今回は「食べる」の言い換え表現を紹介します!
「食べる」は何かを口に入れて咀嚼し、嚥下するという意味の言葉です。
昼食は好きなものを食べる。
食べるという言葉は、日常会話などのカジュアルな場面でも、ビジネスシーンなどのフォーマルな場面でも使用できる柔軟な言葉です。
この記事では「食べる」の言い換えを15語紹介しています!興味がある方は記事の続きへどうぞ!
食べるの”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずは食べるのフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①頂く
頂く=「食べる、もらう」の意味
頂くは、食べるやもらうなどを意味する敬語表現です。
食事を開始する合図として発する「いただきます」という言葉はこの頂くを変化させた言い方となります。
頂くは相手への敬意を表す丁寧な言葉遣いで、フォーマルな場面で使用されるのが一般的です。
例文
昼食は好きなものを頂く。
②頂戴する
頂戴する=「物を受け取る、いただく」の意味
頂戴するは、受け取る、もらうの謙譲語です。
頂戴するは相手への敬意を表す丁寧な言葉遣いで、フォーマルな場面で使用されるのが一般的です。
「頂戴いたします」「頂戴します」「頂戴しました」などと変化させて使用します。
例文
昼食は好きな物を頂戴します。
③召し上がる
召し上がる=「食べる、飲む」の意味
召し上がるは、食べるや飲むという行為を表す尊敬語です。
自身の行為に対して使用する言葉ではありませんが、食べるの類語となります。
目上の人や上司に対して使用する言葉であり、相手の行為を敬うフォーマルな表現と言えます。
例文
昼食は好きな物をお召し上がりください。
④味わう
味わう=「うまみを感じること、味を楽しむこと」の意味
味わうは食べ物の味を楽しむこと、その食べ物のもつうまみを十分に味わうことを意味し、食べると類語となります。
味わうは日常会話などのカジュアルな場面でも、ビジネスシーンなどのフォーマルな場面でも使用できる柔軟な言葉ですが、食事を丁寧に楽しむ様子を表すことから、食べるよりも上品でフォーマルな表現と言えます。
例文
昼食は好きな物を味わう。
⑤舌鼓を打つ
舌鼓を打つ=「あまりの美味しさに舌を鳴らす」の意味
舌鼓を打つは、おいしい料理を食べて舌が鼓を打つように鳴る様子を表した言葉です。
舌鼓を打つはただ食べるという行為を表すだけでなく、食事を楽しみ味覚への感動を丁寧に表す、上品で洗練された表現であり、フォーマルな場面で使用しやすい言葉と言えます。
例文
昼食は好きな物に舌鼓を打つ。
⑥摂取する
摂取する=「食べ物や飲み物を体内に取り入れる」の意味
摂取するは食べ物や飲み物を口に入れ、消化・吸収することを指します。
摂取するは食べるよりも日常会話での使用は少なく、フォーマルな表現と言えます。
例文
昼食は好きな物を摂取する。
⑦摂食する
摂食する=「食事をする、食べ物を口に入れる」の意味
摂食するは、食べ物や飲み物を口に入れ、飲み込むことを意味する言葉です。
摂食するは食べるよりも日常会話で使用されることは少なく、ビジネスシーンなどで多用されるフォーマルな表現と言えます。
例文
昼食は好きな物を摂食する。
⑧箸が進む
箸が進む=「食べ物がとてもおいしくて、箸が自然と進んでしまうほど食べたくなる」の意味
箸が進むは、食べ物がとてもおいしいことを表す慣用句として用いられています。
積極的に食事をするという意味において、食べると類語と言えます。
箸が進むは日常会話などのカジュアルな場面でも、ビジネスシーンなどのフォーマルな場面でも使用できる柔軟な言葉です。
例文
昼食は好きな物ばかりで箸が進む。
⑨賞味
賞味=「食べ物のおいしさを十分に味わって食べる」の意味
賞味は、食べ物の味わい深さを十分に感じながら食べることを表す言葉です。
自身が何かを食べる場合には、謙譲語表現の「賞味させていただきます」に、相手に食べることを促す場合には、尊敬語表現として「ご賞味ください」と変化させる必要があります。
日常会話で使用される機会は少なく、フォーマルな表現と言えます。
例文
昼食は好きな物を賞味させていただきます。
⑩堪能する
堪能する=「物事を深く味わい、最大限楽しむ」の意味
堪能するは、十分に満足することという意味の他に、何かを深く味わい理解をし、満足感を得るという意味があります。
料理を心から楽しむ、満足して味わうという意味合いの場合には、食べると言い換え可能となります。
堪能するは、公式な書面などで多用される比較的フォーマルな表現と言えます。
例文
昼食は好きな物を堪能する。
食べるの”カジュアル”な言い換え・類語!
食べるのカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑪食う
食う=「食べる、食物を噛んで飲みこむ」の意味
食うは食べると同様に食事をするという意味を持ちます。
口語として使用されるのが主ですが、使用する相手によっては失礼な言葉になってしまう砕けた表現です。
友人や家族など親しい間柄で使われるカジュアルな言葉と言えます。
例文
昼食に好きな物を食う。
⑫がっつく
がっつく=「むさぼるように食べる」の意味
がっつくは、食べ物をがつがつ勢いよくむさぼるように食べる様子を表す言葉です。
荒々しい姿から、やや乱暴な印象が連想されるため、食べるよりも砕けたカジュアルな言葉と言えます。
例文
昼食は好きな物にがっつく。
⑬頬張る
頬張る=「口いっぱいに食べ物を詰め込む」の意味
頬張るは、頬がふくらむほど、口いっぱいに食べ物を詰め込むことを指し食べると類語と言えます。
頬張るは、日常会話などのカジュアルな場面でも、ビジネスシーンなどのフォーマルな場面でも使用できる柔軟な言葉です。
例文
昼食は好きな物を頬張る。
⑭腹ごしらえする
腹ごしらえをする=「目的をもって、計画的に食事をすること」の意味
食べるも腹ごしらえをするも、ともに食事をするという意味を持ち類語と言えます。
ただし、腹ごしらえをするには、ただ単に食事をするという意味だけでなく、何か重要な用事や行動の前に事前準備として食事をするという意味が含まれているので、使用の際には若干のニュアンスの違いに注意が必要となります。
上司や目上の人に使用するには若干砕けた印象がある言葉となる為、カジュアルな表現と言えます。
例文
昼食は好きな物で腹ごしらえをする。
⑮かきこむ
かきこむ=「食べ物を急ぐように食べ込む様子を表す。」の意味
かきこむは、大急ぎで食べ物を口に放り込むように食べる動作を表します。
かきこむは急いで食べる様子からマナーに欠けた印象を持ち、フォーマルな場面に適していません。
日常会話などで多用されるカジュアルな言葉と言えます。
例文
昼食は好きな物をかきこむ。