今回は「そういえば」の言い換え表現を紹介します!
「そういえば」は相手の発言に関連する話題を提示する際に使う表現です。
また、脈絡のない話題を持ち出す場合にも「そういえば」を使うことがあります。
そういえば、新入社員の調子はどうですか?
日常会話や親しい人との会話で多く使われるため、「そういえば」はどちらかといえばカジュアル寄りの言葉でしょう。
この記事では「そういえば」の言い換えを15語紹介しています!興味がある方は記事の続きへどうぞ!
そういえばの”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずはそういえばのフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①そう言えば
そう言えば=「関連する話題を提示する、話を切り替える」という意味の表現
「そういえば」を漢字にする場合は、「そう言えば」と表記します。
使い方は「そういえば」と同じですが、漢字表記の方が堅いイメージを与えるでしょう。
小説や記事など、文章中で使われることが多いやや形式ばった表現です。
例文
そう言えば、新入社員の調子はどうですか?
②つかぬことを伺いますが
つかぬことを伺いますが=「脈絡のない事柄を唐突に質問する」という状況で使う表現
現在の話題もしくは新たな話題に関して、疑問を投げかけるときに多く使われる言葉です。
丁寧な印象を与えるので、目上の人が相手の場合は「そういえば」から「つかぬことを伺いますが」と言い換えると良いでしょう。
ビジネスシーンでよく使われるため、フォーマルな言葉と言えます。
例文
つかぬことを伺いますが、新入社員の調子はどうですか?
退職や転職で悩んでいるあなたへ
③別件ですが
別件ですが=「新しい話題を提示する」という状況で使う表現
より丁寧な言い回しだと、「別件ではございますが」となります。
明らかに本題から外れた話をする場合は、「そういえば」の代わりに「別件ですが」を使うと良いでしょう。
フォーマルなニュアンスを持ち、ビジネス向きの言葉です。
例文
別件ですが、新入社員の調子はどうですか?
④話は変わりますが
話は変わりますが=「話題を変える」という状況で使う表現
現在の話題が一段落したときや、別の話題を提示するときによく使われる言葉です。
「そういえば」と同様に、「話は変わりますが」はこれから新しい話題に移ることを相手に準備させる役割を持っています。
難しい言葉ではありませんが、ビジネスシーンでも問題なく使えるでしょう。
例文
話は変わりますが、新入社員の調子はどうですか?
⑤恐れ入りますが
恐れ入りますが=「迷惑をかけることを申し訳なく思う」という意味の前置き表現
自分の意見を聞いてほしいときに、クッション言葉としてよく用いられる言葉です。
謙虚な姿勢を示しながらも話題の切り替えや自己主張ができるので、状況によっては「そういえば」の代わりになるでしょう。
ビジネスシーンで使われることが多い、フォーマル寄りの言葉です。
例文
恐れ入りますが、新入社員の調子はどうですか?
⑥失礼ですが
失礼ですが=「謙遜・恐縮しながら意見を述べる」という状況で使う前置き表現
「失礼ですが」もクッション言葉としてよく用いられる表現で、相手に謝意や断りの気持ちを示すことができます。
相手の話や考えに割り込むときは「そういえば」から「失礼ですが」と言い換えると良いでしょう。
幅広い場面で使えますが、どちらかというとフォーマルな言葉です。
例文
失礼ですが、新入社員の調子はどうですか?
⑦余談ですが
余談ですが=「本題から外れた話題に及ぶ」という状況で使う前置き表現
「余談」には「用件以外の話」や「本筋を離れた話」という意味があります。
かしこまった場面において、現在の話題や本筋から外れる場合は「そういえば」から「余談ですが」に言い換えると良いでしょう。
日常会話よりもビジネスにおける会話でよく使われる言葉です。
例文
余談ですが、新入社員の調子はどうですか?
退職や転職で悩んでいるあなたへ
⑧ときに
ときに=「新しい話題に入る」という状況で使う言葉
「場合によっては」や「まさしくその時」という意味もありますが、会話中に登場する「ときに」は新たな話題の提供を示す接続語として扱われます。
「ときに」は「そういえば」と同様に、話題の転換を示すことができるでしょう。
やや固めの表現になるので、業務中の会話に向いています。
例文
ときに、新入社員の調子はどうですか?
⑨さて
さて=「ひとつの話題が終わり、新たな話題に移る」という状況で使う前置き表現
現在の話題を続ける場合だけでなく、前の話題に反するような事実を述べる場合にも使われます。
「そういえば」と同じような意味を持ちますが、「さて」は命令や叱責、要請の前置きにも使われるのが特徴的です。
日常会話ではあまり使われないため、フォーマル寄りの言葉といえるでしょう。
例文
さて、新入社員の調子はどうですか?
⑩それはさておき
それはさておき=「他の話題に転じる」という状況で使う表現
「今の話題はひとまず保留にしておき、別の話題に移る」というニュアンスを含む言葉です。
また、本来の話題から逸れてしまった話題をもとに戻す場合にも使えるので、無駄話や雑談を終わらせたいときは「それはさておき」を用いると良いでしょう。
日常会話で耳にすることもありますが、仕事でも使えるフォーマル寄りの言葉です。
例文
それはさておき、新入社員の調子はどうですか?
そういえばの”カジュアル”な言い換え・類語!
そういえばのカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑪ところで
ところで=「一度会話を切り、話題を切り替える」という状況で使う接続助詞
現在の話題から離れたいときによく用いられる言葉です。
別の話題をふと思い出したようなときには、「そういえば」の代わりに「ところで」を使うと良いでしょう。
幅広い場面で使えますが、ビジネスの場では「ところで、○○についてはご確認いただけましたでしょうか」という言い回しが頻繁に登場します。
例文
ところで、新入社員の調子はどうですか?
⑫それはそうと
それはそうと=「話題を転換する」という状況で使う表現
「その話はひとまず置いておいて」というニュアンスを含む言葉です。
異なる話題を展開する場合は「そういえば」と「それはそうと」のどちらを使っても良いでしょう。
カジュアルな会話に登場することもありますが、ビジネスシーンでも使用可能です。
例文
それはそうと、新入社員の調子はどうですか?
⑬そういや
そういや=「相手の発言を受けて、話題を提示する」という状況で使う表現
「そういえば」が変化して「そういや」ができたと言われています。
「そういや」を使うと、「そういえば」よりフレンドリーな印象を与えるでしょう。
日常会話で使われることが多い、ややカジュアルな言葉です。
例文
そういや、新入社員の調子はどうですか?
⑭それより
それより=「話題を変える」という状況で使う表現
「次の話題は現在の話題よりも重要である」というニュアンスを含む言葉です。
より優先順位の高い話題を展開したい場合は、「そういえば」の代わりに「それより」を使うと良いでしょう。
どちらかというとカジュアルな会話でよく使われています。
例文
それより、新入社員の調子はどうですか?
⑮ちなみに
ちなみに=「話題の途中で別の情報を付け加える」という状況で使う接続詞
「ちなみに」の後は、「自分はこう思う」といった話者の主観が続くことが多いようです。
または、相手の考えを尋ねる場合もあります。文脈によっては「そういえば」の代わりに使えるでしょう。
口語表現としてよく用いられ、親しみやすさやフランクさを表現できます。
例文
ちなみに、新入社員の調子はどうですか?
最後までご覧いただきありがとうございました。
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