今回は「頼りになる」の言い換え表現を紹介します!
「頼りになる」は、個人やチームが期待に応えられる能力があるというときに使う言葉です。
この言葉は、日常会話でも使いやすい、カジュアルな言葉といえます。
この記事では「頼りになる」の言い換え語について紹介しています。
興味がある方は記事の続きへどうぞ!
頼りになるとは?意味は「信頼して任せることができる」
「頼りになる」の意味=信頼して任せることができること
一方で「頼りにしています」と使うと、「信頼しているので協力してください」のニュアンスを伝えることができます。
佐藤さんはほんっとうに頼りになりますね~!
頼りになるの”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずは頼りになるのフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①信任の厚い(信任が厚い)
信任の厚い(信任が厚い)=「信頼して任せることができること」の意味
「信任の厚い」は、頼りになるの言い換えの中で最もフォーマルな言葉です。
似た表現で「信任される」という言葉もありますが、「信任の厚い」といった方がよりフォーマルで丁寧な印象になりますね。
目上の方から部下に対してみて頼りになるとき、「信任の厚い」と表現することが多いようです。
例文
佐藤さんは本当に役員からの信任が厚い方です。
②決断力がある
決断力がある=「責任をもって決定し実行する能力があること」の意味
頼りになる!というとき、「決断力がある」という意味で使うことがあります。
決断力がある人は、優柔不断な人とは真逆で、その時の状況を踏まえて、大事な時に適切なタイミングで責任のある決定をし、問題を解決してくれますよね。
決断力があるという言葉は、固い言葉で公式な場で用いられる、フォーマルな言葉です。
例文
佐藤さんは本当に決断力がある方です。
③責任感がある
責任感がある=「自分の役割や責任を全うしようとする気持ちがあること」の意味
頼りになる!というとき、「責任感がある」という意味でも言うことがあります。
責任感がある人は、無責任な人とは異なり、与えられた仕事を最後まで放り出さずにやり遂げようとするので、頼りになりますよね。
責任感があるという言葉は、話し言葉にすると固さがある、フォーマルな言葉です。
例文
佐藤さんは本当に責任感がある方です。
④博識である
博識である=「広い知識があること」の意味
頼りになる!というとき、「博識である」という意味でも言うことがあります。
博識である人は、広い視野で物事を分析できるので、問題を発見したり、新たな解決方法を思いついたりしていき、常人には考えられないスピードで仕事を遂行することがあるので、頼りになりますよね。
博識であるという言葉は、話し言葉にすると固さがある、フォーマルな言葉です。
例文
佐藤さんは本当に博識で、会社の中で替えの利かない存在です。
⑤機動力がある
機動力がある=「すぐに行動に移せること」の意味
頼りになる!というとき、「機動力がある」という意味で言うことがあります。
機動力があるとは、すぐに行動に移せるという意味の他に、前向きで柔軟性があることも意味します。
機動力がある人は、行動量が多くなる結果、失敗も多くなりそうですが、それでもなお失敗から学ぶことを心掛けて行動量を落とさないので、前向きで柔軟なイメージがあるのかもしれませんね。
機動力があるという言葉は、話し言葉の中で使うと固く感じるフォーマルな言葉です。
例文
佐藤さんは本当に機動力があり必要なときに駆けつけてくれます。
⑥プロフェッショナル
プロフェッショナル=「専門性が高い」の意味
頼りになる!というとき、「プロフェッショナル」という意味で言うことがあります。
プロフェッショナルな人は、アマチュアな人とは異なり、特別な訓練や教育を受けて高い水準の業務を効率的に遂行でき、そのことが経験に裏付けられているので、どんな人からでも頼りにされますよね。
プロフェッショナルという言葉は、ビジネスの場で専門性を高く評価するときに使われる、おしゃれさもあるややフォーマルな言葉です。
例文
佐藤さんは真のプロフェッショナルです。
⑦実力派
実力派=「確かな力量を持っている人」の意味
頼りになる!というとき、「実力派」という意味で言うことがあります。
実力派とは、単に時流に乗って一時的に成功している人とは異なり、質が高く替えの利かない業務を行うことができるので、競争が激しくなるなど時代が変わっていっても、常に頼りにされますよね。
実力派であるという言葉は、報道において役者やタレントなどにも使われることがある、ややフォーマルな言葉です。
例文
佐藤さんは我が社の社員のなかでもとりわけ実力派の社員です。
頼りになるの”カジュアル”な言い換え・類語!
