今回は「手伝い」の言い換え表現を紹介します!
「手伝い」は「他の人の仕事を助け、一緒に働く」という意味の言葉です。
また、「何かの原因の上にさらに加えて、別のものも原因の一つとなる」場合にも用いられます。
今回は前者の「他者を助ける」意味が中心です。
手伝いますから、一緒に頑張りましょう!
「手伝い」はフォーマルな場でも文脈によっては利用できますが、基本的には日常生活で使うカジュアルな言葉です。
この記事では「手伝い」の言い換えを15語紹介しています!興味がある方は記事の続きへどうぞ!
「手伝い」の”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずは「手伝い」のフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①助力
「助力」=「他者の押し進めている仕事・活動に力を貸す」という意味
「助力」は、ビジネスシーンでは接頭語「ご」を付けて「ご助力」と表現することが多いです。
自身の行動に使用することはなく、主に他者からの協力に対して使う言葉です。
ご助力ありがとうございます。共に頑張りましょう。
②助勢
「助勢」=「手助けし、力を添えること」の意味
「助勢」は、活動や作業などに対して用いられることが多い言葉のようです。
同音異義語に「助成」があり、こちらは「事業や研究の完成を助ける」という意味で非常に近い言葉のため、誤字に注意しましょう。
助勢いただき感謝いたします。一緒に頑張りましょう。
③力添え
「力添え」=「他人への手助けや援助」の意味
「力添え」は「お力添え」といったかたちで用いられることが多い言葉である。
相手に対して「お力添えいただき……」と使用したり、自身の協力失敗に対して「お力添えできず……」などとビジネスの場で頻繁に用いられます。
そのため、取引相手や目上の人物に対しても使用できる言葉です。
お力添えありがとうございます。一緒に頑張りましょう。
④支援
「支援」=「力を貸して、助ける」の意味
「支援」は、主に苦境にある人や団体へ手助けする際に用いる言葉です。
「支」とあるように、他者を支えるという意味合いが非常に強いようです。
そのため、国際協力の分野で頻繁に使われています。
また取引先などに対する挨拶文として、「ご支援ご鞭撻(手助けをして強く励ます)」と使用されることもあります。
ご支援ありがとうございます。共に頑張りましょう。
⑤援助
「援助」=「困っている相手に力を貸す」という意味
「援助」は「支援」と非常に近い言葉ですが、違いは助ける範囲です。
「支援」は他者を支えるイメージが強く、その範囲は一部である一方、「援助」は全面的に助けることを意味するようです。
ご援助ありがとうございます。共に頑張りましょう。
⑥補佐
「補佐」=「他者を助け、その相手の務めを果たさせる」という意味
「補佐」には、「他者を助ける役割の人物」そのものを指す意味もあります。
目上の人物のフォローを行ったり、手助けをする際に用いられます。
またそのため、「〇〇補佐」といった役職名などにも見られる言葉です。
補佐いたしますので、共に頑張りましょう。
⑦補助
「補助」=「足りないところを助ける」の意味
「補助」には「手助けとなる物や人」そのものを指す場合もあります。
何かが不足しており、それを補う場合に用いるため、介護・教育の場で利用されることが多いようです。
それはこちらで補助いたします。一緒に頑張りましょう。
⑧幇助
「幇助」=「手を貸すこと・手助け」の意味
「幇助」は、一般的には「他人の犯罪を容易にするために助力する」という意味合いで用いられます。
辞書では「手伝い」と同じような意味で書かれていますが、良いイメージの言葉ではないため、言い換える際は注意しましょう。
幇助したと疑われているわけですね。無罪になるよう、共に頑張りましょう。
⑨合力
「合力」=「力を貸すこと」の意味
「合力」は「ごうりき」と読みます。
「ごうりょく」とも読めますが、その場合は「力学」においての「同時に働く二つ以上の力と効果が全く等しいひとつの力」という意味となるため、読み方には気をつけましょう。
そのためか、一般的には使わないようです。
このような徒労に合力いただきありがとうございました。今後もよろしくお願いいたします。
「手伝い」の”カジュアル”な言い換え・類語!
「手伝い」のカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑩応援
「応援」=「力を貸して助ける」という意味
「応援」は、「試合などにおいて声援・拍手を送り選手・チームを励ます」意味合いで用いられる場合が多い言葉です。
この意味合いのイメージが強く、第三者的に励ます意味合いで受け取られてしまう可能性があります。
「手伝い」の意味で用いる際は、文脈に注意しましょう。
こちらの部署からも応援しますよ! 一緒に頑張りましょう。
⑪加勢
「加勢」=「力を貸して助けること」の意味
「加勢」とは力を貸して助ける人、または兵そのものを指す場合もあります。
本来は、戦などの際に軍勢を加えたり、援軍を出すという意味でした。
そこから転じて、手助けする意味合いも含まれるようになりました。
加勢しますよ! 一緒に頑張りましょう。
⑫アシスト
「アシスト」=「人の仕事を手伝うこと」の意味
「アシスト」は外来語で、英語では「assist」と書きます。
主に誰かの助手として補佐することや、補佐する人そのものを意味します。
アシスト感謝します。一緒に頑張りましょう!
⑬肩入れ
「肩入れ」=「贔屓をし、力を貸すこと」の意味
「肩入れ」は、主に口語として用いられます。
誰かを贔屓し、そのため相手を支えるという意味合いが強い言葉です。
チームや組織などが対立している際に使うことが多い言葉でもあります。
こちら側への肩入れありがとうございます! 一緒に頑張りましょう!
⑭手助け
「手助け」=「仕事などを手伝い・助ける」の意味
「手助け」は、支援する人そのものも指します。
軽いサポートのような意味合いをもっています。
発信者より対象が立場上弱い・助けを必要としている場合に用いるため、目上の人や取引相手に使うと馬鹿にしているように捉えられる可能性があるため使用しないほうが無難です。
手助けありがとうございます。一緒に頑張りましょう!
⑮助太刀
「助太刀」=「果たし合いや仇討ちで、助力をする」の意味
「助太刀」は主に時代劇などで耳にすることの多い、古い言葉です。
主に「加勢する」という意味で使用されます。
現代ではカジュアルな場、または仲間内において、冗談半分で用いられることが多いようです。
助太刀感謝します。一緒に頑張りましょう!