今回は「よかった」の言い換え表現を紹介します!
「よかった」は正しい、好ましい、満足、優しい、十分、人との関係が睦まじいという意味の言葉です。
イベントは予定通りに進み、参加者の受けもよかったと感じています
「よかったです」と敬語にすることで、フォーマルな場面でも使える言葉です。
この記事では「よかった」の言い換えを15語紹介しています!興味がある方は記事の続きへどうぞ!
よかったの”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずはよかったのフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①よろしゅうございました
よろしゅうございました=「よかった、問題ない」の意味
この言葉は、とても丁寧な言い方にした言葉です。
あまり使う機会のない言葉ですが、格式ある状況や改まった場で使うことがあります。
またこの言葉は、感謝の気持ちを込めて使うという特徴があります。
ですので、相手がこちらのお願いなどを聞き入れてくれた際に使う言葉になります。
イベントは予定通りに進み、参加者の受けもよろしゅうございました
②お役に立てて光栄です
お役に立てて光栄です=「自分が何かに貢献でき、名誉に思う」の意味
「お役に立てて」は、誰かの役に立ったときによく使う言葉です。
また、その相手から褒められ嬉しい気持ちを伝えるときに「光栄です」と言います。
ですので「お役に立てて光栄です」は、感謝や満足という気持ちを相手に伝えることができるのです。
ビジネスであれば、上司や取引先からお礼を言ってもらえたときに使います。
また「お力になれて光栄です」も似た意味なので、改まった場面で使うことができます。
イベントが予定通りに進み、参加者にも好評だったと報告を受けました
このようなイベントに携わることができ、さらにお役に立てて光栄です
③良好だった
良好だった=「好ましい状態だった」の意味
この言葉は、状態が良いや満足、問題がないという意味で使う言葉です。
仕事の進捗や経済状況、研究結果に対して使うなど、様々な場面で使われています。
また、会話だけでなく文章で使うこともできます。
「目標達成は良好に見える」や「システムの動作は良好」などと使います。
イベントは予定通りに進み、参加者の受けも良好だったと感じています
④ようございました
ようございました=「よかった、素晴らしかった、問題ない」の意味
「よろしゅうございました」と同じように古風な印象があり、似ている言葉です。
しかし、使う頻度や意味に違いがあります。
「ようございました」は、相手の行動などに感謝したり褒めたたるときに使います。
しかし、「ようございました」の方が使う頻度が多く、丁寧な言葉遣いをしたい場で使います。
ビジネスに限らずフォーマル場面で使う言葉ということになります。
イベントは予定通りに進み、参加者の受けもようございました
⑤何よりでございます
何よりでございます=「他の何よりも素晴らしい、一番良い」の意味
この言葉は「何よりもうれしい」を略した言葉で、ポジティブな気持ちを表すことができます。
例えば、「元気になったと聞き安心しました、何よりでございます」と嬉しい気持ちを伝えることができます。
また、「何よりでございました」よりもこの例文のように全文を過去形にして使うことが多いです。
ちなみに、「何よりです」はカジュアルな場面からフォーマル場面まで使うことができます。
目上の人に対しての場合は、「何よりでございます」と使うと丁寧な言い方になります。
イベントは予定通りに進み、何よりでございます
⑥安堵いたしました
安堵いたしました=「安心した、ほっとした」の意味
ビジネスや正式な場で使うことが多く、良い結果を得られた、状況が良くなったときによく使います。
しかし、この言葉を使う場合3つ注意点があります。
1つ目は、問題が解決されて終わりではなく、期待通りの結果になった場合に使うです。
2つ目は、この言葉の後にどのような状況や結果に安堵したのかを説明するです。
この説明は、具体的かつわかりやすい内容にすることで、相手に理解してもらいやすくなります。
3つ目は、安心したことだけを伝えるのではなく、相手への感謝や評価の気持ちを込めるです。
これらの注意点に気をつけながら、フォーマルな場面で使いましょう。
イベントが予定通りに進んだと聞き、安堵いたしました
⑦よろしかったです
よろしかったです=「よかった、問題ない」の意味
「よろしかった」は、「よい」を丁寧にした言葉です。
そしてこの言葉は、依頼や確認、提案、そして感謝の言葉の後によく使います。
これらの文の中には「よろしいでしょうか?」や「よろしければ」と入っています。
この一文に対して「よろしいです」と使うの一般的です。
ですので「よろしかったです」は、過去の出来事に対して使うということになります。
しかし人によっては、少し丁寧すぎると思う方もいるので相手を選んで使った方が良いでしょう。
イベントが予定通りに進むだけでなく、参加者にも受けた点がよろしかったです
よかったの”カジュアル”な言い換え・類語!
よかったのカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑧うれしく思いました
うれしく思いました=「自分のことのように嬉しいと思った」の意味
この言葉は、相手が嬉しいと思っていることを自分の事のように喜んでいるときに使います。
また「嬉しい」は、ポジティブな意味を持ち、楽しいや感謝の気持ちを伝えることができます。
契約が成立した、願いが叶った、良い出来事があったときなど、様々な場面で使うことができる言葉です。
イベントが予定通りに進み、うれしく思いました
⑨安心しました
安心しました=「ほっとした」の意味
この言葉は「安心した」を丁寧にした言葉で、相手が良い方向へ進みほっとしたことを伝えることができます。
体調を崩していた人が元気になったと聞いた、問題が解決できた際に使います。
ちなみに、「安心しました」よりも「安心いたしました」の方が丁寧な言い方になります。
イベントが予定通りに進み、安心しました
⑩感激しました
感激しました=「心が震えた」の意味
「感激」には、物事を深く感じ気持ちがたかぶるという意味があります。
ですので、映画や記事、スピーチの内容などに強く心を打たれたときによく使われます。
「感激しました」の丁寧な言い方は、「感激いたしました」となります。
さらに丁寧にする場合は、「感銘を受けました」と言い換えると良いでしょう。
イベントが予定通りに進み、参加者にも好評だったと報告を受け感激しました
⑪満足しました
満足しました=「心が満ち足りた、十分」の意味
「満足」には、不平不満がない、申し分ないという意味があります。
ですので、言葉では表せないくらい心が満たされていることを伝えることができます。
また「しました」は敬語表現ですが、フォーマルな場面に限らず日常生活でも使われている言葉です。
より丁寧な言い方にしたい場合は、「大変満足いたしました」を使うと良いでしょう。
イベントが予定通りに進み、参加者にも受けたので大変満足しました
⑫十分だった
十分だった=「物事が満ち足りていて不足や欠点がない」の意味
この言葉は、「十分な」「十分に」と形容詞や副詞として使われる言葉なので、過去形がありません。
過去形にする場合は、「十分だった」「十分でした」とする必要があります。
ちなみに「充分」も同じ意味ですが、一般的に使われるのは「十分」の方です。
しかし、満足したという意味を強めたい、ポジティブ意味にしたい場合は「充分」が適しています。
「充分」には主観的、精神的な満足を表すことができるという特徴があるからです。
一方、「十分」は客観的、物質的な満足を表す際に使われやすいという特徴があります。
また、正式な文章では「十分」が推奨されています。
ですので、迷ったときは「十分」を使うと良いでしょう。
イベントは予定通りに進み、参加者の受けも十分だったと感じています
⑬最高でした
最高でした=「この上なく素晴らしかった」の意味
「最高」とは、地位や高さが一番高いや物事の程度が著しい、この上なく素晴らしいという意味があります。
そしてこの言葉は、映画や小説の感想などカジュアルなシーンで使うことが多いです。
フォーマルな場で使いたい場合は、「至福の時間でした」「幸甚(こうじん)でした」と言い換えると良いです。
ちなみに「幸甚」は、改まった印象を与えることができるので、目上の人に対して使うことができます。
イベントは予定通りに進み、参加者の受けも最高でした
⑭申し分なかった
申し分なかった=「不満がない、十分」の意味
この言葉は、指摘するところがないほど完璧であることを表しています。
また、過去、現在、未来の文であっても「申し分ない」と変化させずに使うこともできます。
しかし、目上の人に対して使うと、上から目線と思われる可能性が高いので注意が必要です。
イベントは予定通りに進み、参加者の受けも申し分なかったと感じています
⑮満ち足りた
満ち足りた=「満足した、心が満たされた」の意味
この言葉は、心が満たされ、これ以上望むものはない状態を表す際に使われます。
また、精神面だけでなく物が足りている場合でも使うことができます。
幸福感といったポジティブ言葉を持っている言葉です。
イベントは予定通りに進み、参加者にも受け満ち足りた結果となりました