今回は「すごい」の言い換え表現を紹介します!
「すごい」は称賛を表現する時に使う言葉です。
この言葉は、カジュアルな言葉に分類され、かしこまった場面ではあまり使用しません。
この記事では「すごい」の言い換え語について紹介しています。
興味がある方は記事の続きへどうぞ!
すごいとは?意味は「非常に優れた、驚くべき」
「すごい」の意味=何かが非常に優れていたり、驚くべきこと
「すごい」は使いやすく便利な言葉です。
ただ、ビジネスシーンで多用すると稚拙な印象を与えかねないため、シーンに応じた言い換え語をうまく使いましょう。
会社の成長ぶりがすごいと思いました。
すごいの”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずは「すごい」のフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①感銘(かんめい)
「感銘」=「深く感じ入り、記憶にとどめる」の意味
ビジネスシーンでの話し言葉・書き言葉に最適な言葉の1つです。
例文
会社の成長ぶりに感銘いたしました。
②目覚ましい(めざましい)
「目覚ましい」=「目が覚めるほど素晴らしい」「目を見張るほど立派」の意味
平安時代には、上位の者が下位の者の言動をけなす場合にも使われていましたが、中世以降は他者を褒めるためのみに使われており、安心して使える言葉です。
例文のように使うと、より一層丁寧な言葉として、相手に伝わります。
例文
御社(おんしゃ)の目覚ましいご活躍は伺っております。
③恐れ入る(おそれいる)
「恐れ入る」=「相手の優れている点に感心し、まいった」の意味
ビジネスシーンでの話し言葉・書き言葉に適した言葉です。
敬語を使い慣れていなくても、比較的使いやすい言葉なのではないでしょうか。
「恐れ入る」は、相手への謝罪や感謝の気持ちを表すなど、文脈によって様々な意味に変化するので、覚えておくと便利な言葉です。
例文
会社の成長ぶりに恐れ入りました。
④敬服(けいふく)
「敬服」=「人柄や業績を尊敬する」の意味
ビジネスシーンでの話し言葉・書き言葉に最適な言葉の1つです。
例文
会社の成長ぶりに敬服いたしました。
⑤卓越(たくえつ)
「卓越」=「他よりもはるかに優れている」の意味
例文において「会社の成長」を「御社の卓越した経営手腕」と言い換えているため、カジュアルな言葉で紹介している「感動」が含まれていても、ビジネスシーンに対応した言葉とすることができます。
例文
御社の卓越した経営手腕に感動いたしました。
⑥感服(かんぷく)
「感服」=「感動して敬服すること」の意味
上司や部下などの区別なく、どちらに対しても使いやすい言葉です。
時代劇などに多く出てくる言葉なので、時代劇好きの方には馴染みの深い言葉であると言えるでしょう。
(それほど、古くからある言葉であるとも言える)
例文
会社の成長ぶりに感服いたしました。
⑦驚異的(きょういてき)
「驚異的」=「驚くべきさま」の意味
「脅威的」という同じ読みの言葉があるが、こちらは相手に危険や不安を感じる時に使う漢字なので、書き言葉にした場合には漢字変換に注意しましょう。
例文
会社の成長ぶりが驚異的だと思いました。
⑧驚愕(きょうがく)
「驚愕」=「激しく驚くこと」の意味
「愕」の字には「驚き慌てる」という意味があるため、慌てるほど驚いた時に使える言葉です。
例文
会社の成長ぶりに驚愕いたしました。
⑨素晴らしい
「素晴らしい」=「優れていて褒め讃えられる有様」の意味
例文では「素晴らしい経営手腕」としていますが、さらに素晴らしいと感じた時は「素晴らしすぎる経営手腕」と表現することも可能です。
例文
御社の素晴らしい経営手腕に感動いたしました。
⑩輝かしい(かがやかしい)
「輝かしい」=「光り輝くように素晴らしい」「非常に見事」の意味
相手方の業績を少し大げさに表現したい時に効果的な言葉として使えるでしょう。
例文
御社の輝かしい業績に感動いたしました。
すごいの”カジュアル”な言い換え・類語!
「すごい」のカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑪感動(かんどう)
「感動」=「心を強く動かされること」の意味
相手への敬意が含まれていない上に、子供っぽい印象を与える可能性があるので、同期や後輩・部下に対して使うなど範囲を限定して使いましょう。
例文
会社の成長ぶりに感動いたしました。
⑫感心(かんしん)
「感心」=「他人の心がけや行いに深く心を動かされること」の意味
「感動」同様に、相手への敬意がない上に子供っぽい印象を与える可能性がある言葉です。
同期や後輩・部下に対してなど範囲を限定して使いましょう。
また、「関心」と同じ読みの漢字がありますが、こちらは興味に関する「かんしん」なので漢字変換には注意が必要です。
例文
会社の成長ぶりに感心いたしました。
⑬胸を打たれる
「胸を打たれる」=「強い感動を受けること」の意味
感動したことは伝わりますが、相手への尊敬の念が伝わりません。
同期や後輩・部下に対してなど範囲を限定して使いましょう。
例文
会社の成長ぶりに胸を打たれました。
⑭心を動かされる
「心を動かされる」=「感動を受けて気持ちがそちらへ向かうこと」の意味
感動したことは伝わりますが、相手への尊敬の念が伝わりません。
同期や後輩・部下に対してなど範囲を限定して使いましょう。
例文
会社の成長ぶりに心を動かされました。
⑮驚くべきこと
「驚くべきこと」=「予想外の出来事に出会って、心に動揺を起こすこと」の意味
驚いたことは伝わりますが、相手への尊敬の念が伝わりません。
同期や後輩・部下に対してなど範囲を限定して使いましょう。
例文
会社の成長ぶりが驚くべきことだと思いました。