今回は「四季折々」という言葉について解説します!
「四季折々」とは、春夏秋冬のその時その時という意味の言葉です。
この山は春夏秋冬の景色が楽しめる!みたいに使うよ!
四季折々は春夏秋冬を表す「四季」とそのときそのときを表す「折々」が組み合わさった四字熟語です。
この記事では「四季折々」という言葉の詳しい意味や発祥、使われ方などについても深掘りしています。
興味がある方は記事の続きへどうぞ!
四季折々とは?意味は「春夏秋冬のその時その時」
「四季折々」の意味=春夏秋冬のその時その時
四季折々とは「春夏秋冬のその時その時」という意味の言葉です。
よくテレビや情報誌などのメディアで聞く言葉です。
季節ごとの風景が楽しめる旅館や観光地、また季節の旬な食材を用いているレストランなどの紹介などで、使われることが多いです。
例えば、「四季折々の食材」と言われると「春はたけのこ、夏はナス、秋はサンマ、冬はダイコン」のように、それぞれの季節の魅力を伝える時に最適な言葉です。
魅力を伝える時によく使われる言葉なので、ポジティブな意味をもつ言葉です。
季節ごとの魅力を伝えるのに使われる言葉ってことなんだね!
四季折々の語源は「四季」と「折々」の組み合わせ
「四季折々」の語源=「四季」と「折々」を組み合わせた四字熟語
「四季折々」は「四季」という言葉と「折々」という言葉を組み合わせた四字熟語です。
「四季」は「四つの季節、つまり春夏秋冬」を表す言葉で、「折々」は「そのときそのとき」を表す言葉です。
日本人は昔からこの四つの季節、それぞれの魅力を愛で、四季を感じることのできることが日本の良さだとしていました。
枕草子も「春はあけぼの。」とはるか昔から季節ごとの情趣を描いていたように、季節の移り変わりを感じながら生活をしてきました。
「四季折々」という言葉がいつから使われ始めたという明確な情報はありませんが、季節ごとの魅力を感じていた日本人だからこそ、生まれた言葉なのでしょう。
今では、季節ごとの風景や観光地、食材、行事などの紹介をする際に使われていることが多いです。
四季を大切にしてきた日本人が生んだ四字熟語なんだね!
四季折々の使い方・例文
「四季折々」という言葉を使った例文を見ていきましょう。
使用例①
今の秋の時期は、この旅館から綺麗な紅葉がご覧になれます。
四季折々の風景が楽しめるなんて最高だ!
使用例②
この新玉ねぎのサラダ、甘くておいしい~!
今が旬の食材を使っているんだね!
ここのレストランは四季折々のメニューがあるんだなあ~
使用例③
おばあちゃん家の庭、今はひまわりが咲いてるんだね!
夏だからね!もうすぐしたら金木犀の花が咲いてくるよ!
四季折々の花がある庭なんて素敵!
四季折々の類義語や対義語
四季折々の類義語と対義語についても見ていきましょう!
四季折々の類義語
四季折々の類義語としては下記のものがあります。
春夏秋冬(しゅんかしゅうとう)
「春夏秋冬」は字の通りの意味で、四つの季節をまとめて表した言葉です。
日本の春夏秋冬が乱れてきているみたいだよ!
季節季節に(きせつきせつに)
「季節季節に」は「季節ごとに」という意味の言葉です。
この町は季節季節に行事が行われるのよ。
四季折々の対義語
四季折々の対義語はありませんでした。