今回は「常に」の言い換え表現を紹介します!
「常に」は、どんな時でも、いつも、絶えず、という意味の言葉です。
常に温かいご支援をいただき、心より感謝申し上げます。
「常に」は、日常生活からビジネスシーンまで使うことができる、ややフォーマルな言葉です。
この記事では「常に」の言い換えを15語紹介しています!興味がある方は記事の続きへどうぞ!
常にの”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずは「常に」のフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①絶えず
絶えず=「とぎれることなく引き続き行われている様子、間断なく、いつも」の意味
「絶えず」は、物事が断続的でなく、絶え間なく続いている様子を表す言葉です。
何かを継続することや努力を怠らずに続けることが重要であると伝えるような場面で使われることが多いです。
「絶えず」は、どちらかというと日常会話よりもビジネスで使われる、ややフォーマルな表現です。
絶えず温かいご支援をいただき、心より感謝申し上げます。
②絶え間なく
絶え間なく=「中断することなく、途切れることなく続く様子、休みなく」の意味
「絶え間なく」は、「絶えず」とほぼ同じ意味を持ちますが、「絶えず」よりもさらに強い持続性や連続性を示すニュアンスがあります。
「絶え間なく」は、ビジネスでも使える、ややフォーマルな表現です。
絶え間なく温かいご支援をいただき、心より感謝申し上げます。
③変わらぬ
変わぬ=「変わらない」の意味
「変わらぬ」とは、文字通り「変わらない」という意味のシンプルな言葉ですが、「変わらぬご愛顧の程よろしくお願い致します。」などと、かしこまった手紙やビジネスメールの締めくくりとしてよく使われます。
「変わらぬ」は、文章中でビジネスにおいてもよく使われる、ややフォーマルな言葉です。
変わらぬ温かいご支援をいただき、心より感謝申し上げます。
④毎々
毎々=「いつも、毎回、その度ごとに」の意味
「毎々」は、何かがいつも同じ状態であること、何度も繰り返されていることを表す言葉です。
日常生活で使えないというわけではありませんが、話し言葉としてはあまり用いられません。主にビジネスにおいて、目上の人や取引先にかしこまった挨拶をしたり、感謝の気持ちを伝えたりする際にメールや手紙の中で用いられることが多いです。
「毎々」は、ビジネスで目上の人への書面でよく使われる、フォーマルな言葉です。
毎々温かいご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。
⑤常々
常々=「いつも、普段、平生」の意味
「常々」とは、継続的な状態や動作を強調する言葉です。
「常々」は、「毎々」と意味合いは似ていますが、メールや手紙などの文章で使用されるよりも、どちらかというと会話で使用されることが多いです。
「常々」は丁寧で少々かしこまった表現で、ビジネスで目上の人にも使える、ややフォーマルな言葉です。
常々温かいご支援をいただき、心より感謝申し上げます。
⑥常日頃より
常日頃=「普段から、平素から、日常から」の意味
「常日頃より」は、継続的な時間を表す言葉です。
この言葉は、感謝の気持ちや評価を表現するような場面でよく使われます。
「常日頃より」は、日常生活からビジネスまで使われる、ややフォーマルな言葉です。
常日頃より温かいご支援をいただき、心より感謝申し上げます。
⑦平素より
平素より=「いつも、普段から、常日頃から」という意味を丁寧に表す
「平素より」は、ビジネスにおいて日頃お世話になっている人や信頼関係のある人へ感謝の気持ちやお礼を述べる際に文章中でよく使われる、フォーマルな言葉です。その場合「平素」は名詞として使用され、過去から現在に至る継続性を表す「平素より」の他に、過去の特定の事象や状況を指す「平素は」という形で用いられることが多いです。
また、「平素」は副詞として、「平素の行い」などと、会話で用いられる場合もありますが、非常に稀です。
「平素より」は、ビジネスシーンでは社内でも社外でも使われますが、社内であれば異動や辞令などの正式な社内文書で使用され、日常的な社内メールには適していません。
平素より温かいご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。
常にの”カジュアル”な言い換え・類語!
