今回は「委ねる」の言い換え表現を紹介します!
「委ねる」は処置などを人にまかせる、または全てをまかせるという意味の言葉です。

新しい戦略の策定は、専門家に委ねて進めていきます
「委ねる」は日常生活・ビジネスシーンで使われるニュートラルな言葉です。
この記事では「委ねる」の言い換えを15語紹介しています!興味がある方は記事の続きへどうぞ!
委ねるの”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずは委ねるのフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①委託する


委託する=「ゆだね任せること。人に頼んで代わりにやってもらうこと」の意味
「委ねる」は信頼に基づく任せる行為を意味し、「委託する」は具体的な業務や作業の実行を他者に依頼する行為を意味します。
「委ねる」は部下などの身近な人に任せることで、「委託する」は他の会社など外の人に任せるのかのことであり、信頼の度合いが違いますね。
主にビジネスシーンで使われる、フォーマルな言葉です。



新しい戦略の策定は、専門家に委託して進めていきます
②委任する


委任する=「信頼する人に仕事などをまかせること。委託すること」の意味
「委任する」は特定の権限や業務を正式に他者に任せる行為を意味します。
「委ねる」同様近しい部下に任せる意味合いです。
違いとしては「任命する」意味合いがあり、主に上司が部下に任せる時に使います。
部下の失敗を上司に「委ねる」ことはあるけど、「委任する」ことはないですよね。
こちらも日常生活ではまず使わない、フォーマルな言葉です。



新しい戦略の策定は、専門家に委任して進めていきます
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③依頼する


依頼する=「人に用件を頼むこと」の意味
「依頼する」は特定の仕事や任務を他者にお願いする行為を意味します。
単に仕事や作業を頼む場合に使われ、必ずしも信頼や責任が伴うわけではありません。
頼み事の丁寧な言葉であり、ややフォーマルな言葉だといえます。



新しい戦略の策定は、専門家に依頼して進めていきます
④お任せいたします


任せる=「仕事などを他にゆだね、その自由にさせる」の意味
「任せる」は特定の仕事や役割を他者に任せる行為を意味します。
「委ねる」に比べると信頼や責任などが少し軽い印象ですが、そこが逆に都合がいいこともあって「委ねる」の敬語としては「お任せいたします」が適切です。
主にビジネスシーンで頻繁に使われる、ややフォーマルな言葉です。



新しい戦略の策定は、専門家にお任せいたします
⑤お預けいたします


お預けいたします=「物事の処理を人にゆだねる」の意味
「お預けいたします」は物や情報を一時的に他者に預ける行為を意味します。
信頼は含まれますが、必ずしも全ての責任を相手に委ねるという意味ではないため、そこは「お任せします」と同程度だといえます。
こちらも敬語として使うのに適切で、一般的には物品や資料の取り扱いをお願いする際に使われます。
ビジネスシーンで使われる、ややフォーマルな言葉です。



新しい戦略の策定は、専門家にお預けいたします
⑥管理させる


管理させる=「管轄、処理すること。とりしきること」の意味
「管理させる」は特定の管理業務を誰かに任せる行為を意味します。
「管理」は現代社会において多くの場面で必要なものです。ビジネスにおいて「委ねる」の多くは「管理を任せること」である場合が多いです。
なので、「委ねる」をより具体的に表した言葉だといえます。
日常生活ではあまり使わない、ややフォーマルな言葉です。



新しい戦略の策定は、専門家に管理させて進めていきます
⑦実行させる


実行する=「実際に行うこと」の意味
「実行させる」は具体的な行動を指示するニュアンスが強いです。
「委ねる」は相手の自由にさせる意味合いがあり、「実行させる」は求める結果を出してくれるなら過程は自由にさせる、という意味合いですね。
同じ自由にさせる意味でも、その自由度に差があるといえます。
日常生活ではあまり使わない、ややフォーマルな言葉です。



新しい戦略の策定は、専門家に実行させて進めていきます
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⑧請け負ってもらう