頼りになるのカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑧信頼できる
信頼できる=「信用して任せることができる」の意味
信頼できるとは、安心して仕事を任せることができるということをいい、裏切らないと信じられるという意味も持ちます。
裏切らないと信じられる人は、最初は業務遂行能力がとりわけ高いわけではなくても、人から仕事を頼まれやすくなるので経験が積みやすく、仕事もできるようになる人が多いですよね。
信頼できるという言葉は、上司だけでなく、同僚や部下に対しても使うことができる使い勝手の良い言葉です。
例文
佐藤さんは本当に信頼できる方です。
⑨心強い
心強い=「その人がいると安心して頼もしい」の意味
心強いという言葉は、単に頼りになるだけでなく、一緒に仕事をする人の緊張した気持ちを楽にしてくれることを意味します。
一緒に仕事をすると心強い人は、その業務に経験があって確実に業務を進める能力があるだけでなく、仲間のミスを適切にフォローしてくれるので、とても頼もしいですよね。
心強いという言葉は、一緒に仕事をしてくれてありがとう!という感謝の気持ちを伝える場面で誰にでも使うことのできる、使い勝手の良い言葉です。
例文
佐藤さんがいてくれると本当に心強いです。
⑩助けられる
助けられる=「人の気持ちや業務の負担を軽くしてくれる」の意味
「助けられる」という言葉は、助ける人にフォーカスした言葉ではなく、「心強い」という言葉と同様に、助けられる人にフォーカスした言葉なので、その人を苦境を救うという意味合いがあります。
そのため、「あなたは私を困難な状況から救ってくれたヒーローだ!」「ありがとう!」というように、感謝の気持ちを強く伝えたいときに、よく使われる言葉です。
助けられるという言葉は、誰に対しても使うことができる、汎用性の高い言葉です。
例文
佐藤さんにはいつも助けられます。
⑪頼もしい
頼もしい=「信頼や期待をすることができる」の意味
頼もしいという言葉は、他にも文脈によっては裕福で資力が十分にあるという意味を持つことがあります。
一般に人を「頼もしい」と言うとき、その人が自信を持ってやり遂げてくれそうと期待し「頼もしい」と言うので、裕福で確実に支払ってくれそうというときにも「頼もしい」と言うのでしょうね。
主には、家族や友人、同僚などの親しい間柄で使われたり、上司から部下をほめるときに使われたりする、カジュアルな言葉です。
例文
佐藤さんは本当に頼もしい方です。
⑫信じられる
信じられる=「その人が正しいと思うことができる」の意味
信じられるという言葉は、客観的根拠や経験に裏付けられているので信じられるという風に使うこともありますが、裏付けがなくてもなんとなく信じられるときにも使うことができるという点で「頼りになる」とは意味合いが異なる言葉です。
信じられる人については、たとえその人が業務でミスをすることがあっても、その人を含めてチームで協力することによって業務を完遂させて目的を達成することができると思えますよね。
信じられるという言葉は、話し言葉でもよく使うことがある、カジュアルな言葉です。
例文
佐藤さんのことは本当に信じられます。
⑬尊敬できる
尊敬できる=「人やその人の行為を価値あるものと認めることができる」の意味
尊敬できるという言葉は、その人が頼りになるという次元を超えて、自分の中に「その人のようになりたい!」「憧れる!」という気持ちが沸き上がったときに使う言葉です。
職場に尊敬できる人がいると、毎日の業務も「尊敬できる人のようになるために必要なことだ」と考えて真面目に取り組むことができますし、難しい業務が出てきた場合でも「尊敬する〇〇さんならどう対処するだろう?」との切り口で考えるなどして乗り越えようと思えますよね。
尊敬できるという言葉は、話し言葉でもよく使うことがある、カジュアルな言葉です。
例文
佐藤さんは本当に尊敬できる先輩です!
⑭信用できる
信用できる=「信じて疑わないこと」の意味
信用できるという言葉は、その人のこれまでの行為や実績に照らして、「〇〇さんなら、この業務も確実にやってくれそう」という印象を持てるときに使います。
安心感も感じることができる「信頼できる人」とは異なり、必ずしも安心感がなくとも「信用できる人」はいるので、「信用できる人」は「信頼できる人」の前段階の人ということもできます。
信用できるとは、話し言葉でもよく使うことがある、カジュアルな言葉です。
例文
佐藤さんは本当に信用できる取引先です。
⑮推せる
推せる=「推薦できる」の意味
推せるとは、推薦できるという意味の他に、応援できるという意味もあります。
一般に、好きなアイドルや俳優を、ファンが「推せる」という風に言いますよね。
このように、専ら趣味の場で使われる言葉でビジネスシーンには向かないので、「推せる」というときには本当に親しい同僚同士だけにしましょうね!(笑
例文
佐藤は本当にいいやつで推せるんだよ!