今回は「定期」というネット用語について解説します!
「定期」とは、特定の期間やタイミングで定期的に書き込んでる投稿やコメントという意味の言葉です。
「ググれ定期」みたいに使うよ!
「定期」の元ネタは、インターネット掲示板2チャンネルでの「定期スレ」です。
この記事では「定期」という言葉の詳しい意味や発祥、使われ方などについても深掘りしています。
興味がある方は記事の続きへどうぞ!
定期とは?意味は「定期的に書き込んでいる投稿やコメント」
「定期」の意味=特定の期間やタイミングで定期的に同じ内容の投稿やコメントが行われること。
「定期」とは定期的に同じ内容の投稿やコメントが行われるという意味のネットスラングです。
「定期」の使われ方は、
- 定期的なお知らせや書き込み
- 誰もが知っていることを聞いてくる人や同じ事を何回も言ってる人へのツッコミ
- 自虐的
という意味で使用されるなど様々なニュアンスを持っています。
例えばSNS上でお知らせをする場合、何度も同じ内容の投稿ばかりしているとフォロワーに、「またか」とがっかりされることも。
そこで、あらかじめ定期的なお知らせだとわかるように「【定期】お知らせ」とすることで読み手は、理解することができますよね。
また、ネット上で同じ話題や簡単にわかる質問を繰り返しされるとき、その人の投稿やコメントに対して「ググれ定期」「また同じ質問かよ定期」などと文章の最後につけて使用されます。
さらに、他人ではなく自分に対して使うときもあります。過去と同じ失敗をしたときや日常的に間違えてしまうときなど文章の最後につけて使用します。
「定期」1つで色んな意味があるんだね!
定期の発祥や元ネタは「インターネット掲示板2チャンネル」
「定期」の元ネタ、発祥=インターネット掲示板2チャンネル
「定期」はインターネット掲示板2チャンネルで、2010年代半ば以降から頻繁に使用されている言葉。
この頃2ちゃんねるの中に、同じ内容で繰り返し定期的にあがるスレッドを「定期スレ」と呼んでいました。この「定期スレ」から、「毎回」を表す意味する「定期」という言葉のみが使われるようになったと考えられています。
その後、TwitterなどのSNSでの使われはじめ、2019年「若者言葉2019最新50個いくつ使いこなせる?」で、定期が50位にランクインしました。ここから急速に広まり始めました。
皮肉的な意味や非難の意味が込められることもある言葉ですが、コミュニティによっては、特定の日に多くの人が同じジョークや画像を投稿するといった形で使用されることもあり、コミュニティ内の共通のユーモアやトピックが広まることがあります。
若者言葉に認定されると、使う人が一気に増えるよね。
定期の使い方・例文
「定期」という言葉を使った例文を見ていきましょう。
使用例①定期的なお知らせをするときの「定期」
LIVEのお知らせやイベントのお知らせなどで、同じ投稿をする時に使用します。
推しの公式からTwitterのお知らせきた!
【定期】(スタッフより)番組出演のお知らせ
スタッフからか…
使用例②ツッコミとして使用するときの「定期」
ちょっと調べたら誰でも簡単にわかることを聞いてきた時に使用します。
ツイート文の意味がわかりません。どういう意味ですか?
ググれ定期
使用例③自虐的に使用されるときの「定期」
同じ失敗をしたときなどに、あえて使用します。
やば!寝坊した定期
姉ちゃんはほんとそそっかしいんだから!
定期の類義語や対義語
定期の類義語と対義語についても見ていきましょう!
定期の類義語
定期の類義語としては下記のものがあります。
サイクル投稿
特定のサイクルで投稿することを指す言葉
月曜日は愛犬の写真をアップするサイクル投稿日なんです。
リピートネタ
同じネタやジョークを繰り返し使うことを指す言葉
また同じネタだな。完全にリピートネタだわ。