今回は「周知」の言い換え表現を紹介します!
「周知」は「あまねく知る事」、「広く知れわたっている」という状況で使われる言葉です。
この言葉は、フォーマルな言葉としてビジネスシーンでも使うことができます。
この記事では「周知」の言い換え語について紹介しています。
興味がある方は記事の続きへどうぞ!
周知とは?意味は「広く情報を共有する」
「周知」の意味=多くの人に広く情報を共有すること
相手に知っていて欲しいと伝えたい時は、「ご周知」と丁寧にすることで印象よく伝えることができます。
プロジェクトの進捗は、週次報告書で関係者に周知しています
周知の”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずは「周知」のフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①告知
「告知」=「告げ知らせる」の意味
ビジネスシーンで使える言葉ではありますが、上司や目上の人に対して使うことは控えましょう。
上司から部下たちに広く伝える時に使うイメージです。
例文
プロジェクトの進捗は週次報告書で関係者に告知しています
②通知
「通知」=「告げ知らせる」の意味
ビジネスシーンで使える言葉です。
自分が発信者となり、上司を含めた部署内に伝えたい時に使うイメージです。
例文
プロジェクトの進捗は週次報告書で関係者に通知しています
③伝達
「伝達」=「命令や意思などを他者に伝える」の意味
ビジネスシーンで使える言葉ではありますが、上司や目上の人に対して使うことは控えましょう。
前後の文脈によっては上司に対しても使える可能性がありますが、社外的に使うことは控えた方がよいでしょう。
例文
プロジェクトの進捗は週次報告書で関係者に伝達しています
④共有
「共有」=「複数の者や団体が共同で所有・管理する」の意味
社外的にも、印象を悪くすることなく使える言葉です。
例文
プロジェクトの進捗は週次報告書で関係者間の共有をはかっています
⑤報告
「報告」=「物事の経過や結果などを伝える」の意味
ビジネスシーンで使える言葉です。
「報告いたします」など、丁寧な言葉にすることで印象をよくすることができます。
例文
プロジェクトの進捗は週次報告書で関係者にご報告しています
⑥通達
「通達」=「通知する」の意味
官公庁で多様されている言葉です。
強めの印象で相手に伝わります。
例文
プロジェクトの進捗は週次報告書で関係者に通達しています
⑦通告
「通告」=「公的な事柄や処分などを告げ知らせる」の意味
意味にもあるように公的な場で使われる言葉で、処分などの悪い印象のある言葉です。
例文
プロジェクトの進捗は週次報告書で関係者に通告しています
⑧申し送る
「申し送る」=「事務や命令などを次の者に伝える」の意味
ビジネスシーンで使える言葉で、担当者が代わる引継ぎの時に使われます。
例文
プロジェクトの進捗は週次報告書で関係者に申し送りしています
⑨布告
「布告」=「広く一般に知らせる」の意味
言葉自体はフォーマルな言葉ですが、「布告」と聞くと「宣戦布告」という言葉に繋がりケンカ越しのイメージを与える可能性があることに注意して使いましょう。
例文
プロジェクトの進捗は週次報告書で関係者に布告しています
⑩公開
「公開」=「一般の人に開放する」の意味
例文にあるように、公開する範囲を指定して使いましょう。
例文
プロジェクトの進捗は週次報告書を関係者に公開しています
周知の”カジュアル”な言い換え・類語!
「周知」のカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑪アナウンス
「アナウンス」=「告知する」の意味
前後の文脈次第では、フォーマルな言葉にもカジュアルな言葉にもなります。
例文
プロジェクトの進捗は週次報告書で関係者にアナウンスしています
⑫知らせる
「知らせる」=「情報を伝える」の意味
「知らせる」ではカジュアルな印象になりますが、「お知らせする」では比較手フォーマルな印象を与えることができます。
例文
プロジェクトの進捗は週次報告書で関係者にお知らせしています
⑬同じくする
「同じくする」=「共有する」の意味
「〇〇を同じくする」のように、何を共有するのかを付け加えて使います。
例文
プロジェクトの進捗は週次報告書で関係者間の認識を同じくしています
⑭伝える
「伝える」=「伝達する」の意味
「お伝えする」とすることで比較的フォーマルな印象にすることができますが、子どもっぽい印象を相手に与える可能性があります。
例文
プロジェクトの進捗は週次報告書で関係者にお伝えしています
⑮教える
「教える」=「知っていることを相手が分かるように知らせる」の意味
「お教えする」とすることで比較的フォーマルな印象になりますが、「教えてやっている」という上から目線に感じられる可能性があるので、同期など気心の知れた相手に対して使うと限定した方がよいでしょう。
例文
プロジェクトの進捗は週次報告書で関係者にお教えしています