今回は「割る」の言い換え表現を紹介します!
「割る」は物理的に力を加えてひびを入れる、量を分ける、入れて薄めるという意味の言葉です。
会社の部門を2つに割って、より専門性を高めて業務ができるようにしていきましょう。
「割る」は日常生活でもよく使われる、カジュアルな言葉です。
この記事では「割る」の言い換えを15語紹介しています!興味がある方は記事の続きへどうぞ!
割るの”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずは割るのフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①分割する
分割する=「いくつかに分けること。いくつかの集合に分けること。」の意味
もともとは1つのものを2つ以上に分けること。
土地などを所有者数人で分ける場合などにも使われます。
数字で表せるものばかりではなく、抽象的なものも含めて、いくつかに「分ける」場合に使われる言葉です。
例文
会社の部門を2つに分割して、より専門性を高めて業務ができるようにしていきましょう。
②等分する
等分する=「等しい量に分けること」の意味
等しい量に分けることを、「等分する」と言います。
日常でよく使う使い方としては、「二等分」や「三等分」と等分する数を頭につけて使う使い方です。
二つに等しく分ける場合は、「二等分する」と使います。
例文
会社の部門を業務量で二等分して、より効率的に業務ができるようにしていきましょう。
③隔てる
隔てる=「物の間を物で妨げること、遮ること」の意味
物事の間を遮ることで、分けることを表します。
仕切る、区切るなどと似ている意味ですが、ややフォーマルな印象を与える言い回しです。
例文
会社の部門毎に隔たりを持つことで、企業秘密が漏洩しないように対策しています。
④希釈する
希釈する=「ある溶液を違う濃度の液体で薄めること」の意味
理科の実験などでも濃度を下げるという意味で使われます。
「稀釈」と書かれることもあります。
例文
会社の部門の飲み会で先輩がお酒に酔っていたので、お酒を水で希釈して渡しました。
⑤配分
配分=「分けたものを割り当てて配ること」の意味
日常生活の中でよく使われる例として、「時間配分」があります。
限られているものを、適切に分けて、割り当て、配ることを表す言葉です。
似た言葉に、「分配」や「配給」という言葉があり、割り当てるものによって使い分けられる場合が多いです。
例文
会社の部門内の業務を時間配分を決めて、より効率的に業務ができるようにしていきましょう。
割るの”カジュアル”な言い換え・類語!
割るのカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑥分ける
分ける=「物事をいくつかに区別し、小さなまとまりにすること、境界を設けること」の意味
一つにまとまっているものを小さなまとまりに境界を設けることを言います。
日常でもフランクに使われる言葉で、「分けておいて!」など、親しい間柄の人との会話でよく使われます。
例文
会社の部門を2つに分けて、より専門性を高めて業務ができるようにしていきましょう。
⑦切る
切る=「つながっていたものを離すこと、分けること」の意味
つながっていたものや、もともと一つだったものを断ちわけることを表します。
大根や人参などを包丁を使って断つことだけでなく、人とのつながりや縁を断つことも「切る」と表現します。
例文
会社の部門を専門性で2つに切り分けて、より効率を上げて業務ができるようにしていきましょう。
⑧切り離す
切り離す=「一つだったものを切って分けること」の意味
「切る」と似ている言葉ですが、「切り離す」にはただ切るだけでなく、距離を遠ざけるというニュアンスがあります。
「仕事とプライベートは切り離して考える」など、切っただけでなく、
考え方の基準が混同しないように、距離を置くというニュアンスを持って使われます。
例文
会社の部門を切り離して、それぞれが専門性を活かして業務ができるようにしていきましょう。
⑨薄める
薄める=「濃度や密度を下げること」の意味
実際に使われる場面としては、「お酒を薄める」「しょっぱい味噌汁を薄める」などが多いでしょうか。
濃度が濃いものを水などを混ぜることで、薄い状態にすることを言います。
例文
会社の部門の飲み会で先輩がお酒に酔っていたので、お酒を水で薄めて渡しました。
⑩下回る
下回る=「ある目標や基準、予測した値より実際の数値が下がった状態」の意味
予め予測していた目標や基準値より、実際の数値が低かった場合に「下回る」といいます。
売り上げの見込みや、投資の運用の見込み、平均との比較などの場面で使われることが多いです。
例文
会社の部門で目標にしていた売り上げを下回ったので、それぞれが専門性を活かして業務ができるようにして見直ししていきましょう。
⑪砕く
砕く=「一つの塊を強い力を加えることで細かくする」の意味
もともと固い塊を力で細かくする場合に使われます。
もともと柔らかい物体を細かくする場合にはあまり使われません。
また、心身の労力を費やして消耗するような場合にも、「身を砕いて仕事をする」などと言い回しを使う場合があります。
難しい内容を分かりやすく説明する、という表現にも、「かみ砕いて説明する」と使われます。
例文
会社の部門で行っている仕事内容を、他の部門の職員にかみ砕いて説明し、円滑に連携が図れるようにしていきましょう。
⑫崩す
崩す=「一つの塊を徐々に壊していく、細かくする、不安定になる」の意味
外部から力を加えて組織を壊していくこと。
固いものに限らず、砂山など物の組織を壊していく場合に使われます。
日常では、「バランスを崩す」などと使われることが多く、不安定になるというニュアンスも含みます。
例文
会社の部門を崩して、それぞれを違う部門に配属させたことで、今まで身に着けた専門性を活かして業務にあたっています。
⑬挽く
挽く=「道具を用いて、物を切ったり削ったりする」の意味
日常でよく見る言葉としては、挽肉があります。
肉の塊を機械を用いて細かくした肉のことを言いますね。
ほかにも、コーヒー豆など、塊や固いものを道具を用いて細かくすることを表現する言葉です。
例文
会社の部門毎に、より細かく豆を挽けるコーヒーミルの開発に、それぞれが専門性を活かして取り組みましょう。
⑭細かくする
細かくする=「もともと大きいものを、小さくする」の意味
割る、挽く、砕くなどの方法で、ひとつひとつの物体を小さくすることを表現します。
お金を両替する場合などにも、大きい金額から、小さい金額にするという意味で、「1000円札を細かくする」と使う場合もあります。
例文
会社の部門を業務内容毎に細かくし、それぞれが専門性を活かして業務ができるようにしていきましょう。
⑮区切る
区切る=「境界を設けて分けること、各まとまりで切れ目をつけること」の意味
もともと一つのものを、複数に分割することを言います。
「業務を部門毎に区切る」「文章を文節毎に区切る」という使い方が一般的です。
例文
会社の部門を業務内容毎に区切り、それぞれが専門性を活かして業務ができるようにしていきましょう。