今回は「素晴らしい」の言い換え表現を紹介します!
「素晴らしい」は「物事の程度が甚だしく優れている」という状況で使う言葉です。
この言葉は、フォーマルな場でも、カジュアルな場でも使用できるニュートラルな言葉です。
この記事では「素晴らしい」の言い換え語について紹介しています。
興味がある方は記事の続きへどうぞ!
素晴らしいとは?意味は「優れていて感心させられる」
「素晴らしい」の意味=群を抜いて優れていて感心させられるさま
「素晴らしい」は、多くの場合「客観的に見て」感心させられるときに使われる言葉です。
今日の会議では、素晴らしい案を出してくださいましたね。次回もよろしくお願いします。
「素晴らしい」の”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずは「素晴らしい」のフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①目覚ましい
目覚ましい=「目が覚めるように立派で素晴らしい」という意味
「素晴らしい」よりも表現が誇張されており、より程度が甚だしいものを指すことが多いようです。
またそのなかでも、「目覚ましい活躍」や「目覚ましい成功」など、ポジティブな意味で使用されます。
論文やプレゼンテーションの場など、フォーマルな場面で使用することが望ましいです。
今日の会議では、目覚ましく成長された良い案を出してくださいましたね。次回もよろしくお願いします。
②秀逸
秀逸=「他にぬきんでて優れている」という意味
「秀逸」は「素晴らしい」に比べ、フォーマルな印象のある言葉です。
もともとは優秀な和歌に対して使用されていた言葉のため、現在でも作品等を対象に使用されます。
しかし、目上の人に対して発言するのは失礼になる場合もあるため、注意が必要です。
近年ではSNSといった手軽な文章で使用されることも増えているようです。
今日の会議では、秀逸な案を出してくださいましたね。次回もよろしくお願いします。
③輝かしい
輝かしい=「光り輝くように素晴らしい」という意味
「素晴らしい」のなかでも、成功や栄光に対して使える言葉です。
学校の式典時の挨拶等でよく使用されます。
そのため、非常にポジティブな意味でイメージをもたれています。
今日の会議では、輝かしい案を出してくださいましたね。次回もよろしくお願いします。
④優れる
優れる=「能力等が他より抜きんでる」という意味
「優れる」は他と比較し、それより優秀である際に使用されます。
客観的に見て感心させられるというだけの「素晴らしい」より、他の存在が強調される言葉のようです。
また、ややフォーマルな場であれば口語で使っても問題ありません。
今日の会議では、優れた案を出してくださいましたね。次回もよろしくお願いします。
⑤非の打ち所がない
非の打ち所がない=「非難するところがないほど、完璧である」という意味
「非の打ち所がない」とは、少しの欠点もないほど完璧であり、そのため素晴らしいという意味となります。
「素晴らしい」のなかでも、「素晴らしい」対象が完全である状態を指すようです。
また、「火の打ち所がない」と誤って書かれることもあるため、気を付けるべき言葉です。
今日の会議では、非の打ち所がない案を出してくださいましたね。次回もよろしくお願いします。
⑥卓越
卓越=「他のものより、はるかに優れている」という意味
「卓越」は「素晴らしい」と比べて、フォーマルなイメージのある言葉です。
周囲より明らかに優れているようすを指すため、他の事物と比較することで成立する語でもあります。
その中でも特に、個人の持つ才能や技術に対して使われることが多いようです。
今日の会議では、良い案を出してくださいましたね。あなたのプレゼン力は卓越した才能ですよ。次回もよろしくお願いします。
⑦立派
立派=「おごそかで美しい、あるいは優れていること」という意味
「立派」は、素晴らしいという意味に加え、対象が美しく堂々としている様子を表しています。
しかし「立派」同時に、「十分であり、不足や欠点がない様子」という意味もあります。
そのため、状況によってはネガティブな文章に使用されることもあるため、注意が必要です。
今日の会議では、立派な案を出してくださいましたね。次回もよろしくお願いします。
「素晴らしい」の”カジュアル”な言い換え・類語!
「素晴らしい」のカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑧抜群
抜群=「多くのもののなかで、特に優れている」という意味
「抜群」には他に、非常に良いさまという意味や、甚だしいことそのものを指す場合もあります。
また、「群を抜く」といった言い方をすることもあります。
ややフォーマルな場でも、日常会話でも使える使い勝手の良い言葉です。
今日の会議では、抜群な案を出してたね。次回もよろしく!
⑨完璧
完璧=「欠点のないこと、完全無欠なこと」という意味
「素晴らしい」より、より物事が完全である場合に使用すると良いでしょう。
また「璧」は宝玉のことを意味します。
そのため「璧」を「壁」と書くのは間違いですので、気をつけましょう。
今日の会議では、完璧な案を出してたね。次回もよろしく!
⑩最高
最高=「物事が最も望ましい状態にある」という意味
他に、「高さ・地位が一番高いこと」「物事の程度が特に著しい」という意味もあります。
「素晴らしい」の程度がこの上ない状態の場合に使用できます。
また、どのような場でも利用できる言葉です。
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⑪凄い
凄い=「驚くほど程度が甚だしい」という意味
また「ぞっとする程、恐ろしい」という意味もあります。
そのため、ただ「凄い」というだけではマイナスイメージを連想させる人もいます。
勘違いを生まないためには、他の言葉で補う必要があるでしょう。
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⑫やばい
やばい=「非常に興味を引き、面白いと感じる」という意味
「やばい」には同時に、「危険」「不都合」という意味もあります。
もともとは否定的な意味でしたが、現代では肯定否定問わず「程度が甚だしい」という意味で使用されることが多いようです。
そのため、会話の際で用いる場合は注意が必要です。
また、非常にカジュアルな言葉のため、使用する場を選ぶ必要があります。
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⑬ベスト
ベスト=「最上・最良」という意味
「ベスト」は同時に「最善・全力」も意味する、外来語です。
英語では「best」と書きます。
カジュアルな言葉のため、フォーマルな場で利用することは避けた方が良いでしょう。
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⑭エグい
エグい=「過度・極端」な状態を表す意味
本来は、「えぐみ」という刺激の強い嫌な味を表現する言葉です。
しかし現代では、「エグい」は賞賛を表すこともありますが、反対に否定的な場合にも使用します。
使用する場合は、どのように捉えられるのかを考えるべき言葉です。
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⑮素敵
素敵=「非常に優れており、印象が良い」という意味
もともとは「素晴らしい」の「す」に、接尾語の「てき」がついて生まれた言葉のようです。
そのため意味も「素晴らしい」とあまり変わりません。
しかし、「素敵」は少しカジュアルな場でも利用できる言葉です。
今日の会議では、素敵な案を出してたね。次回もよろしく!