請け負う=「日限・報酬を取り決めた上で仕事を引き受けるのこと」の意味
「請け負ってもらう」は具体的な契約や義務を伴うニュアンスが強いです。
「依頼する」に近いですが、「依頼する」は「お願い」を丁寧にした言葉であり、口約束なども含まれます。
対して「請け負ってもらう」は「契約」でありビジネスにおける取引だといえます。
ですのでビジネスの場で頻繁に使われる、フォーマルな言葉です。



新しい戦略の策定は、専門家に請け負ってもらって進めていきます
⑨託す


託す=「自分がなすべきことを他の人に頼む。まかせる」の意味
「託す」は信頼して重要な役割を預けるというニュアンスが強いです。
ビジネスより個人間での「委ねる」行為ですが、信頼している相手にすべてを任せる意味合いであり、「委ねる」の最上級であるといえます。
ややフォーマルな言葉ですが、日常会話でも信頼の深さを示す際に使われます。



新しい戦略の策定は、専門家に託して進めていきます
⑩引き継ぐ


引き継ぐ=「あとを受け継ぐ。また、あとの人に渡す。仕事内容などの受け渡しをする」の意味
「引き継ぐ」は現在の仕事や責任を他の人に渡すプロセスに焦点を当てています。
「渡す」なので、渡された側は渡した側と同じ内容を「委ねられた」といえます。「引き継ぐ」より「委ねる」の方が任された自由度が高いといえますね。
日常生活ではあまり使わない、ややフォーマルな言葉です。



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委ねるの”カジュアル”な言い換え・類語!
委ねるのカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑪お願いする


お願いする=「願う、依頼するなどの丁寧な言い方」の意味
「お願いする」は頼む行為自体を表します。
「依頼する」をカジュアルにした言葉で、意味合いは同じです。
日常生活では「お願い」で、ビジネスシーンでは「願います」と、丁寧語にすると「お」が外れることもある珍しい言葉ですね。
主に日常生活で使われる、ややカジュアルな言葉です。



新しい戦略の策定は、専門家にお願いして進めていきます
⑫用意させる


用意させる=「前もって必要なものをそろえ、ととのえておくこと。したく」の意味
「用意させる」は特定の準備や手配を依頼する行為を表します。
準備であること・手配を任せていることから、身内であり、ある程度信頼している人に「委ねている」ことがわかりますね。
そのなかでも「準備」の事を指す狭い範囲の言葉で、一言で相手に意図が伝わる言葉です。
日常生活・ビジネスシーンどちらでも使える、ニュートラルな言葉です。



新しい戦略の策定は、専門家に用意させて進めていきます
⑬協力する


協力する=「力を合わせて事にあたること」の意味
「協力する」は共に取り組む行為を表します。
完全に「委ねている」とは言えないかもしれませんが、相手主導で作業にあたるなら「協力」であり「委ねている」でもあります。
どちらにせよある程度の信頼関係は必要ですね。
こちらも日常生活・ビジネスシーンどちらでも使える、ニュートラルな言葉です。



新しい戦略の策定は、専門家に協力して進めていきます
⑭助けてもらう


助けてもらう=「力を貸して、危険な状態から逃れさせる」の意味
「助けてもらう」は困難な状況や自分では解決できないことに対して他の人から支援を受ける行為を表します。
先ほどの「協力」の意味もありますが、自分ではどうしようもないため相手に「委ねる」行為でもあります。
ただ「委ねる」には委任する意味合いも持つので、助けてもらった際に「委ねた」と発言するのは誤りなので気をつけましょう。
日常生活でよく使われる、ややカジュアルな言葉です。



新しい戦略の策定は、専門家に助けてもらって進めていきます
⑮手伝ってもらう


手伝う=「他人の仕事を助けて一緒に働く。手助けをする。助力する」の意味
「手伝ってもらう」は支援や協力を依頼する行為を表します。
「手伝う」は本来なら「助ける」の逆の意味ですが、手伝いを頼むという言い回しの表現ですね。
こちらも日常生活でよく使われる、ややカジュアルな言葉です。



新しい戦略の策定は、専門家に手伝ってもらって進めていきます
いかがでしたでしょうか?ビジネスシーンで頻繁に使われる言葉が多いですね。「委ねる」もビジネスシーンで使われますが、基本的に身内に使う言葉なので相手に使うのには適していません。上手に言い換えられるようにしたいものです。
退職や転職で悩んでいるあなたへ