今回は「やばい」の言い換え表現を紹介します!
「やばい」は「危ない」「不都合な状況が予想される」というときに使う言葉です。
この言葉は、かなりカジュアルな言葉に分類され、かしこまった場面やビジネスシーンでは使用されません。
この記事では「やばい」の言い換え語について紹介しています。
興味がある方は記事の続きへどうぞ!
やばいとは?意味は「良くないことが予想される」
「やばい」の意味=良くないことが予想される状況のこと
現在では若い世代を中心に、「すごく良い」「素晴らしい」といった真逆のニュアンスでも用いられています。
このプロジェクトの今の進捗状況、やばくない?
やばいの”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずは「やばい」のフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①危険
「危険」=「危ないこと」の意味
「やばい」の最も一般的な言い換えの1つです。
例文
このプロジェクトの今の進捗状況は危険です。
②憂える(うれえる)
「憂える」=「現状や将来に危機感を抱き、強く心配する」の意味
似たような意味の言葉に「憂慮(ゆうりょ)」があり、「憂える」「憂慮」のどちらを使ってもOKです。
例文
このプロジェクトの今の進捗状況、憂える事態になっています。
③危惧
「危惧」=「危ぶむこと」の意味
事前にリスクが想定されていた場合に使われることが多い言葉です。
例文
このプロジェクトの今の進捗状況、危惧していた通りになってしまいました。
④切迫
「切迫」=「差し迫る」「押し詰まる」の意味
期限が近い、工期が短いなどのような場合に使う言葉です。
例文
このプロジェクトの今の進捗状況では、スケジュールが切迫してしまいます。
⑤緊迫
「緊迫」=「事態が緊張した状態になること」の意味
例文では「スケジュールが短い=関係者が緊張した状態」という意味で解釈をしています。
「切迫」と響きが近いものがありますが、状況によっての使い分けが必要になる言葉といえるでしょう。
例文
このプロジェクトの今の進捗状況では、スケジュールが緊迫してしまいます。
⑥押し迫る
「押し迫る」=「極めて間近に迫ってくる」の意味
ギリギリ限界であるという状況の時に使う言葉といえるでしょう。
例文
このプロジェクトの今の進捗状況、後のスケジュールが押し迫ってしまいます。
⑦逼迫(ひっぱく)
「逼迫」=「事態が差し迫って悩み苦しむこと」の意味
ギリギリ限界であるという状況の時に使う言葉といえるでしょう。
「押し迫る」と似た意味ですが、こちらの方がよりフォーマルな言葉となります。
例文
このプロジェクトの今の進捗状況では、後のスケジュールが逼迫してしまいます。
⑧戦々恐々
「戦々恐々」=「脅威にびくびくするさま」の意味
例文では、「進捗状況がよくないこと=脅威」と解釈をしています。
例文
このプロジェクトの今の進捗状況に戦々恐々としています。
⑨上々
「上々」=「この上なく良いこと」の意味
「やばい」には良い意味で使われる場合もあるので、進捗が良好である状態の例文となっています。
例文
このプロジェクトの今の進捗状況は上々ですね。
⑩とても素晴らしい
「素晴らしい」=「立派で思わず感嘆するほどである」の意味
「上々」と同様に、進捗が良好である状態の例文となっています。
例文
このプロジェクトの今の進捗状況はとても素晴らしいです。
やばいの”カジュアル”な言い換え・類語!
「やばい」のカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑪言うこと無し
「言うこと無し」=「良くて文句のつけようがない」の意味
似た言葉に「文句なし」がありますが、どちらもほぼ同じ意味で、カジュアルな言葉であるといえるでしょう。
例文
このプロジェクトの今の進捗状況は言うこと無しだね!
⑫危うい
「危うい」=「危ない」の意味
「危ない」の言い方を少し変えただけで、カジュアルな印象が強い言葉といえるでしょう。
例文
このプロジェクトの今の進捗状況は危ういと思う。
⑬大丈夫
「大丈夫」=「危険や心配がないさま」の意味
「大丈夫?」と疑問形にすることで、危険や心配がある様子を意味することになります。
例文
このプロジェクトの今の進捗状況は大丈夫?
⑭切羽詰まる
「切羽詰まる」=「差し迫って抜き差しならなくなる」の意味
同じ部署内や同期間など、近しい関係にある間柄で端的に危機感を伝える言葉といえるでしょう。
例文
このプロジェクトの今の進捗状況は切羽詰まっている。
⑮尻に火が付く
「尻に火が付く」=「物事が切迫してじっとしていられない」の意味
同じ部署内や同期間など、近しい関係にある間柄で「どうにもならない!」「無理だ!」という状況を伝える時に使う言葉といえるでしょう。
例文
このプロジェクトの今の進捗状況、尻に火が付きそうだ。