「~という」の意味の言葉です。
今回は「~という」の言い換え表現を紹介します!
「Bという犬」のように、Bが犬を説明します。
人から~と呼ばれたり、よく知らない相手や事柄について話したりする際に使います。
「〇〇するというC」の使い方もあります。
可能であれば、論文やレポートを書かれる方や執筆のお仕事の方においては、「~という」の使用ができるかどうかのご確認をおすすめします。
君の担当するプロジェクトにAさんという人も加わることになりました。
君の担当するプロジェクトにAさんも加わるという話をしました。
また、思ったことを口で発して表わす「言う」の意味で「~という」が使われる場合もあります。
課長が君の担当するプロジェクトにAさんも加わると言いました。
フォーマルな場面でも日常生活でも使用できる、中立的な言葉です。
この記事では「~という」の言い換えを15語紹介しています!興味がある方は記事の続きへどうぞ!
~というの”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずは~というのフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①とおっしゃる
とおっしゃる=「『言う』の尊敬語」の意味
目上の方や対人関係において、相手を立てて敬う気持ちを示す言葉です。
また、「おっしゃる通り」「おっしゃる〇〇」の使い方もできます。
自分や家族、親しい人に対しては使わない言葉です。
文章に使う際は、平仮名でおっしゃると書くと言葉のよさが伝わりやすいです。
フォーマルな場面でよく使用されます。
例文
Bさんの担当するプロジェクトにAさんが加わると、部長がおっしゃいます。
部長のおっしゃる通りです。Bさんの担当するプロジェクトにAさんが加わるのが適任です。
②と申す
と申す=「『言う』の謙譲語」
目上の方や立場が上の方、同じ立場の方に対しても使えます。
話す内容を控えめに表現する際に使う敬語であり、聞く相手に対して改まって話す時に使います。
フォーマルな場面で使用されます。
例文
Bさんの担当するプロジェクトにAさんも加わると社長に申しました。
③と述べる
と述べる=「と口に出して言い表す。」の意味
考えや意見などを発言したり、人に伝えたりします。
調べたりまとめたりした内容について順序に沿って説明します。また、文章で提出する場合もあります。
フォーマルな場面で使用されます。
例文
昨日、会議の中で君の担当するプロジェクトにAさんが加わる背景について述べました。
④との
との=「~という。を相手とする。」の意味
人から聞いた状況を表すが、目上の方に丁寧に伝言する時に使います。
曖昧に伝えるよりも明確に言い切る効果があります。
フォーマルな場面で使用されます。
例文
君の担当するプロジェクトにAさんが加わるとの話です。
⑤として
として=「の立場で。の資格で。の呼び方で。」の意味
~というの使用方法の中では、伝聞と引用のみに使います。
立場や資格、表面上の理由を際立たせて言いたい時に使います。
フォーマルな場面で使用されます。
例文
君の担当するプロジェクトにAさんも一員として加わることになりました。
⑥所以(ゆえん)
所以(ゆえん)=「事情や理由。由来。」の意味
所以は「もって~するところ」の意味で、後に続く事柄の理由や手段を説明します。
フォーマルな場面で使用されます。
例文
君の担当するプロジェクトにAさんが加わる所以を知りたいです。
⑦模様
模様=「動詞の後ろに付いて、こうなりそうと想像する。」の意味
現在からみて推測されるおよその状況や物事の状態や様子、時間の経過を意味します。
フォーマルな場面で使用されます。
例文
君の担当するプロジェクトにAさんが加わる模様です。
⑧聞く限りでは
聞く限りでは=「自分が聞いた話の内では。聞いた話の印象では。」の意味
人から聞いた話に関して自分の考えはこうだと話す際に添える、前置きの言葉です。
フォーマルな場面で使用されます。
例文
聞く限りでは、君の担当するプロジェクトにAさんが加わる予定です。
⑨と称する
と称する=「名付けて言う。名のる。」の意味
自分の名前として伝える場合に使います。また、言い訳をしたり他人の前で仮りに告げたりする場合にも使えます。
何となく仮面をかぶる印象を持ちますね。
フォーマルな場面で使用されます。
例文
君の担当するプロジェクトにAさんと称する人が加わることになりました。
⑩そうです
そうです=「ということです。」の意味
見たり聞いたりした情報をありのまま伝えるときに使います。
同意や質問に対する返答の「そうだ」の丁寧な言い方でもあります。
フォーマルな場面で使用されます。
例文
君の担当するプロジェクトにAさんが加わるそうですね?
はい、もちろん。そうです‼
~というの”カジュアル”な言い換え・類語!
~というのカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑪と言われる
と言われる=「『言う』の尊敬語」の意味
目上の方に使えますが、尊敬の気持ちを強める場合は「おっしゃる」を使います。
また「Dさんから私は身長が高いと言われる。」のように他者からの働きかけに対する、受け身の意味でも使います。
フォーマルな場面でも日常生活でも使用されます。
例文
Aさんが君の所属するバンドに入りたいと言われるよ。
Aさんから君の所属するバンドに入りたいと言われたよ。
⑫らしい
らしい=「と思われる。のようだ。」の意味
言動の基礎や理由のある推量を意味します。伝聞と推量を基に遠回しに断定します。
日常生活で使用されます。
例文
君の所属するバンドにAさんが加わるらしいよ。
⑬みたい
みたい=「他人から聞いて、〇〇のようである。」の意味
○○のように見えたり、○○ではないが○○に似ていたりする際に使います。
性質や様子が何かと似ている様子を表します。日常会話において使う表現で「ようだ」ほど堅くないカジュアルな印象があります。自分の五感による判断で使います。
主にカジュアルな会話で使用されます。
例文
君の所属するバンドにAさんが加わるみたいだよ。
⑭ようだ
ようだ=「と思った。と感じる。」の意味
見たり聞いたりした情報から「自分はそう思う」の意味です。
「〇〇のようなE」の使い方もあり、〇〇がEを説明します。
日常生活でよく使用されます。
例文
君の所属するバンドにAさんが加わるようだ。
君の所属するバンドにAさんのような腕前の人が加わったんだ。
⑮といった
といった=「のような」の意味
「~という」と意味が似ていますが、名詞を2つ以上挙げて説明する場合にふさわしいです。
また「と言った」の使い方もできます。
ビジネスでも日常生活でも使用できます。
例文
君の所属するバンドにAさんとBさんといった人たちも参加することになったよ。
君の所属するバンドにAさんも入りたいと言ったよ。