「常に」のカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑧普段から
普段から=「日頃から、いつも」の意味
「普段」とは、いつもの状態である様子を表す言葉です。「普段」は、絶え間なく続くことを意味する「不断」の当て字です。「不断」にも、日頃という意味がありますが、この意味を表す際には「普段」を当てることが一般的というわけです。
「普段から」は、当然のこととして変わりなく繰り返される事柄について表現する際に用いられらます。
「普段から」は日常生活からビジネスまで広く使用される、ニュートラルな言葉です。
普段から温かいご支援をいただき、心から感謝しております。
⑨毎度
毎度=「同じ事が繰り返されること、いつも」の意味
「毎度」は、繰り返し起こる事象や行為を表す言葉です。
「毎度」は、店舗での常連客への対応やメール・SNSのやりとりなどにおいて、顧客やビジネスパートナーとの定期的な関係を表現する際に用いられることが多いです。
「毎度」はビジネスでも用いられる言葉ではありますが、親しみを込めて使われることが多いため、目上の人への使用は控えた方がよいでしょう。
「毎度」は、近しい関係であればビジネスでも使える、ニュートラルな言葉です。
毎度温かいご支援をいただき、心から感謝しております。
⑩年がら年中
年がら年中=「一年中、いつも、始終」の意味
「年がら年中」は、年間を通していつもという意味の言葉です。
この言葉は少々フランクな印象がある言い回しのため、ややカジュアルな言葉といえるでしょう。
何がら年中温かいご支援をありがとうございます。
⑪いつも
いつも=「どんな場合でも、普段」の意味
「いつも」と「常に」はどちらも「全ての時間において」という意味を持ち、ほぼ同じように使われます。
しかし、「いつも」は、「常に」よりもくだけた表現であり、ニュアンスにも少し違いがあります。「いつも」は話し手が認識する全ての時間であるのに対し、「常に」は話し手が認識しない時間も含めた全ての時間を意味します。
「いつも」は、ビジネスシーンで用いられることもありますが、日常会話でよく使われる、ややカジュアルな言葉です。
いつも温かいご支援をありがとうございます。
⑫どんな時も
どんな時も=「時と場合によらず例外なくそうである様子、いつも」の意味
「どんな時も」は、「いつも」とほぼ同じ意味で、同様の使い方ができる言葉といえるでしょう。ただし、「どんな時も」は「いつも」ほどビジネスで使われない印象があります。
「どんな時も」は、日常生活でよく使われる、ややカジュアルな言葉です。
どんな時も温かいご支援をありがとうございます。
⑬いつだって
いつだって=「いつでも、いつであっても」の意味
「いつだって」は、代名詞「いつ」と、断定の助動詞「だ」に係助詞「とて」が付いた「だとて」の音変化である「だって」を組み合わせた言葉です。この場合、「だって」は例外なくそうであるという意味を表します。
「いつだって」は「いつでも」とほぼ同じ意味ですが、「いつだって」の方が語調が強く、より意味を強めた言葉です。
「いつだって」は、日常会話向きの非常にくだけた言い回しであり、カジュアルな言葉といえます。
いつだって温かく支えてくれて、ありがとう。
⑭ずっと
ずっと=「同じ状況が長く続く様子、その間じゅう、初めから終わりまで」の意味
「ずっと」は、副詞として、ある状態が長い間続く様子を表す言葉です。
「ずっと」は、日常会話でよく使われる、カジュアルな言葉です。
ずっと温かく支えてくれて、ありがとう。
⑮しょっちゅう
しょっちゅう=「いつも、始終」の意味
「しょっちゅう」は、物事が短い間隔または高頻度で繰り返される様子を表す言葉です。
「しょっちゅう」は、仏教語「初中後(しょちゅうご)」の音変化と考えられています。「初中後」とは、経典にある「初めにも善く、中にも善く、後にも善く」のことで、仏様の教えを讃える表現です。
「しょっちゅう」は、日常における話し言葉向けのカジュアルな言葉です。
しょっちゅう温かく助けてくれて、ありがとう。