今回は「〜たり」の言い換え表現を紹介します!
「〜たり」は「同類の動作や状態が並行・継起することを表す」という意味の言葉です。
この言葉は、使う状況や相手によってカジュアルにもフォーマルにもなる可能性がある言葉といえるでしょう。
この記事では「〜たり」の言い換え語について紹介しています。
興味がある方は記事の続きへどうぞ!
〜たりとは?意味は「複数のものを並べる」
「〜たり」の意味=複数の動作や状態を具体的に並べること
完全に網羅するのではなく、あくまで例を挙げるニュアンスで用いられる言葉です。

今日は会議をしたり、営業先へ出向いたりなどして忙しかった。
「〜たり」の”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずは「〜たり」のフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①〜や


「〜や」=「同類の動作や状態が並行・継起することを表す」の意味
ビジネスシーンに最適とはいえませんが、比較的ビジネスシーンに取り入れやすい言葉といえるでしょう。
例文



今日は会議や、営業先へ出向などして忙しかった。
②〜に


「〜に」=「同類の動作や状態が並行・継起することを表す」の意味
比較的ビジネスシーンで使いやすい言葉ですが、繰り返し過ぎると理屈っぽい印象になる可能性がある言葉です。
例文



今日は会議に、営業先へ出向いたりで忙しかった。
「〜たり」の”カジュアル”な言い換え・類語!
「〜たり」のカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
③〜もあれば、〜もある


「〜もあれば、〜もある」=「同類の動作や状態が並行・継起することを表す」の意味
ビジネスシーンの中でも、社内的なもので雑談程度であれば使える言葉といえるでしょう。
例文



今日は会議もあれば、営業先へ出向いたりもあって忙しかった。
④〜なり


「〜なり」=「同類の動作や状態が並行・継起することを表す」の意味
ビジネスシーンの中でも、社内的なもので雑談程度であれば使える言葉といえるでしょう。
例文



今日は会議なり、営業先へ出向くなり詰まってて忙しかった。
⑤〜とか


「〜とか」=「同類の動作や状態が並行・継起することを表す」の意味
カジュアルかつ理屈っぽい印象が強い言葉といえるでしょう。
例文



今日は会議とか、営業先へ出向くとかで忙しかった。
⑥〜やら


「〜やら」=「同類の動作や状態が並行・継起することを表す」の意味
面倒くさそうな印象を含んだ言葉なので、ビジネスシーンには不向きな言葉といえるでしょう。
使う場合は、同期間のお昼休みなどに限定した方がよいかもしれません。
例文



今日は会議やら、営業先へ出向くやらで忙しかった。
⑦〜だとか


「〜だとか」=「同類の動作や状態が並行・継起することを表す」の意味
カジュアルな印象が非常に強い言葉といえるでしょう。
使う場合は、会社を離れた完全なプライベートだけに限ったほうが無難かもしれません。
例文



今日は会議だとか、営業先へ出向くだとかで忙しかった。
⑧〜だったり


「〜だったり」=「同類の動作や状態が並行・継起することを表す」の意味
カジュアルな印象が強い言葉といえるでしょう。
使う場合は、会社を離れた完全なプライベートだけに限ったほうが無難かもしれません。
例文



今日は会議だったり、営業先へ出向くだったりで忙しかった。
⑨〜か


「〜か」=「同類の動作や状態が並行・継起することを表す」の意味
カジュアルな印象が強い言葉といえるでしょう。
使う場合は、会社を離れた完全なプライベートだけに限ったほうが無難かもしれません。
例文



今日は会議か、営業先へ出向くかで1日が終わった。
⑩〜だの


「〜だの」=「同類の動作や状態が並行・継起することを表す」の意味
カジュアルな印象が非常に強い言葉といえるでしょう。
使う場合は、会社を離れた完全なプライベートだけに限ったほうが無難かもしれません。
例文



今日は会議だの、営業先に行くだの忙しかった。
〜たりの豆知識・ちょっといい話
「〜たり」を、もっと面白く知れる小話を紹介します。
「たり」は「て」+「あり」から生まれた
「たり」は、接続助詞「て」にラ変動詞「あり」が付いた「てあり」が縮まってできた言葉です。
「てあり」は今でいう「ている」にあたり、もとは起きた状態が続いていることを表す存続の意味でした。古文では完了や存続を担う助動詞として活躍し、その名残が現代の「〜たり」にも受け継がれています。



身近な「たり」に、そんな古い成り立ちがあったんですね。
「〜たり〜たり」は二回セットが基本
並列の「たり」は、いくつかの例を挙げるときに二回以上くり返して使うのが正しい形とされています。
「食べたり飲んだり」のように対等な事柄を並べる形が正しく、「食べたりして」と一回だけで止めるのは、くだけた言い方として避けられることがあります。文章を整えたいときは、二つ目の「たり」を足すと読み手に親切です。



つい一回で済ませていました、これから気をつけます。
場面に合う言い換えが見つかれば幸いです。