今回は「手順」の言い換え表現を紹介します!
「手順」は物事をする上での順序、段取りという意味の言葉です。
この言葉は、フォーマルな場面でもカジュアルな場面でも使うことができます。
この記事では「手順」の言い換え語について紹介しています。
興味がある方は記事の続きへどうぞ!
手順とは?意味は「決まった順序や段階」
「手順」の意味=目的を達成するための決まった順序や段階のこと
物事を行う際の「やり方」や「プロセス」のうち、「順序」に焦点を当てた言葉です。

これから行う仕事の手順について説明します。
手順の”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずは手順のフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①順序


順序=物事を行う手順、段取り
- 「ある基準に従った並び方」という意味もある
- ビジネスシーンに適したい言い回しです。
例文



これから行う仕事の順序について説明します。
②段取り


段取り=事を運ぶ順序
- 「芝居などでの筋の展開の仕方」という意味もあります。
- ビジネスシーンでの使用が適しています。
例文



これから行う仕事の段取りについて説明します。
③プロセス


プロセス=作業を進める過程、手順
- ビジネスシーンでは、業務フローや処理、手続きにおける段階の意味として使われることが多いようです。
例文



これから行う仕事のプロセスについて説明します。
④工程


工程=作業の手順、手数
- ある目標を達成するための過程、手順という意味もあります。
例文



これから行う仕事の工程について説明します。
⑤次第


次第=物事が行われる際の順序のこと
- ビジネスシーンで使用されることが多いです。使用する際には「〜次第でございます」と言葉を付け加えて使うと良いでしょう。
例文



今後の日程につきましては先方の都合次第でございます。
⑥フロー


フロー=手順、仕事の流れ
- ビジネスシーンで使用されることが多い言葉です。
例文



これから行う仕事のフローについて説明します。
⑦道筋


道筋=思考・判断などの展開の順序
- その他の意味として「お膳立てをする」という意味もあります。
例文



その企画を実現するにあたっては、ある程度の道筋をつけることが必要です。
⑧プロシージャ


プロシージャ=物事を進める手順、手続き
- ビジネスシーンで使用されることが多い言葉です。
- プレゼンテーションの場では「手続きする」という意味で使われます。
例文



これから行う仕事のプロシージャについて説明します。
⑨運び


運び=物事の進め方
- ビジネスシーンでは「〇〇の運びとなりました」というように物事の結果の報告として使われます。
- 重要な物事を伝えるときに適していますが、間違った使い方をしてしまうと相手にも失礼になってしまうので注意しましょう。
例文



これから行う仕事の運びについて説明します。
⑩手配り


手配り=必要なものを準備したり、段取りを行うこと
- その他の意味として「仕事や手続きを進めること」という意味もあります。
- ビジネスシーンでの使用が適しています。
例文



これから行う仕事の手配りについて説明します。
手順の”カジュアル”な言い換え・類語
手順のカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑪進め方


進め方=物事を進めるやり方や方式
- 「どのようにしてことを運ぶのか」というニュアンスも含まれます。
例文



これから行う仕事の進め方について説明するね。
⑫やり方


やり方=具体的な方法や作業の手順
- カジュアルなシーンでの使用が適しています。
例文



これから行う仕事のやり方について説明するね。
⑬手はず


手はず=前もって決めておく順序
- 「物事を行うときの順序」「前もって行うべき準備」というニュアンスも含まれます。
例文



これから行う仕事の手はずについて説明します。
⑭手続き


手続き=物事をおこなうのに必要な手順
- 「あることを行うのに必要な一定の順序」「形式に従った処置」という意味もあります。
- ビジネスシーンでもカジュアルなシーンでも使用することができる言葉です。
例文



これからの仕事に必要な手続きを行ってもらいます。
⑮順番


順番=物事を行う手順、段取り
- カジュアルなシーンで使うことが適しています。
例文



これから行う仕事の順番について説明するね。
手順の豆知識・ちょっといい話
手順を、もっと面白く知れる小話を紹介します。
「procedure」はラテン語の”前に進む”が語源
「手順」の英訳としておなじみの「procedure」は、ラテン語「procedere」(pro=前に+cedere=進む)に由来する。
古期フランス語を経て英語に入った言葉で、「一段ずつ前に進んでいく」というイメージがそのまま「手順」の意味につながっています。似た単語の「process」は複数のprocedureが積み重なった”過程全体”を指すという使い分けもあります。



procedureって「前に進む」がもとの意味だったんですね。
「マニュアル」の語源は”手”
手順を記した「マニュアル」は、ラテン語で「手」を意味する「manus」が語源。
「manus」から派生した「manualis(手の、手に関する)」が中世ラテン語で「手引き書」を意味する言葉になり、そのまま英語のmanualに受け継がれました。「手順」も「マニュアル」も、もとをたどると”手を動かして進める”というイメージでつながっているのが面白いところです。



マニュアルの語源が「手」だったなんて、言われてみればなるほどです。
「標準手順書」は20世紀初頭の工場改革がルーツ
現在の「標準作業手順書(SOP)」の考え方は、20世紀初頭にアメリカのフレデリック・テイラーが提唱した「科学的管理法」がベースになっている。
作業内容や作業時間、必要な工程・道具を客観的な基準で定めて標準化するという発想で、これが今の製造業やビジネスの「手順書」文化の土台になったといわれています。



今の手順書のルーツが100年以上前の工場改革だったとは驚きです。
場面に合う言い換えが見つかれば幸いです。