痴情のもつれとは?意味・類語|例文・使い方|語源・同義語も紹介!

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今回は「痴情のもつれ」という言葉について解説します!

「痴情のもつれ」とは、色恋の関係が複雑に絡み合った様子をあらわす意味の言葉です。

「痴情のもつれから修羅場になった」みたいに使うよ!

「痴情のもつれ」とは「痴情」=「色恋で理性を失った感情」、「もつれ」=「縺れる」です。

この記事では「痴情のもつれ」という言葉の詳しい意味や発祥、使われ方などについても深掘りしています。

興味がある方は記事の続きへどうぞ!

目次

痴情のもつれとは?意味は「色恋の関係が複雑に絡み合った様子」

「痴情のもつれ」の意味=色恋の関係が複雑に絡み合った様子

痴情のもつれとは色恋の関係が複雑に絡み合った様子をあらわす意味の言葉です。

浮気や不倫、DV、金銭トラブルが要因となることも多く、ネガティブなニュアンスで使われます。

恋人関係や夫婦関係の者同士で、何らかの原因で簡単には修復できない複雑な問題になってしまうことを指しますが、肉体関係のある浮気相手や愛人とのトラブルを表すことのほうが多いようです。

こうした「痴情のもつれ」によるトラブルが行き過ぎてしまい、殺人などの事件に発展するケースも少なくありません。

愛情が憎しみに変わってしまうんだね!

痴情のもつれの発祥や元ネタは「痴情(色恋で理性を失った感情)が縺れる」

「痴情のもつれ」の元ネタ、発祥=「痴情(色恋で理性を失った感情)が縺れる」

「痴情」=「色恋で理性を失った感情」、「もつれ」=「縺れる」です。

「痴情のもつれ」という言葉がいつから使われるようになったのかは不明ですが、江戸時代には「痴情のもつれ」による有名な事件があったようです。

江戸時代、享保11年に発生した「白子屋事件」は、お熊という材木問屋の長女が不倫相手と結婚するために、婿養子である夫を二度にわたって殺害しようとしたものです。

幸い夫は怪我程度で済みましたが、まさに「痴情のもつれ」から起きた事件と言えるでしょう。

事件後には川柳が詠まれ、浄瑠璃や歌舞伎の作品にもなりました。

どの時代でも「痴情のもつれ」はあるのね。

痴情のもつれの使い方・例文

「痴情のもつれ」という言葉を使った例文を見ていきましょう。

使用例①

昨日近くで事件があったみたいだね。

原因は痴情のもつれみたいだよ。

使用例②

このドラマ面白いよね!

痴情のもつれがドロドロで見応えあるよね。

使用例③

彼女に浮気がバレちゃったんだって?

たまたま痴情のもつれで喧嘩している所を見られちゃってさ。

痴情のもつれの類義語や対義語

痴情のもつれの類義語と対義語についても見ていきましょう!

痴情のもつれの類義語

痴情のもつれの類義語としては下記のものがあります。

愛憎劇

愛することと憎しむことの感情が複雑に絡み合った物語のこと。

この小説は愛憎劇がリアルで面白いのよ。

痴話喧嘩

色恋に関する他愛もない喧嘩のこと。

お隣さんは痴話喧嘩ばかりで夜中もうるさいんだ。

泥沼不倫

簡単には解決できない状態までいってしまった不倫のこと。

あの芸能人、泥沼不倫して活動休止だって。

痴情のもつれの対義語

痴情のもつれの対義語はありませんでした。

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