半端な気持ちで結婚できない!
投げ出す
諦めて、途中でやめることを意味する言葉です。
もう全部投げ出そう!