今回はその時の言い換え表現を紹介します!
その時はある時点での状況や出来事を示す言葉です。
次回の会議は6月に予定されています。その時、昨年度の業績を報告いたします。
その時という言葉は一般的な表現で、日常生活やビジネスの場でも頻繁に使用されます。
この記事では「その時」の言い換えを15語紹介しています!興味がある方は記事の続きへどうぞ!
その時の”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずはその時のフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①その際
その際=「特定の状況やタイミングを指す表現」を意味します。
特定の時点や場面での出来事や行動に対して、 重要な情報や提案を伝える際に使用されることが多いです。
丁寧でフォーマルな印象を与えます。
ビジネスでは、計画や予定に関連する話題に使われることが多く、日常生活では、さまざまなシチュエーションで使用され汎用性が高いです。
例文
次回の会議は8月に予定されています。その際、昨年度の業績を報告いたします。
②その折
その折=過去特定の日時や未来を表す意味
目上の人やビジネスシーンでは、相手を尊重する意味でも丁寧な表現を使うものです。取引先の担当者とのやりとりなど、頻繁に聞く表現ともいえます。
友達や同僚、家族など、自分に近い距離にいる人にあまり使用することはあまりありませんが、相手に丁寧な印象を与える表現となるため、初めて会う人や面識のない人に使うことが多いです。
例文
次回の会議は8月に予定されています。その折、昨年度の業績を報告いたします。
③時分
時分=おおよその時期や時間などを表す意味
時を分けると書くことから、時間の区切りをあらわします。
ちょうどよい頃合いという意味でも使用しますが、やや古めかしい印象を与えます。
例文
次回の会議は8月に予定されています。その時分に、昨年度の業績を報告いたします。
④暁
暁には=物事が実現するその時という意味
「暁には」には、今よりも先にある出来事が実現する時にはという場合に使用します。その他にも、夜明けや明け方という意味もあります。
少し堅い表現なので、改まっている場での発言で使用することの方が多いです。
例文
次回の会議は8月に予定されています。その暁には、昨年度の業績を報告いたします。
⑤適宜
適宜=状況や条件に応じて適切な対応をすることを指の意味
具体的な行動や判断が固定されているわけではなく、その時々の状況や必要性により、最適な方法を選択することを意味します。
ビジネスシーンでは、臨機応変に対応する必要があるときなどに用いられています。
例文
次回の会議は8月の予定です。それまでに適宜、昨年度の業績を報告いたします。
⑥節目
節目=物事の区切り目という意味
なにか物事の区切りとなるところを指して使用します。
日常でもビジネスシーンでも使用します。会話のなかでも使用しますが、スピーチなどでも使いやすい言葉です。
例文
次回は上半期最後の会議を予定されています。その節目で、上半期の業績について報告書を作成開始します。
⑦機会
機会=事をおこすのによいタイミングという意味
「機会」の「機」は、「物事のおこるきっかけ・はずみ」という意味があり、「会」は、「折」という意味です。それぞれの語の意味から、何かを変えるタイミングという意味で、「チャンス」と解釈されることも多い熟語です。
日常生活からビジネスシーンなどさまざまな場面で使用されるポピュラーな言葉です。
例文
次回の会議は6月に予定されています。その機会に、昨年度の業績を報告いたします。
⑧その時点
時点=ある時間の一点の意味
補足する言葉を用いて過去の日時や現在、未来まで、限定なく使えます。
時点の前に「あの」をつけると過去、「現」をつけると現在、「その」をつけると未来を表現することができます。
例文
次回の会議は8月に予定されています。その時点で、昨年度の業績を報告いたします。
その時の”カジュアル”な言い換え・類語!
その時のカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑨時期
時期=ある幅を持った期間の意味
時期は、物事を行う時に使用します。
それぞれの漢字の意味を組み合わせると、「そのころ・ある一定の時期」となり、どちらの漢字も「ちょうど良いタイミング」と解釈することもできます。
「時期」は一定の期間や、その時を表す言葉で、さまざまなシチュエーションで用いられています。
例文
次回の会議は8月に予定されています。その時期には、昨年度の業績を報告いたします。
⑩場合
場合=特定の状況や条件を指す意味
具体的な事象や状況が生じたとき、または特定の条件下で何かが起こるときを指します。
「場合」は様々な文脈で使用され、その使用例は多岐にわたります。
例文
次回の会議の予定は6月とのことです。その場合、昨年度の業績を報告いたします。
⑪その都度
その都度=そのたびごとにという意味
「都度都度」と言葉を繰り返すと、念を押す場合に使用する場合に使用しますが、目上の人に使用する場合は印象が悪くなる場合もあるので、注意が必要です。
普通の会話やビジネスシーンなどいろいろな場面で使用されています。
例文
次回の会議以降は、その都度業績の報告いたします。
⑫そのとき
そのとき=その時と同じ意味
「~の場合」と言い換えられる際に使用します。
公用文の場合、仮定的条件に該当する場合に使用します。
「時」と「とき」を使い分ける際には、「時」は時間や時刻などを示す場合、「とき」は不特定の場合に用いります。
例文
次回の会議が決まったそのとき、昨年度の業績を報告いたします。
⑬その頃
その頃=話題にあげている時期をあらわす表現
「その頃」とは、ある時間や時期を指す表現で、過去の出来事や状況を述べる際などに使用されます。
ある時期の自分の状態や経験を表現することができます。
例文
次回の会議は8月に予定されています。その頃、昨年度の業績を報告いたします。
⑭今度
今度=近い将来を表す意味
「今度」は過去や未来にも使えますが、どちらの場合も「今に近い」ことを表します。また、「いつになるかわからないが」という意味になる場面もあります。
今度という言葉は、近い過去、近い未来など、広範囲で使うことができます。また、日常においても比較的頻繁に使用されます。
例文
次回の会議は6月に予定されています。今度は、昨年度の業績を報告いたします。
⑮あのとき
あのとき=過去の特定の時を示すの意味
過去を思い出して、特定の時に起きたことを示す際に使用します。
その時のように、未来に事が起きる事を表現できないため、使用には注意が必要です。
例文
会議は6月に行いました。あの時、昨年度の業績を報告しました。